兵庫県は西播磨県民局長だった職員を解任し、退職を認めないとする人事異動を先月(3月)発表し、これについて斎藤知事は会見で「局長としてふさわしくない行為をし、本人もそのことを認めている」と述べました。
一方、元局長は1日、「ふさわしくない行為をしたなどと認めた事実はない」とする文書を発表しました。

まず、今回の兵庫県斎藤パワハラ知事問題について議題にしたいと思います。

 

と言うのも今回の問題の本質は

  • 兵庫県の斎藤知事のパワハラが酷すぎるので、告発された
わけだけど、その後の対応こそが「大きな問題」であり「政治家として最もやってはならないことをしてしまった」ことこそが「大問題」であると言えます。

 

と言うのが上の内容の兵庫県斎藤知事が記者会見で述べた内容

  • 事実無根の内容が多々含まれている内容の文章
  • これを職場のPCで業務時間中に作成したと言う””可能性がある””
  • これらの内容について””局長本人も認めてる””
ざっくりまとめると上の内容であり、これによって

 

兵庫県の元西播磨県民局長は、ことし3月、斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を配布し、停職3カ月の懲戒処分となりました。

 

兵庫県は知事のパワハラを告発した””元局長””に対して「停職3ヶ月の懲戒処分」としたわけですよ。

 

で、これが「今回の問題の最大であり最悪の対応」であり、兵庫県ってのは「コンプラ最悪」でしかなく「知事のケツ舐め忖度」が「酷すぎる」ものだと言える内容なわけですよ。

 

と言うのももう一度整理すると「兵庫県が元局長を処分した理由」が

  1. 兵庫県知事に対して、多くの事実無根の内容が多数存在する無根拠の「パワハラ告発文章」であること
  2. これを職務時間中に業務PCで作成されている(と言う可能性)
  3. このように兵庫県知事を誹謗中傷している文章を「内部告発」と称して「マスコミ・マスメディアに送付」している
  4. これら「すべてに対して””元局長自身がすべてを認めている””」こと
これらの内容であり「停職3ヶ月の懲戒処分」だと言ってるわけですが、そもそもこれこそ「パワハラ問題として一番やっちゃ駄目であり、権力に””総ケツ舐め忖度人事””」の結果であるわけですよ。
 
なので、この「兵庫県知事パワハラ問題」は「単なる知事個人の問題」から「兵庫県そのもの」の「問題」に「昇格」したってことになったわけですよ。
 
パワハラ問題ってのは、基本的に「パワハラした本人が””パワハラをやってる””」って「実感してない」わけで「パワハラされた側」自体が「パワハラを受けた」と感じることが「パワハラ」であり、そして「それが””常習的に行われる””」ことで「問題」となるわけですよ。
 
で、今回の兵庫県のパワハラ知事問題は「事実無根」だったのか?って言えば

 

  1. 【3月中旬】元県民局長の男性(60)が告発文を送付 
  2. 【3月27日】斎藤知事が「事実無根」「うそ八百」と否定
  3.  【5月7日】元県民局長の男性(60)が停職3か月の懲戒処分 
  4. 【その後(日時不明)】県の内部調査で告発文が一部事実と判明 
  5. 【6月13日】県議会が百条委員会の設置を決定

上の内容から「兵庫パワハラ問題」を時系列で示すと「項4」において「””事実無根””」これは間違っていた」って事になるわけですよ。

 

なので結局は

  1. 兵庫県知事のパワハラ問題の事実を「中立な立場」として「兵庫県の人事は確認してなかった」
  2. 兵庫県の人事は「兵庫県知事の言い分を最大限」に汲み取った
  3. その結果「元局長を3ヶ月の停職処分」の「懲戒処分」と決定した
と言う「パワハラ問題として””やっては駄目な調査結果””」である「告発者側を処分する」と言う「最も最悪な告発対応」をしたわけで、これって「告発すると罰せられる」と言う「最も最悪なコンプラ対応」を「兵庫県」が行ったわけですよ。
 
で、その結果
  • 【7月7日】元県民局長の男性(60)が死亡
結果的とは言えこのような結果となったわけで、この責任は「兵庫県の知事」にももちろんあるが「一番の責任」は「兵庫県」にあるわけですよ。
 
あともう1つの問題は「兵庫県」として「元局長に停職3ヶ月の懲戒処分」の決定に対して「事実無根」以外にも
  • 元局長自身「事実無根の告発内容」を””認めてる””
  • 業務時間中に業務PCで告発文章を作成していた(と言う可能性)
いやあ特に「なぜ懲戒処分にしたのか」と言う「理由」を「兵庫県知事」が述べた内容で「業務時間中に業務PCで告発文章を作成していた””可能性””」を「口にしてる」わけで、これ「あくまで””可能性””」これも「懲戒処分」の「妥当性」に含んでる事が1つ!!
 
あと最大の問題は「元局長が事実無根の告発分を作成したと””認めてる””」と言う話自体「知事会見後」に

 

一方、元局長は1日、「ふさわしくない行為をしたなどと認めた事実はない」とする文書を発表しました。

とあるわけで、当然これに対して「兵庫県側の人事」にも「同じ事を言われたら、元局長は同じ事(認めた事実はない)を言うだろう」って思うが、これを「けんもほろろで一切聞く耳を持たず汲み取ってない」結果であり、なので「兵庫県の人事公務員達」が「兵庫県斎藤知事のパワハラを組織ぐるみで隠蔽」と言う「最悪」な事をやったわけですよ。

 

で、こんな事が「まかり通る」とどうなるか?って言えば

  1. そもそも「告発者」が居なくなる
  2. まともな職員の多くは「退職」を決断することに
  3. ケツ舐め忖度役人が量産される
  4. 当然業務効率はだだ下がり
  5. 誰も知事に意見を言わず知事の言うとおりの「独裁化」へ
そもそも「パワハラが何故駄目なのか?」って言えば「まともな人が皆辞めて、残った多くが””ケツ舐め忖度化””」となり「職場はギスギス」で「業務効率がだだ下がり」となるわけで、結果的に「組織にとって””百害あって一利なし””」でしかないから「辞めましょう」が今の「多くの組織のコンプラ」なわけですよ。
 
まして「税金で運営されている公務」において「パワハラ」これを「ケツ舐め忖度して隠蔽する」これ自身「兵庫県にとって最悪の選択結果」でしかなく「税金払ってる県民」に対して「最も背信的行為」であるわけで、だから「最悪」そのものの「行為」であると言えるわけですよ。
 
いやあ本当「パワハラ知事と戦わずに””ケツ舐め忖度でパワハラ行為そのものを隠蔽””」し、調査結果として「告発者がすべて悪く””事実無根””で””本人も認めてる””」として「告発者を重い懲戒処分」として、その結果「告発者は自死を選んだ」と「最悪すぎる」結果になったわけで、これ相当「兵庫県の罪は重い」って思います。

 

まあ、最近この手の「腐ったケツ舐め忖度官僚」ばかりが「はびこってる」わけであり、何か「日本は屋台骨が腐りきってる」なあって思う「今日この頃!!」

 

 

あと「パワハラのややこしい」事は「本人が何故これが””パワハラに当たるのかを理解できない””」わけであり、あと「この斎藤知事は今年46歳」だそうで、この年齢で「生まれ変わって対応していく」ってのは「一般的に無理な年齢」であり、あと「今から生まれ変わって脱パワハラ」ができるなら、そもそも「告発された時点で生まれ変われた」と思うが、その「告発」に対して「事実無根じゃないと言う告発者意見を無視」して「重い懲戒処分」したわけですよ。

 

それを今更「告発者を極悪人にして、結果的に自死した元局長問題」が起きたらその場限りの嘘である「生まれ変わる」ちゃんちゃらおかしいし「生まれ変われない無理だし遅すぎ」でしょうであり、本当「ここでも””その場限りの嘘””」で「辞任を回避」しようとする「東大卒=勉強が超得意」なだけで「あたま悪すぎ」って思う今日この頃!!

 

まあだけど「この問題もあまり””テレビで取り上げてない””」ようで、なので「すぐに有耶無耶」になって「兵庫県斎藤知事のパワハラは継続確変確定」になるんだろうなあって思うわけで、本当「日本の質がどんどん低下」するって思う「今日この頃!!」

 

 

あと上の動画の最後の方にあるが「兵庫県知事」が「改めてパワハラ研修動画」を見て感想を言ってるが「自分の行った事は指導であって、ぱわはらじゃない」と記者質問に答えたそうで、筆者が記載した通り「パワハラ気質な人」は「自分自身のパワハラ言動」に対して「本気で指導した」って思ってるわけで、なので「パワハラは””受けた側が判断するもの””」であり「そもそも””パワハラ自体を理解できない知事””」が「何をどうやれば””生まれ変われる””」のかってのが「よく理解」できる内容だと思う「今日この頃!!」

 

 

それと「筆者も同じような経験」をしたが「会社の会議の中」で「やたら声のでかいパワハラエンジニア」が「持論を述べて強引に対象プロジェクトのやり方を押し通した」事があった(もちろん反論があったが、パワハラ人間が激切れモードで結果的に強引に決まった)が「後にその内容自体が問題」となったら「パワハラ押し通しした人間」が、またしてもでかい顔で「何でこうなってる」と「皆で打ち合わせして合意した」んだから「今更できない言い訳をするな!!最終的にミーティングで皆が合意したから、このままやるのが当然だろ!!」とか言ってる様を思い出しました。

 

いやあだから「生粋のパワハラ人間はこれだからたちが悪い」し「だから反省なんてできない存在」だなあって改めて実感する「今日この頃!!」