河野太郎色々やばい存在だろ!!

 

上の内容何がやばいか!!って言えば、これを「ITで30年ぐらい飯食ってきた筆者」が丁寧に説明していきたいと想います。

 

 

 

 

 

上の内容は「直近1年ぐらい」で「ガバメントクラウドと言うデジタル庁」がやろうとしてる内容の「批判記事」内容です。

 

今回の話ですが、これを単純に説明すると「地方自治体」が「運営」している「システム」これを「ガバメントクラウド」と言う「国産クラウド基盤」に「地方自治体のシステム」を「すべて移行」それも「2025年以内」で!!

 

そもそもIT関連で期限が短い=デスマーチが大体起きる件について

 

ここでまず「非常にやばい」なあって思ったのが「期限の短さ」です。

 

この時点で「筆者」は「中身を精査」する以前に「期限が短すぎる」としか思えず、期限の短さは「正に失敗原因のほとんどの割合」を示す結果しか、これまで筆者は経験してこなかったわけであり、いやあこの時点で「やめといた方が良い」以前に「全体計画の見直し」をしたほうが良いんじゃねえか!!って提案したいですね。

 

次に「システムの移行」って「IT関連の仕事の中で、しんどい作業」に対して「費用対効果」が出にくいものであり、特に現行の「オンプレ」から「クラウドインフラ、たとえばAWSやGCP」などへ移行する場合ってのは「単純移行」じゃなくて「それぞれのクラウドインフラに特化した形」での「移行対応」が必要となり、もちろん「ほとんど作り直し」レベルな部分が「多く」出るわけですよ。

 

そもそも「クラウドインフラ」とは何かって事を簡単に説明します。

 

現行のクラウドインフラやオンプレの説明

 

その前に「オンプレ(オンプレミス)」とは「たとえば自社がサーバを自前で購入してデータセンターに預けて」的な形で「サーバを自社が管理」している形の事を指してるわけで、どちらかと言えば「さくらインターネット」とか日本大手サーバインフラ会社が提供する「VPS(仮想専用サーバ)」とかが「性質」的には「移行しやすい」感じかと言えます。

 

逆に言えば「クラウド」ってのを「筆者が業務で使ってるAWS」で説明すれば「仮にオンプレ環境を単純移行」するならば「EC2やRDS」などの環境を利用した形のシステム移行となるわけですが、この場合「あまり””クラウドインフラ””」を利用するにあたって「それほどメリットが無い」と言うか「逆に普通にVPS環境」に「移行」したほうが「かえって楽」かも知れないです。

 

と言うのも「EC2やRDSとか””スケール””」が容易にできたりする反面、その「クラウドインフラ独自の仕組み」に依存する必要があり、なので「単なるオンプレでスケール化など""高可用性 (HA)機能""」を導入してた場合は、これに対して「クラウドインフラの方言のようなものに””おきかえてやる””」必要があり、当然「システム変更」となるので、これらに関する「対象の検証テスト」等が必要になります。

 

あと「AWS等のクラウドインフラ」で「普通にEC2やRDSだけを使う」ってのは「あまりメリットが少ない」わけで、その理由として「普通はクラウドインフラが提供しているサービス」を「うまく使う」ことが「前提」となってるわけなので「単純にEC2やRDSだけを使う」ならば「別にオンプレ」だから「コストが高くなる」ってわけじゃないです。

 

言い換えるなら「オンプレ」の問題としては

  1. サーバ購入費用等の初期コストがバカ高い
  2. オンプレだとシステム拡張が難しい(項1に類する高コストが必要となる)
  3. 運用管理でインフラエンジニアが必要となりコスト高
  4. 初期計画に失敗すると「リカバリ」が難しい(過度な環境だと無駄なサーバコスト、足りない場合は新たな拡張コスト等)
  5. サーバが古くなると””効率が悪くなる””ので、リプレースが必要だが””コストがバカ高い””問題
ざっくり言えば「柔軟な対応をやろうとするのが難しい」のと「初期コストやリプレースコストが大きくかかること」があるわけだが、それ以外のケースを考えた場合の「運用コスト」ってのは「相対的に見れば””それほど膨大””」なのかって言えば、慣らせば「それほど大きくない」ケースもあるわけで、ケースバイケースなわけですよ。
 
で、今回の場合は「地方自治体等が管理するシステム」なので、一般的な「B2C」的な利用想定とは違って「利用状況が想定しやすい」ものだから「別にオンプレ」であっても「長期的な計画」で「運用コストを計算」すると「それほど高いもの」なのか?って言えば「それほど高くならない」のではないか?ってのが「正直筆者」の意見です。
 
一方で「クラウドが安い」として「一般企業」が「オンプレやVPSから乗り換えた」理由としては
(AWSを中心に記載していますが、大体他のクラウドインフラも同じようなものかと)
  1. EC2やRDSなどは起動時間(秒単位)でお金が発生するので「オンプレと違いサーバ導入コスト」が「少ない」利点
  2. lambdaを代表するようなサーバレスによって「実行時間(秒単位)」でコストが発生する利点
  3. S3等のストレージ利用で「高可用性(HA)」を気にしなくて良い利点や1TB25USDで安価な点など
  4. IAM等で権限管理が容易な利点
  5. terraform等でインフラ定義のコード化(githubで管理ができる)の利点
  6. オンプレと違ってインフラエンジニアじゃなく、プログラム書くエンジニアてもインフラ構築や運営ができる利点

要するに「新しくシステム導入を行う場合に低コストで始められる」や「それぞれ専用のサービス」があるので、これらをうまく使えば「低コストで実現できる」など、この辺が「IT関連」が「クラウドインフラ」を利用する利点なわけであり、なので「結果クラウドインフラ」を使えば「低コスト」で「実現できる」これが「AWSを代表するようなクラウド利用=安い」とされてるものであるかと想います。

 

(ここまで、現行のクラウドインフラやオンプレ説明終わり)

 

そもそも地方自治体のシステムをガバメントクラウドにして安くなるのか?

 

答えから言えば「あまり安くならない」ですね。

 

と言うのも、先程書いたように「現行の地方自治体のシステム」は「オンプレ」でも「利用者数の想定」等ができるので「何か時々によって””大幅なスケールアップ対応””」とか「特に必要」としないわけで、単純に「データの冗長化やバックアップ対応」を「淡々とこなす」事や「法律や制度変更」等での「システム改修」が行われる的な感じで、普通に「オンプレ」で「一定期間運用する計画年数の総額」で計算すれば、別段「オンプレだから高額」とはならないと言えます。

 

逆に言えば「2025年を期限」として「ガバメントクラウドに移行」となった方が以下の点で「コスト増」になると言えます。

  1. システム作成時の切り替え時期と違う移行時期によって、オンプレに投資した金額分損をする問題
  2. システム移行をガバメントクラウドへ移行するためのコスト増加問題
  3. ガバメントクラウドに精通した人が全国の自治体に居ない問題
ここで項1や2については、これまで記載した内容を見ると「容易に予想」できるかと思います。
一方で、項3については「これ実は相当重要」であり、逆に言えば「AWS知らないけど、AWS導入でシステム構築コストが安くなった」とはならず「AWSと言うクラウド基盤の知識=技術」これが「無ければ””最適な形””」として「クラウドインフラ利用」は「無理」なわけですよ。
で、今回の「ガバメントクラウド」って「選択制」で「AWSを筆頭に有名なクラウドを選択できる」みたいですが、当然「これまでオンプレ知識に精通した自治体職員」は「必ず存在」する一方で「既存のクラウドインフラに精通した自治体職員」って「ほとんど存在しない」んじゃないか?って思うわけですよ。
 
そしてこれに対して「2025年中に移行対応しろ」って、まあ「無理」だし「地方自治体のそれぞれのシステム」って「ベンダー依存」で「独自で作られたもの」なので「移行自体」も「簡単じゃない」一方で「クラウドインフラへ」と「まあ無茶」だし「移行コストは相当かかる」わけですよ。
 
あと「そもそも」ですが「IT人材」それも「クラウドインフラに精通しているITエンジニア」って「普通にWebアプリとか作ってるJavaエンジニア」とかと比べると「相当少ない」わけで、だけどこれを「全国津々浦々2025年中」って「人材の取り合い」にしかならないんじゃねえか?ってわけで、この辺も「やばい要素」の1つなのかって思いますね。
 

システム移行のややこしい点:システム連携の問題

 

筆者としてやりたくない仕事は2つ。

  1. システム移行対応
  2. システム連携対応
特に項2については、システム連携元の「明確な仕様」が無いと「めちゃ想定外なトラブル」とか起きる事もあるので「やりたくない仕事」の1つですね。
 
なので、仮に「地方自治体のシステムをガバメントクラウドに移行」した時に「中央のシステムとの連携」も「新しくクラウドインフラ対応」になり「仕様が違うもの」になりますとなることは「まあ想定できる」ものであり、それがあると「新しくシステム連携対応」をやる必要が出てくるので、これによって「対応期日も必要」だし「新たなコスト」も発生することになるでしょう。
 
その他:オンプレからクラウド移行はNGな理由
 
これ結論に近いのですが、単純にオンプレからクラウド移行に「失敗」した企業って「結構多く」あるのかって思います。
 
ってのも、筆者がオンプレからAWS等のクラウドインフラ利用で「便利」だと思ったのは「AWSの場合はAWSに特化した形で””新しいシステム構築を行う””」であり、これは「オンプレと違った形」で合理的で便利だと利用実感があります。
 
また逆に「会社の中核の基盤的なオンプレのシステム」を「クラウドに移行して””大失敗””」した現場を見ており、結論から言えば「オンプレからクラウドへの単純な移行は無理じゃねえ」って思った次第です。
 
結局「クラウドはクラウドが提供するサービスの特性」にあった形で「システムを構築」する事で結果的に「低コスト化」につながるわけであり、なので「オンプレはオンプレに合わせた設計」で「クラウドインフラはクラウドインフラのサービス利用を想定した設計」なわけで「全く別の環境」だと思った方が良いわけで、なので「単純にオンプレからクラウドで低コスト化」とか言う奴らは「頭ん中お花畑だし、にわかITエンジニア」なのかと言えますね。

 

総括:2025年内で地方自治体システムのガバクラ移行は無理でしょうね!!

 

まあ「河野太郎の無駄な突破力」的な「単なるブレーキぶっ壊れた暴走特急」が「遺憾なく発揮」された「もの」でしかなく、本来ならば「オンプレの減却消化の切り替え時期」に「ガバクラ移行」を計画する的な「形」にして「それぞれクラウドインフラに精通したIT人材」を中心に「システムリプレース」レベルで「再構築」する形にせずに「河野太郎お得意の””ゴリ押し””」いやあ「大失敗」しか見えないわけですよ。

 

だけど「河野太郎」は「マスメディアたちに守られて無傷」一方で「地方自治体に多大な負担を与え」そして「大失敗のツケ」は「国民の税金で支払われる」わけで、いやあ「いい加減この流れ」って「そろそろやめないの?」って思うわけで、いやあ「普通にマスメディア」は「河野太郎の実態」を「普通に報道」してほしいって思う「今日この頃!!」