マイナンバーシステムで、児童手当や介護保険申請などの手続きを簡略化する機能が活用されていない。15日に公表された会計検査院の全国調査によると、2022年度に半数以上の自治体が活用したのは1258機能のうち33機能(3%)だけだった。住民側には、本来なくなるはずだった負担が生じ続けている

 なかでも、検査院が「非常に大きな影響が出ている」と指摘したのが、会社の退職などに伴い、自治体に届け出る国民健康保険の切り替え手続きだ。

 詳細を調べた451自治体の大半でマイナシステムの機能が使われず、22年度は約220万人が、証明書などの提出を求められていた。国はシステムで前職の情報が得られ、証明書はいらなくなるとしてきたが、自治体が活用しようとしたところ、最新の情報に更新されておらず使えなかったという。

そもそも「マイナンバーカード」とか「マイナ保険証」とか、それを導入しても「根底はマイナンバーと紐づく従来の国や地方自治体などの各システムと連携している情報」これを扱うだけであり、なので「その中でリアルタイムで運用されてない情報」については「マイナンバーカード」を利用していても「変わらない」ので「対象情報の更新・反映」が「2週間感覚」とかだと「マイナンバーカード」を使っても「リアルタイムで反映されない」のは「当たり前」なわけですよ。

 

結局「マイナンバーカード」って「従来の国や地方自治体などの各システムと連携=マイナンバー」なわけで、この情報に紐づけた情報しか取得できない「仕様」なわけで、なのでこれまで「河野太郎」が「マイナ保険証は便利」だと「ほざいてた」のは「まあ嘘」だったわけですよ。

 

大体「マイナ保険証」とかって、単に「マイナポータルで情報が見れる」とか「マイナ保険証カードリーダ」で「保険証の資格確認」ができるけど、一方で具体的な情報参照先は「レガシーな""従来の国や地方自治体などの各システム""」なので、まあ「定期的なバッチ実行で処理結果が反映される=レガシー」だから、まあ「上っ面だけデジタル(笑)」でしかない代物でしたってわけですよ。

 

まあはっきり言って「ハリボテデジタル(笑)」これが「マイナ保険証」の実態でしかなく、結局これだから「結果的には特段””紙の保険証と変わらない程度””」これが「マイナ保険証の実態」でしかなく、だから「マイナ保険証を利用しない」わけですよ。

 

そう言えばこの間「外来診療で大病院」に「行ったんだけど””保険証の資格確認””」が必要だったので「紙の保険証で資格確認」しようと思ったのですが、その横に「マイナ保険証の資格確認」の「コーナ」で「列を作る事」なく「誰も利用してない」のかなあって思ったら「1人マイナ保険証で資格確認」をしてましたが、いやあ「これ別に””紙の保険証で良いじゃん””」って思った次第です。

 

ってのも「紙の保険証」と同じく「マイナ保険証カードリーダ」これの前に「病院のスタッフが1人が常駐」しており、この時「案の定マイナ保険証の顔認証に失敗」したから「病院のスタッフが””暗証番号入れてください””」となり、だけど「マイナ保険証利用者は暗証番号を忘れた」わけで、色々「右往左往」してたわけですよ。

 

なんて言うか「マイナ保険証利用現場」を見てると「マイナ保険証カードリーダに1人の病院スタッフが常駐」一方で「紙の保険証も1人の病院スタッフが常駐」となっており「どちらも同様にスタッフ1人を常駐」させるわけであるから、これ「マイナ保険証って本当に必要」って実際の現場を見て「感じました」ね!!

 

あと「資格確認としての作業工程」として「紙の保険証」の場合

  1. 資格確認をする人が病院スタッフに紙の保険証を渡す
  2. 病院スタッフは紙の保険証の保険証番号をパソコンに入力する
  3. 病院スタッフは、入力結果に対して資格確認を行う
一方で「マイナ保険証」の場合
  1. 病院のスタッフが資格確認をする人に””マイナ保険証カードリーダにマイナ保険証を置いてください””と言う
  2. 資格確認をする人がマイナ保険証をカードリーダに置く
  3. 病院のスタッフがここがカメラなので、この位置で顔認証をしてくださいと言う
  4. 資格確認をする人が指定された通りで顔認証を行う
  5. [顔認証が成功した場合]ここで終了
  6. [顔認証が失敗した場合]マイナンバーカードの4桁の暗証番号をここから入力してくださいと病院スタッフが促す
  7. 資格確認をする人が4桁の暗証番号を入れる
  8. [暗証番号が成功した場合]ここで終了
  9. [暗証番号が失敗した場合]紙の保険証を持ってないか病院スタッフが促す
  10. [紙の保険証がない場合]資格確認失敗で10割負担
  11. [紙の保険証がある場合]紙の保険証番号を元に資格確認の問い合わせ対応

まあ筆者は大病院の外来で紙の保険証確認中に「となりでマイナ保険証カードリーダ」を1人の人が利用していて「顔認証失敗」したようで「病院スタッフ」から「暗証番号入れてください」って「言われてた」ので、リアルで「マイナ保険証のカードリーダの顔認証率って最悪なんだなあ」って思ったわけで、こんな調子で顔認証の失敗工程が増えるものなら、いやあ「普通に紙の保険証」で「十分じゃねえのか!!」って思った「外来のこの頃!!」