産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が20、21両日に実施した合同世論調査で、岸田文雄内閣の支持率は前回調査(昨年12月9、10両日)比で5・1%増の27・6%となった。支持率の上昇は昨年8月以来。不支持率は66・4%(前回比5・5%減)だった。

自民党派閥パーティー収入不記載事件を受けて、岸田首相が岸田派(宏池会)の解散を表明したことは「大いに評価」と「ある程度評価」が計64・3%で、「あまり評価しない」「全く評価しない」の計31・6%を大きく上回った。岸田派以外の派閥の解散の必要性は「それぞれが判断すれば良い」が47・4%、「全て解散すべきだ」は43・2%、「解散する必要はない」は6・9%だった。

ただ、首相が有権者が納得する政治改革を実現できるかどうかは「あまり期待しない」「全く期待しない」が計61・7%で、「大いに期待」「ある程度期待」は計37・4%にとどまった。自民党に設置された政治刷新本部も「期待しない」(69・5%)が「期待する」(28・3%)を上回った。政治資金規正法の改正が「必要」との回答は90・5%に上った。

1日に発災した能登半島地震での政府の対応は「迅速だった」「ある程度迅速だった」が計53・7%で、「やや遅かった」「遅かった」は計44・5%。今年の春闘で物価上昇を上回る賃上げの実現には「あまり期待しない」「全く期待しない」が計57・3%に対し、「大いに期待」「ある程度期待」は計41・5%だった。

岸田首相にいつまで続けてほしいか尋ねたところ、「9月の自民党総裁任期まで」が29・3%で最も多く、「3月末前後の来年度予算が成立するまで」(23・8%)、「すぐに交代してほしい」(18・5%)、「国会が終わる予定の6月ごろまで」(16・8%)、「9月以降も続けてほしい」(9・2%)と続いた。

次の首相にふさわしい人物では、石破茂元自民幹事長が20・3%でトップ。小泉進次郎元環境相は15・0%、河野太郎デジタル相は9・2%と続き、昨年10月調査以降、「小石河連合」がトップ3を占める傾向が続いている。

調査では内閣支持率に関し、答えが不明確な場合は「どちらかと言えば」と再度、質問して回答を得た。

いやあ、すげえなあ!!安倍派裏金4000万円以上の3人が捕まり「会計責任者(雇われ一般人)」だけが、起訴され、一方で5人衆含めて「不起訴」と言うデタラメ決着、その中身は「安倍派5人衆=当時の会長が勝手に・知らなかった・秘書が勝手に」その他「安倍派裏金議員も””当時の会長が勝手に・知らなかった・秘書が勝手に””」の白々しさで「検察による””ケツ舐め忖度不起訴””」これで「内閣支持率が上がる不思議」!!

 

あとこれが「すごい」ってのが

岸田首相が岸田派(宏池会)の解散を表明したことは「大いに評価」と「ある程度評価」が計64・3%

いやあ「テレビ報道」これが「裏金問題」から「派閥は悪」的な報道を「繰り返し行い続けた」事で「裏金問題の解決=派閥解散」と言う「フェイク」に「国民は乗ってしまった」わけであり、その結果が「支持率5%アップ」いやあ「マスコミ・マスメディア最悪だなあ」って思いますね。

 

これ「今解散」しても「いつの間にか派閥が出来上がる」わけで、逆に「裏では実際には解散していない」わけで、当に「表札を変えただけ」で「中身は同じ」にしかならないわけですよ。

 

あと「自民党裏金問題」ってのは「派閥が原因で起きたもの」じゃなくて「政治資金収支報告書に記載したら””何の問題もない””し””無税””」なのに、これを「意図的に記載しなかった」わけで、そこで「派閥と言う場所」で「派閥側は””記載するな””」で「派閥議員も””記載しなかった””」と言うのが「問題の本質」なわけですよ。

 

それとそもそも何故「政治資金収支報告書」これがあるのかって言えば「政治と金」これに対して「透明性をつける」ためのものなのに、これに対して「意図的に記載しない=政治資金収支報告書には書けない使い道にしたい」だから「この裏金問題のそもそも問題」なわけですよ。

 

あと「政治資金収支報告書に記載=無税」一方で今回の「記載しなかった収入=雑所得」となり、なので「所得税が発生」するわけですが、これに対して「誰も納税してない」わけですよ。

 

もう1つはこの「政治資金パーティや勉強会」これが事実上「企業・団体献金の場」として利用されてる問題があり、そもそも「企業・団体献金=政治とカネの温床」だから、それは辞めましょう~代わりに「政党助成金を税金から捻出して人数に応じて党に分配」するから、だから「企業・団体献金は禁止ね」と言う「法律になってる」わけですが、実際には「堂々と企業・団体献金」が「行われ続けた」問題があるわけですよ。

 

なのでこのように「派閥を解散=裏金問題が解決する」とはならないわけであり、たまたま今回は「派閥が舞台」であったわけであり、なので結局「派閥解散」だけでは「全く自民党裏金問題」や「実質企業・団体献金は続いてた」問題は「全く解決しない」わけなんですよ。

 

なのに「テレビだけを見てるB層たち」は「深掘って考えない」から「岸田首相よくやってらっしゃる=内閣支持率5%爆上げ回復」となるわけで、本当「派閥解散話だけをピックアップ」して「報道を続けるマスコミ・マスメディア」は「岸田政権を事実上支えてる屋台骨化」していることを「自覚すべき」なんじゃないかって思う「今日この頃」!!