大阪万博「国費負担1兆円超」でかすむ経済効果…“逃げ”姿勢の吉村知事は「国開催」強調のトホホ
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2023/12/18 日刊ゲンダイ


「最後まで責任を持ってやりたい」はどこ行った?(大阪の吉村洋文府知事)/(C)日刊ゲンダイ

 めっちゃカネかかるやん──。2025年大阪・関西万博の開催費用の全体像が判明した。会場建設費や「日本館」の整備など、国費負担の総額は1647億円。万博に直接関係するインフラ整備費は国費負担を含め計8390億円にも上る。あわせて1兆円超の負担を背負わされる国民にしてみれば、「ふざけた話」である。

 1647億円の内訳は、▽国と大阪府・市、経済界が3分の1ずつ負担する会場建設費783億円▽日本館の整備費360億円▽途上国の出展支援240億円▽警備費199億円▽機運醸成費38億円▽誘致費用27億円。インフラ整備費8390億円のうち「会場周辺の整備費」が810億円、「会場へのアクセス向上費用」が7580億円を占める。

 こうした直接経費に加えて間接経費もひっくるめると、インフラ関連費用は計9.7兆円に達する。さらに会場内で運航予定の「空飛ぶクルマ」の実証など、各省庁の万博関連の事業費は3.4兆円と見込まれている。

 政府は近く関連事業を含めた費用の全体像を示す方針で、透明性を確保するために第三者委員会の設置を調整中。しかし、いくら取り繕おうと、肝心の盛り上がり感は皆無に等しい。

 毎日新聞の世論調査(16、17日実施)によると、万博のチケットについて「購入したいと思う」がわずか10%だったのに対し、「購入したいとは思わない」がナント79%。共同通信の世論調査では、万博を「計画通り実施するべきだ」が18.8%にとどまった。

やたら「国主催の事業」と強調で経済効果の試算額にも触れず…


チケット「購入したいとは思わない」がなんと79%!?(C)日刊ゲンダイ

 赤字必至の状況に、旗振り役の吉村大阪府知事は“逃げ”の姿勢だ。「最後まで責任を持って(万博を)やりたい」とテレビで豪語してきたのに、先週14日の会見では、赤字に陥った際の対応について「万博は国主催の事業ですから、国主催の事業で国が赤字を補填しないと言っている運営費を大阪府・市が負担するのは明らかにおかしい」などと主張。やたら「国の事業」と強調した。

 一時は自身のX(旧ツイッター)に頻繁に投稿していた万博による経済効果の試算額(2.4兆~2.8兆円)にも触れなくなった。

 膨大な国費負担を前に頼みの経済効果もかすむばかりだ。

 吉村知事は自身のインスタグラムで、「ミヤネ屋」の宮根誠司氏と橋下徹元大阪府知事とのスリーショットを公開。〈おっさん筋トレ同好会、やで。無理しない範囲でほどほどにやらなあかんわ〉と感想を添えた。そんなことより、万博は「無理しない範囲」をとっくに超えとるけどな!

万博は「国が責任を持つもの」と「連日大阪維新の吉村」はそう言う。

 

 

だけど「大阪万博開催地」に「万博誘致時点で開催場所として上がってなかった””夢洲””」

 

 

だけど「その後””大阪維新””の松井」が「大阪万博開催地」を「夢洲」に決定したわけで、これが「大阪万博大失敗の始まり」となったわけですよ。

 

 

一方で「じゃあ何故大阪万博の開催地」として「夢洲」が選ばれたのかと言えば、上にあるように「夢洲IR」つまり夢洲に「カジノを作ろう」ってわけで、なので「夢洲で大阪万博」を「開催」したら「大阪万博の費用」で「インフラ等の整備の大義名分」となるわけで、結局「大阪万博の大失敗の原因」である「夢洲を開催地」の「根本原因」は「反対が多い””カジノ””のインフラコスト等」負担割合を「見せかけ上減らす」ための「生贄」になっただけなんですよね。

 

 

 

で、この内容が一番わかり易いわけで、当初大阪維新の吉村&松井が「IR公費負担ゼロ」って言ってたのは、この「夢洲で大阪万博をやる事で夢洲へのインフラ整備は大阪万博のお金でやる」だから「IRは公費負担ゼロ」と言う「虚構」を生み出そうとした、正に「大阪万博は大阪IRの生贄」でしかないと言うのが「よく分かる内容」だと言えますね。

 

そして冒頭の記事にあるように「こんな廃棄物埋立地」で「大阪万博」をやろうとすれば「軟弱地盤」と言う「超金かかる」ものでしかなく、それが「沖縄辺野古基地」のように「一体いくら掛かるかわからない」未知への挑戦となり、具体的に「どれくらいかかるのか?」ってわけで、いやあ普通に「土壌対応が不要」な候補地で開催すればよかったわけで、本当「夢洲””カジノ””」のため、いやあ「もはや大阪維新は犯罪者集団そのもの」でしかなく、国民の代表が「国民を騙す」いやあ「自民党と甲乙つけがたい存在」だなあって思いますね。

 

 

 

そして「こんな””どす黒いカジノのため””の大阪万博の夢洲開催地」そして現状「殆ど建物が立ってない中」において、500日を切ってるわけで、そんな「たった半年の祭典」なのに「開催しても多くの建物が立たない可能性」そもそも「水道や電気インフラとかトイレとか」そもそも「数千万人の入場者数を支える移動インフラ」この辺「現在様々問題」となってるわけですよ。

 

で、それ以前に「軟弱地盤」まさか「大阪万博来場者はデフォで長靴必須」とか「こんな状況」で「チケットが想定通りのペースで売り上げる」どうやったら「そんな甘い考え」に至るのだろうか?

 

現状の大阪万博の「大失敗」の根本原因は「夢洲開催地」なわけで、これのせいで「軟弱地盤対応」や「離島なので電気・ガス等のインフラ」や「水道等のインフラ」や「交通インフラ」これらも同時に作成する必要があるわけで、明らかに「超コスト」になる事が「当たり前」ぐらいな勢いで誰でもわかる中、何故「大阪万博開催地が夢洲」なのか?って言えば「大阪IR=カジノのため」いやあ「大阪維新が決めた結果の大失敗」だから「大阪維新を国民の代表とした大阪国民が赤字負担するのは当然」だろうって思う「今日この頃!!」