東京電力福島第一原子力発電所1号機の原子炉本体(原子炉圧力容器)を支える円筒形の土台に損傷が見つかったことについて、原子力規制委員会は11日の定例会合で、「安全上大きな問題はない」とする見解を明らかにした。
 
 土台は高さ約8・5メートル、内径約5メートルの鉄筋コンクリート製で「ペデスタル」と呼ばれる。今年3月の調査で、床から高さ約1~1・3メートルまでの内壁下部のコンクリートが全周にわたってなくなり、鉄筋が露出していることが判明している。
 
 規制委の会合では、事務局の原子力規制庁が、大地震が起きた場合の想定について報告した。原子炉圧力容器など計約2000トンが一体となって、原子炉建屋の内壁(約2メートル)にぶつかった場合の試算結果では、壊れる壁の厚さは最大でも約1・18メートルにとどまった。建屋に穴が開いて放射性物質が大量に飛散する可能性は低いという。

 規制委の山中伸介委員長は記者会見で、東電に対して原子炉建屋の上部に地震計を設置することを求め、さらに詳しく解析する考えを示した。

いやあ、これって「安全ありき」で「話」をすると出てくる「結論」なのではないか!!ってわけで、正に「原子力規制委員会」ってのは「何を規制」しているのかが、全くわからない状況になってるなあ!!って感じますね。

 

大体「原子炉本体(原子炉圧力容器)を支える円筒形の土台に損傷が見つかった」だけどこれは「安全上大きな問題はない」って言ってるが、いやいや「土台」に損傷があって、何故これに対して「安全」そして「問題ない」と「言い切れる」のか?いやあ「お前らって「原子力””規制””委員会」何じゃないのか?これではまるで「原子力安全委員会」に先祖返りしているんじゃないか?って思いますね。

 

って言うか「原子炉本体を支える””土台””」これが「損傷」しているんだろ!!それにその損傷ってのは「床から高さ約1~1・3メートルまでの内壁下部のコンクリートが全周にわたってなくなり、鉄筋が露出している」状態で、これで何故「安全上大きな問題はない」と言い切れるのか?逆に言えば「土台の鉄筋コンクリートは単なる飾り程度で、実際には鉄筋があれば、原子炉本体(2000トン)を十全に支えられる」とでも言うのだろうか?

 

そもそもですが、通常「原子炉本体(原子炉圧力容器)を支える円筒形の土台に損傷が見つかった」と言って、その損傷の具体的な中身が「床から高さ約1~1・3メートルまでの内壁下部のコンクリートが全周にわたってなくなり、鉄筋が露出している」いやあこれって、通常「壊れている」状態を指すわけで、それに対して「安全上大きな問題はない」いやあ、本当「原子力安全委員会」過ぎるなあって思いますね。

 

いやあこの状態を見て「安全上大きな問題はない」と言い切れるなら、たとえば「ボロボロで今にも崩れ落ちそうな””廃墟””」も、彼ら「原子力安全委員会」達が「評価」すれば「十分住める安全な家」だと評価されるだろう。

 

本当「原子力村」としいては「あらゆる原発に関する事」これは「安心安全」じゃないと困るわけで、だから「本来の原子力安全委員会」これが12年間の「第二次安倍内閣」のフィルターによって「原子力安全委員会」となるわけで、いやあ「そして安倍界隈の””犬””と化した””岸田文雄””」によって「日本の原発は安心安全」のお墨付きを与え「こんなデタラメに対して、誰も批判しない世の中」いやあこれが「故安倍元総理」が言っていた「美しい国日本」の姿なんだなあって実感しますね。

 

いやあ本当「原子力規制委員会」これは「原子力安全委員会」に名前を「変更」すべきだろうってわけで、大体「東日本大震災」の前までは「日本では絶対チェルノブイリのような原発は起きない」と「豪語していた安全神話」だったが「2011年にレベル7の原発事故が起きた」事で、それまでの「原子力安全委員会」これが「原子力規制委員会」に変更されたわけで、だけど「たった10年」でまた「安全神話」が復活し「原子力規制委員会は原子力安全委員会」に「クラスチェンジ」したわけですよ。

 

いやあそう言えば以前「立憲民主党の辻元清美さん」は「国会で安倍に対して””タイは頭から腐る””」と「安倍政権の腐敗っぷり」の比喩を言っていたわけだけど、いやあ今「見事に政権が腐ってる」わけで、この辺の一端が「原子力安全委員会化」なんだなあって思う「今日この頃!!」