◆マイナ保険証のメリットを考えてみる
そもそも「マイナ保険証」ってどんなメリットあったっけ?って言えば
- マイナポイント7500円
- 初診料の窓口負担が安くなる
- 薬剤データが取得できる
- 自動的な限度額適用認定証
- 確定申告の医療費控除が楽になる
- 政府が言う「なりすまし防止」
↑のアンケートだと「圧倒的一位がマイナポイント」で、結局「マイナンバーカード取得+マイナ保険証+マイナ口座紐づけ」で「20000ポイント」もらえるわけで、その一環で「マイナンバーカード取得」や「マイナ保険証取得」した人が多いわけですよ。
まあこれこそ「国民にとって一番のマイナ保険証のメリット」なのかと思いますが、でもこれの「原資」って「税金」なわけで、なので「このような使い方」を考えると、これを「喜んでメリット」ってのも、何か違う感じがしますね。
2.初診料の窓口負担が安くなる
いやあこれ「メリット」に上げてる人って「頭おかしい」んじゃねえか!!って思うわけですよ。
これって「設定しているのは誰?」って言えば「日本政府」なわけで、なので「マイナ保険証を安く」そして「紙の保険証や資格確認証を高くしている」に過ぎないわけで、これの「骨子」は「単にマイナ保険証を使わせたい」だけの「愚策」なわけですよ。
なのでこれって「冷静に考える」とまるで「マイナ保険証使わないと懲罰」的なものでしかなく、なので「それオカシイだろう」であって、だけどこの背景を「ガン無視」して「唯々諾々と受け入れて」それを「メリット」と言ってるわけだから「頭おかしい」んじゃないんでしょうかだと言えるわけですよ。
なので、これ単に「意図的に作られたメリット」でしかないわけで、これをメリット?いやあ「頭おかしいだろ」ってわけですよ。
3.薬剤データが取得できる
これですが「お薬手帳があれば別に不要」なわけで、なので別に「お薬手帳」で代用できるわけであり、それをわざわざ「デジタル化」して、それを「メリット」と言い張るのは「何か違う」って思いますね。
って言うのもこれ「現行のマイナンバーカード」って「顔認証の仕様に難があり、凸合する画像情報がモノラルで解像度が低い仕様」だそうで、それに失敗したら「暗証番号入力」だけど、これ「高齢者が病院や処方箋をよく使う」わけだけど、その「高齢者達が皆十全に4桁の暗証番号」これを「完全記憶」してるわけでもなく、その場合「マイナ保険証の処方箋情報」これは「閲覧できない」わけですよ。
一方で「お薬手帳=紙」なので「認証も何も必要じゃない」わけで、正に「お薬手帳こそ高齢者に優しい仕様」なわけなのに、それらを「押しのけてメリット」うーん、全然メリットを感じないなあって思いますね。
あと筆者も病院行って処方箋出してもらう事ありますが、別に「複数の医療機関に定期的に通院」は「ほとんど無い」ので「お薬手帳」とか「使ってない」ですが、まあ「全然困らない」わけで、結局「お薬手帳」が必要なのは「複数の医療機関に定期的に通院」している「高齢者」のためなので、いやあこれ「全然メリット感じない」ですね。
4.自動的な限度額適用認定証
筆者大病を患って2年ぐらい入退院をしていたので、この「限度額適用認定証」には大変お世話になったわけですが、これ別に入院前に申請出していれば、退院前には大体取得できるので、窓口支払で「限度額適用認定証出せば別に良い」わけで、なのでこれがメリットだと言うのも、何か違うのかと思います。
って言うかこれ「マイナ保険証」で出来て、今の「紙の保険証」で出来ないってのは「無い」わけであり、なので「マイナ保険証」の「メリット」のために「このような対応を””マイナ保険証””だけやる」となったんじゃないかな?って思いますね。
いやあ「ブサイク過ぎる」わけで、これも「本来紙の保険証」でも「同じ事」ができるのに、それはやらずに「申請制」にしておいて、一方で「マイナ保険証」では「マイナ保険証のメリット」の為だけに「申請なし」まあこれは「2.初診料の窓口負担が安くなる」と同じようなものでしかないわけですよ。
あとそもそも「限度額適用認定証」これが必要になる場合は「手術や化学療法治療などで入院が必要なレベルのもの」これの機会は「少ない」わけで、なので別に「その間」で「限度額適用認定証」を申請すれば良いだけなので、これ別にあんまりメリット感じないですね。
5.確定申告の医療費控除が楽になる
まあこれも「4.自動的な限度額適用認定証」と同じ理由で「大病」など「手術や化学療法治療などで入院が必要なレベルのもの」が発生した時に対して利用されるものかと思いますが、一方で「筆者のように2年も入退院を繰り返して、その間休職」していた場合「控除対象の所得税が無い」場合は「医療費控除」なんて「所得税払ってない」ので「全く使えない」わけですよ。
なので医療費控除を使う「シュチュエーション」ってのは「ある程度限定的」だと思うわけで、そして「限定的」な場合は「普通に医療控除」のために「病院の領収書を保存」していれば良いわけで、たしかにこれ「面倒」かと思うが、だけどこれ「所得税を払う世代」つまり「仕事をしてる世帯主」に限って利用可能なものなので、このような「頻度の低いもの」これの「メリット」は「多分多くの人は感じ無い」し「高齢者は全く意味ない」ので、いやあ「これメリットなの?」って改めて思いますね。
6.政府が言う「なりすまし防止」
たしか、マイナ保険証に対して「来年秋に紙の保険証廃止」と「河野太郎」が「ほざいた」ら、一所懸命「安倍応援団」達が「マイナ保険証の最大のメリットはなりすまし防止」とか「在日朝鮮人」を紐づけて「すごく良いマイナ保険証」的な事を行ってたが、だけどこれ「どんだけ””紙の保険証””これを””なりすまし””」していたのかと言う「具体的な件数」これの「エビデンス」は「当然無い」わけですよ。
なので、一見「メリット」のように見える「””なりすまし防止””」だけどこれは「これをやったら具体的にどれぐらいなりすまし防止」できるかって「数字が無い」わけであり、なのでこれのメリットは「分からない」わけですよね。
・・・・・こんな感じで、巷が言ってる「マイナ保険証の””メリット””」改めて「振り返ってみる」と、いやあ「メリットってあるの?」ってわけで、唯一「日本国民が””メリット””」って言うのが「1.マイナポイント7500円」しかないわけで、だけどこれも「元をたどれば””我々が支払った税金””が原資」なわけで、これを「最大のメリット」って言われても、そもそも「マイナンバーカード」なんてやらない事が「一番のメリット」なんじゃねえかって話にしかならないですよね。
◆マイナ保険証のデメリットを考えてみる
次に「マイナンバーカードのデメリット」を考えてみる。
これは筆者の記事で散々記載してきたが、改めてまとめてみる。
- マイナ保険証が利用出来ない医療機関が一定数存在する
- マイナ保険証を拒否して統合しない人が一定数存在する
- マイナ保険証を利用出来ない後期高齢者や障害者等が存在する
- マイナンバーカードの顔認証仕様が致命的、このため「顔認証の誤認が相次ぐ」事に
- マイナ保険証が利用できない場合があるので、別途「資格情報のお知らせ」と言うのを「マイナ保険証保有者」に発行する
- マイナ保険証を拒否する人には「資格確認証」を発行する
- 現行のマイナンバーカードの顔認証仕様に問題があるので、新マイナンバーカードを発行する事を検討する
- 多くの場合月1回、紙の保険証を窓口に提出して確認が必要
- マイナ保険証の顔認証窓口(カードリーダ)
- 新マイナ保険証の顔認証窓口(新カードリーダ)
- マイナ保険証の顔認証+暗証番号失敗での「資格情報のお知らせ」の確認の窓口
- 資格確認情報の確認窓口
- 紙の保険証廃止前はそれの確認する窓口
- 医療機関は「マイナ保険証、新マイナ保険証」これの「カードリーダをそれぞれ用意」する必要の負担増
- 保険組合も「紙の保険証」から「マイナ保険証、新マイナ保険証、資格情報のお知らせ、資格確認証、紙の保険証」これらの「個別の情報の管理」を行う事での「莫大な負担増」!!