少子化対策の財源に社会保険料を充てる案について、岸田首相は4月12日の衆院厚生労働委員会で「特定の財源を念頭に置いているものではない」とする一方で、「社会全体が広く負担する視点も重要だ」と述べた。

岸田首相は12日の衆院厚生労働委員会で、政権が掲げる少子化対策の財源に国民が払う社会保険料を充てる案について「特定の財源を念頭に置いているものではない」と述べた。

その上で「少子化対策は社会全体の問題で、社会・経済の参加者全体が広く負担していく視点も重要だと考えている」と述べた。

また「徹底した歳出改革は大前提だ」とも指摘した。

政府は「異次元の少子化対策」のたたき台を発表したが、財源については、6月の「骨太の方針」までに大枠を示すとして、現時点では明らかにされていない。

えーと、要するに「少子化問題」は「社会全体が広く負担する視点も重要だ」ってのは単に「足らぬ足らぬは税金が足りぬ」と言うメッセージでしかないわけであり、結局は「増税・社会保険料増」するぞって事でしかないわけですよ。

 

しかし今の日本は「自民党政権30年のおかげ」で「年収が一切上がらない」一方で「国民負担率は5割」と、正に「5公5民」と「実質年収は減り続けた」わけであり、それに比例して「少子化が加速」しているわけですよ。

 

で、ここに来て「増税・社会負担増」って、いやあ「これではますます少子化を加速」させるだけなのに、一体「岸田政権」ってのは「少子化を進める政策」を「平然と行ってる」わけで、何か本当「日本を殺しに来てる」としか思えないですよね。

 

そもそも「少子化問題」って「子どもが出来たが、育てるには金が足りない」から「2人目はつくらない」ってのも、まああるわけですが、そもそもが「経済的理由で結婚をしない」とか「東京一極集中によって、職場で出会いが無いと、そもそも出会いのきっかけが少なすぎる」などの問題があるわけですよ。

上記のように「結婚した相手の出会い」の場と言うものは

  1. 学校
  2. 知人友人、兄弟等の紹介
  3. 職場や仕事
  4. 習い事・サークル
  5. アルバイト
※そのうち1~3割が、全体の7割だそうで。
 
とあるわけで、その中で注目なのが「筆者が生業とするIT関連」は「男性割合が極端に高い現場」が多く、その中で「結婚した人の多くは””大学時代から付き合ってる””」と言うのが「大半」なわけで、結局「結婚につながる出会い」の多くは「結構限定的」な「状況」が「主」だったりします。
 
そんな中で「社会全体が広く負担する視点も重要だ」と言って「国民負担率」を上げようものなら、これこそ「””知人友人、兄弟等の紹介””的いわゆる””お見合い””」が盛んな地方では「生活がますます困難」で結局「東京一極集中」で「大学で結婚可能な出会い」がないなら、残された出会いが「職場しかない」わけで、結局「東京一極集中」を「辞めない」限りは「ますます少子化は加速」するでしょう。
 
それと筆者が若い頃では、東京で仕事をしている人たちは、同世代で結婚している人は少なかったが、一方で「筆者の地元に里帰り」したら、筆者の友達や知り合い、はたまた親戚など「やたら結婚率」が高かったわけで、まだその頃は「地方でも産業がまだ今より遥かにあった」わけで、結局上記のアンケートにあるように「出会いの多く」は「東京一極集中」では「結婚率は上がらない」と言うのが「実感した」わけです。
 
まとめると結局少子化を無くして行くには
  1. 結婚できる分母を増やす
  2. 子どもを産める経済的余裕が持てる
  3. 1人以上の子どもを育てられる経済的余裕を持てる
と、まず「結婚者数」を「上げる」事が「大前提」で、そのためには「東京一極集中」を是正して「地方」でも「産業があり、地方に若者が定着する」そして「多くの日本国民が経済的余裕ができる」これが無いと「少子化対策」は「進まない」以前に「ますます後退」するわけですよ。
 
・・・・いやあ「社会全体が広く負担する視点も重要だ」と、正に「子どもを産める環境を潰しまくってる」のが「岸田政権」いやあ「まいったなあ」って思う「今日この頃」!!
 
って言うか「国民負担率」を上げて「異次元の少子化対策」は「まあ、机上の空論」でしかないわけで、結局「少子化をダシにした単なる増税」だったわけで、いやあ「ひどすぎる」って思う「今日この頃」!!

 

 こども家庭庁の初代長官に就任した渡辺由美子氏が12日、同庁で就任記者会見を行った。政府が3月末にまとめた「異次元の少子化対策」のたたき台を実現する上で必要な安定財源について、「社会保険のシステムで出てくる財源、税、歳出改革の組み合わせでしかない」と述べた。
 
 政府はたたき台のうち、児童手当の所得制限撤廃など今後3年間で集中して取り組む施策を「加速化プラン」としてまとめており、渡辺氏は「財源確保を含めて、プランをまず軌道に乗せなければならない」と強調した。

その後続報で「こども””家庭””庁」に就任した人が「馬脚をあらわす」わけで、結局これが自民党の総意w

 

って言うか「ヤフコメ」に散々書かれてたが、これって「子育て支援」であって「少子化対策でない」とあり、いやあ流石に「ヤフコメ界隈」でも「岸田政権の異次元少子化対策」ってのは「擁護不可能」と言う「おわこん」そのものにびっくりしましたね。