https://www.jiji.com/jc/article?k=2019073100912

ボーナス6年連続引き上げへ=国家公務員、民間参考に-人事院勧告

人事院は31日、8月上旬に国会と内閣に行う国家公務員の給与改定勧告で、ボーナス(期末・勤勉手当)を6年連続で引き上げる方向で調整に入った。人事院が行った民間企業の給与実態調査で、民間のボーナスが公務員を上回る見込みであるため。引き上げ分は一律に支給する期末手当ではなく、勤務実績に応じて額が決まる勤勉手当に積み増すよう求めるとみられる。

国家公務員に夏のボーナス=4.1%増、平均67万9100円

 今年の勧告に反映されるのは、民間の2018年冬分と19年夏分のボーナス。連合の集計では、18年冬分の平均回答月数は2.40カ月(前年実績2.43カ月)で、19年夏分は2.45カ月(同2.44カ月)。
 他の各種調査も前年比プラスとマイナスが入り交じる結果だったが、これらの調査と人事院の調査では対象となる業種の割合や規模などが異なる。人事院の調査では、民間が公務員をわずかに上回る見通しだ。
 公務員のボーナスは0.05カ月単位で改定を勧告するのが通例で、人事院は引き上げ幅を調整中。18年度の支給実績は、前年度比0.05カ月増の4.45カ月だった。
 ボーナスと同様、人事院は月給も6年連続で引き上げる方向で検討している。民間では賃上げの流れが続いているものの伸びが鈍くなっており、引き上げ幅は前年の655円より縮小する可能性が高い。

民間参考=大企業参考

と良いところを取って、公務員の給与やボーナスは6年連続UP。

でも、民間って今以下のように「リストラ」祭り状態なんですがね。

みずほ銀行1万9000人リストラ
日産自動車1万2500人リストラ
三菱UFJ9500人リストラ
ソフトバンク6800人リストラ
損保ジャパン4000人リストラ
三井住友4000人リストラ
富士通3000人リストラ
NEC3000人リストラ

公務員は「リストラ」は無いけど、給与やボーナスは「大企業を水準」に。

本当良いところだけを、取りますね。

 

国の赤字は1100兆円あるけど、これらは「消費増税10%」で返すとか言ってるわけだけど、増税する前に「減らせるもの」ってあるんじゃね?って思うわけですよ。

まあ「消費増税10%」にしても「法人税の減税」や「金持ち優遇のため」の「財源」なんだけどね、実際問題。

 

って言うか、もう「めちゃくちゃ」「国の借金が1100兆円」あって「消費増税が必要なんです」って増税している最中、公務員の給与・ボーナスは6年連続値上がりって。

 

税金って何のためにあるんですかね?

上級国民のための「年貢」ですかね。