超ざっくりと計算してみよう、厚生年金(ヒューヒュー)。

筆者は厚生年金は辞めるべきだって思ってます。

今回記載した内容を見てもらうとわかりますが、普通にサラリーマンで40年「天引き」され続けて「積み立てたお金」は「平均寿命以上(84歳以上)生きないと、お得にならないから、それなら「自分で積み立てたほうがいいんじゃないか?」って思ったわけです。

あと「今回日本政府は、貰う年金以上の生活をする場合は自己責任だから」って言うわけで、それでいて「今後給付額は下がり」「徴収額が上がる」のに、それを言うかって思うし、ならば「年金辞めたほうが良い」って思った次第です。

 

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では、詳しくは以下の内容、厚生年金は辞めたほうが良いって思っている根拠を記載しているので、見てくれれば幸いです。

 

最近よくある「夫婦2人で21万円」のモデルは、旦那が厚生年金入って65歳受給で月8万と国民年金が6万合わせて14万円。

この額を貰うには、月額の支払い平均が年収450万相当、つまり月額37.5万円の18%で月6.75万円(自分負担9%+会社負担9%)を支払うと、大体65歳で月額8万円ぐらい貰えるってことです。

 

で、月額6.75万円これを40年払うと、一体幾らになるか=年間81万円、40年で3,240万円

ひえ~って感じですよね。

40年って年数の重みか、結構な額を払っているってことですね。

 

で、この中にはもちろん「厚生年金+国民年金」をあわせた額が支払われていますが、これを分けて計算すると、

国民年金=75歳まで

厚生年金=90歳まで

大体、65歳支給でこの年齢生きないと「元が取れない」のです。

 

でも、国民年金は10年で、厚生年金は25年で、だから「国民年金は10年以上生きれば、払った以上にもらえるから、年金は超お得だ」とか言う人もいるので、今回は「厚生年金月18%」これを分けずに「超ざっくり」と単純に計算したいって思います。

 

で、元に戻って40年積み立てると3,240万円となりますが、これに対して、冒頭の21万にある「旦那分」14万円これをざっくりと、3,240万円で割ると、どれくらい生きると「お得なのか」を計算してみたいって思います。

3240/14=231ヶ月=19.28年

 

つまり65歳支給の場合は、国民年金、厚生年金を貰い続けて84歳以上生きると「積立額以上のお金が貰える=元が取れる」わけなんですよね。

で、日本人の平均寿命は「女性が87・26歳、男性が81・09歳」で、男女の平均寿命は「83・98歳」と、平均寿命以上生きないと、お得ではないんですよ。

 

で、もう1つの話として、この額は「厚生年金は天引き」つまり「現状取られる額」なので、それを支払わずに「全部自分で積み立てた」としても、そのお金を積み立てるために、節約するかする必要ないわけで、言ってみればゼロ負担なのです。

なので、別途貯蓄をすることもできますし、たとえば月額5万円を貯蓄すれば、合わせると40年で5000万円を超えます。

これを厚生年金払ってる場合は、2000万しか貯蓄出来ません。

 

老後になって最低限の問題として「徴収額が同じ」で「厚生年金が今のように貰える」として「平均年齢以上生きた」場合は「回収」できる。

だけど、それには2つの「if」を突破しなければならず、平均寿命以上を生きる割合は大体6割、つまり4割はそれ以下しか生きれない。

 

そして一番は「厚生年金が今のように貰える」ってことだけど、今でさえ将来の予測は「3割程度減る」と給付額が下がる。

そして「70歳から受給開始とか75歳から受給開始」とか、受給開始年齢が上がるなどがあり、間違いなく「今の給付額は貰えない」わけです。

あともちろん「徴収額」ももちろん上がるでしょう。

理由は「少子高齢化」だからです。

 

それに細かい話色々ありますが、よく言う代表的なもの「遺族年金」関連、これも「老後だと3/4」しか貰えないわけで、それならば自分で貯蓄していれば100%もらえますから、お得ってことはないって思います。

 

さて、これを見て「厚生年金」って本当にお得って本当に思いますか?