https://availability89.com/investment-news/gpif-latent-loss/

累積で56.7兆円の運用黒字

 

だから「今回のGPIFの15兆円の損失なんて」「大したことが無い!!!!!」と豪語する。

で、この累積って「何時から?」ってのを知りたくて、調べてみる。

 

「GPIFは2001年運用開始以後、年率で平均2.73%の利回りを記録」

 

要するに「累積で56兆円」は「安倍政権がGPIFが50%利回り」にしてからの「累積黒字」ではなく「2001年」からの「累積黒字」分であると言うことだ。

 

なので「累積で56兆円!!!」だとか言って、だから「2018年度の15兆円の赤字は、全く取るに足らないもの!!」って言うのが「凄く」「パチンカス」の発言に思えてならない。

 

大体「2001年から17年間分で、たった56兆円の黒字程度の額なのに、2018年度だけで15兆円も赤字になる」って凄くインパクト大きいと思うよ。

大体1年平均が「3.29兆円」の黒字なのに、2018年で15兆円の赤字、その率2018年の赤字に対して、それ以前の「黒字の割合」はたったの22%。

 

つまり2001年から2017年までの黒字では「2018年の赤字を補填するのに4.54年」かかるわけですよ。

 

それで居て「年金積立額が今150兆円あるから」「今回はたった10%の損失程度!!」って言うわけですが、通年の黒字平均で確実に損失補てんするに4.54年もかかるわけですよ。

で、あと「損失などを対した額に見せないようにするには、でかい数字、今回は『年金積立額が今150兆円』」を見せて、大したことないと騙るわけで、まあ「詐欺師」の演ることでしか無いです。

 

これまで「17年分でかなりの通年の利益があるから」だから「今回の損失は取るに足らない」次「勝てばいい」んだろう!!

って言う「パチンカス」にそっくりに思えて仕方がない。

 

単に「2018年のGPIF損失は15兆円あった」けど「2001年からの運用益が56兆円ある」けど「通年利益の平均はたった3.29兆円」で、単純計算で、今回の赤字補てんをうめるには「4.54年」かかる。

 

と言うこと。2018年のGPIF損失15兆円が「でかい」か「小さい」かは、個々で考えると良いと思うが、筆者は「2019年の赤字の補填には4.54円」かかる「と言うこと」を「是とする」よ。

 

そして「世界の情勢」程度で「1年で15兆円」も損失を出すようなもの、逆を言えば今後1年で20兆とか30兆円とか利益を得るかも知れないが、それら「パチンカスを彷彿させるような、妄想儲け・博打」のようなものに「年金を積立ててほしくない」ですね。

 

あと、そもそも「GPIF(年金基金)」は、実は「日本の日経平均株価の官製相場」のためのものであると言われている。

そしてその「日経平均株価高」は「アベノミクスの成長の柱」の1つとされているので、少なくとも「年金基金のため」の「運用」ってのは「ちょっと違う」ようである。