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福岡県知事選の自民党推薦候補の応援で演説する塚田一郎国土交通副大臣=1日夜、北九州市

ふと思うのだが、何故「塚田国土交通副大臣」は、何故「あんな」発言をしたのだろうか?

って言うか、コテコテの「国会議員」の姿!?もはや「ギャク」のような姿(必勝鉢巻きとか)。

 

塚田国土交通副大臣の御発言内容:

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/499825/

麻生太郎衆院議員にお仕えして、はや20年近く。最初の総裁選は大変でした。その時代から、麻生太郎命、一筋でやってきた。筋金入りの麻生派です。

 実は公務で(福岡県に)来ました。福岡空港の民営化の開設式です。私は新潟の自民県連会長もやっているので、50人の同士の応援要請があったが、かわいい弟分の大家敏志参院議員(麻生派)の要請があり、おやじ(麻生氏)の顔が浮かんで足を運びました。麻生派は渡世の義理だけで動いている。ほとんどやせ我慢の団体です。私は夏に参院選があるが、自分の票を削って北九州に参りました。

 国交副大臣なのでちょっとだけ仕事の話を。大家さんが私が逆らえない吉田博美・自民参院幹事長と一緒に「地元の要望がある」と副大臣室に来た。下関北九州道路(の要請)です。これにはいきさつがありまして、11年前に凍結されています。何でか分かります? 「コンクリートから人へ」の流れで、とんでもない内閣があったでしょ(※事実上凍結した2008年当時は自公政権)。総理は悪夢のようだと言ったがその通りです。

 何とかしないといけないと。下関と北九州ですよ。よく考えてください。下関は誰の地盤ですか? 安倍晋三総理です。麻生副総理の地元でもある北九州への道路事業が止まっている。吉田先生が私の顔をみて、「塚田、分かっているな」と。「これは総理の地元と副総理の地元の事業なんだよ」と。「俺が何で来たか分かるか」と。私は物わかりがいい。すぐ忖度(そんたく)します。「分かりました」と。

 そりゃ総理とか副総理はそんなこと言えません。私は忖度しました。この事業を再スタートするには、いったん国で調査を引き取らせてもらいます、と。今回の新年度の予算で国直轄の調査計画に引き上げました。

 別に知事に頼まれたからではありません。大家敏志が言ってきた、そして私が忖度したということですので。

 いろいろ計画があります。トンネルが良いという人がいるが、橋がいいのではないかということで、おそらく橋を架ける形で調査を進めて、できるだけ早く、みなさまのもとに橋が通っていけるように頑張りたい。

実際に成果(4000億円)も出たわけでして。

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201904030000899.html

◆下関北九州道路 山口県下関市と北九州市の都市部を結ぶ約8キロの道路構想。総事業費は約2000億円規模。福岡、山口両県をつなぐ関門橋、関門トンネルは、老朽化による通行止めや迂回(うかい)が課題で代替道路として、地元の期待が高い。08年に財政難で国の調査は凍結されたが、熊本地震後の17年度、調査の補助金が復活。現在は国の「直轄調査」に引き上げられ、19年度予算に約4000万円が計上された。

 

実に緩みきっていると言わんばかりの内容、これを言っても「塚田氏」自身の「虚栄心」は「満足」させることができるだろうが、これを聞く側は「ああ、言っちゃった」的な、新たなる「スキャンダル」を感じさせるだろうし「まずいんじゃない?」って、今後の「塚田氏」の「出処進退」を思うだろうね。
 
まあ、だけどこんな軽口を「言える」ってことは、少なくとも「安倍政権」では「許容」されている話であり、逆に「公」では「言ってはいけない」こと、これを忘れて「塚田氏」の「功績アピール」の場において「つい本音(野心)」が出ちゃったってのが、事実な感じです。
 
まあ、言い換えれば「安倍政権」は「自民党内」では「許容」するような「発言」なんですよ。
だって、普通「身内ネタ」で「よく言う話」って、ポロッと「出してしまう」ことってあるじゃないですか?
つまり、この「忖度」発言、これは「自民党の常識」当たり前のことを、自民党主催の(北九州市の集会)だから、身内が多いからつい「自民党の常識」が出ただけなんですよね。
 
言い換えれば、この「塚本氏」が言う「忖度」ってやつは「安倍政権」では「普通によくある出来事」であると。
えーとこれで良いんですか「日本国民」?