国際貿易が始めた新しいシリーズRave Colection.
まあ、僕は詳しいことはわかりませんが、
モデル自体は先日のRG別注Tyrrell 020と同じメーカー、
スパーク製ということらしいです。

どこのモデルかはどうでもいいことであって、
このティレル019という懐かしいモデルを発売してくれたことには感謝ですね。

もちろん、皆さんご存知、中嶋悟さんが1990年に乗ったマシン。
革新的なハイノーズ&アンヘドラルウィングを採用した、まさに歴史に残るマシンです。
アンヘドラルウィングこそ、その後に出たつり下げ式ウィングが主流となりましたが、
ノーズを持ち上げて、そこに空気を送り込んで、
ボディ下面に多くの空気を流すことによってダウンフォースを得る手法は、
現在における低カテゴリーからF1まで、すべてのフォーミュラーマシンの
スタンダードとなった、本当に革新的なアイデアでした。

そして、当時の日本のヒーロー、中嶋悟さんがこのマシンに乗って納豆走法を見せる。
あの頃のF1を見ていた日本人なら、誰でも知っているマシンでしょう。
ウィングの形から、悲しき水中翼船なんて、ニックネームも付きましたよね。

で、このモデルカーはそんな019の日本GP仕様ということになっています。
正直、どこがどう日本GPなのかはわかりませんが。。。
僕のかすかな記憶と照らし合わせると、
ボディ後半部分はよく再現できていると思いますが、
コクピットまわりはちょっとシャープさに欠けるかな、という印象。
デカールの細かい部分は、敢えて何も言いますまい。

白と青のシンプルなカラーリングに、PIAA、EPSON、日本信販など、
中嶋さんが持ち込んだスポンサーが目立つマシン。
日本人が思いを込めるのも無理はありません。
正直、このモデルも冷静には見れないですね。
20年前のマシンをよくモデル化してくれた、という気持ちでいっぱいです。

で、このRave Collectionですが、他にもいろいろあるようですが、
中嶋さんのマシン以外は興味ないかなあ。。。
価格もやっぱり高めですからね。
版権の問題など、いろいろとややこしい事情があると思いますが、
この調子で中嶋悟さんのマシンがモデル化されるのは、
個人的にはとても嬉しいです。
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