3剤併用療法になって3週間あまり。
この間、ぶちぱぱが飲んだビールは5〜6本だろうか。
元々は毎晩3リットルくらい飲んでいた人だ。
ただ飲んでいるだけなら良いが(体には良くないが)
先祖代々の酒乱
1年前はこの酒乱に家族は辟易していた。
現在、本人は辛いと思うが、家庭内は長年の戦いから解放され驚くほど平和である
今日のぶちぱぱ、息子をお供に満開の桜を見に出掛けた。
来年、桜を見れられる確証はないからね
再来年くらいまでは大丈夫じゃない
1年前は一触即発のような親子関係だった息子が、お供を喜んで務めてくれている。
この平和がずっと続けばと願う。
さて、そんな酒乱夫となぜ離婚しなかったのか
それはぶちままの育った家庭環境が一番の要因。
ぶちまま、婚外子である。
父は他に家庭があり、母はいわゆる愛人。
会社を経営し、市会議長も務めていた父は忙しく、たまにしか訪ねて来ない。
今でこそシングルマザーは普通になったが、当時は両親揃っているのが当たり前。
寂しさもあったし、壮絶なイジメにもあった
とにかく普通の家庭に憧れていた。
自分が手に入れた普通の家庭を失いたくなかった
我が子に自分と同じ思いをさせたくなかった
酒乱のせいで子どもたちには嫌な思いをさせてしまったけど、ぶちぱぱ、酒を飲まなきゃ良い人なのだ。
今、こうして穏やかな時間を持てていることだけは癌に感謝している。