ここにきて復活ですか?我孫子の司法書士 -4ページ目

お後がよろしいようで

くだらないネタを一点。


先日、ミッキーマウスが被災地を訪問している様子をテレビでみた。「やるな、ミッキー」とは思ったが、実は私は


幼少の頃は、ミッキーマウスというか、その着ぐるみや、マクドナルドのドナルドや、サーカスのピエロとかが結構


苦手だったのをふと思い出した。子供達のアイドルであるはずなのになぜか、私は苦手で怖いと思っていた。そ


の頃はなぜだか分からなかったのだが、確か、中学校か高校の国語の教科書かなんかに、能の面(能面)は、


表情は動かないが、光の当て具合で喜怒哀楽を表現するんだとかなんとかいう記載を見て、「ああ、なるほど」と


一人で合点していたのを思い出す。そうか、幼少の(感受性の豊かなかわいらしい)私は、ミッキー


とかドナルドが苦手というよりは、



表情が動かない顔



が苦手だったのだ。恐らく、幼少の(感受性の豊かなかわいらしい)私は、無意識のうちに、着ぐる


みやピエロの喜怒哀楽を感じてしまっていたのだろう・・・と言うのは、言い過ぎか?


因みに、落語の「饅頭怖い」の話ではないが、


「司法書士のゆうやさん、今怖いのは何ですか?」


と聞かれたら、


「そりゃ、生きてる人間そのものです(キリッ)!!」


と仕事柄答えるしかないでしょう。お後がよろしいようで(よろしかないか・・・)。





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急いだ方が損になるって・・・

さて、震災の影響で住宅をやむなく購入せざるを得ない被災者の方がいる。で、先日、震災の影響による住宅購


入の場合は、一定の要件を満たせば、登録免許税という、登記を申請する際の税金が免除される特例法が4月


28日から運用が開始された。


が、しかし、4月28日以前に購入した被災者にはこの特別法の適用はないらしい。おかしくないか?私の少ない


仕事の中でも震災の影響で住宅を買いなおした方がいらっしゃる。で、28日以前なので、当然きちんと免許税


の支払をしている。そこは、せめて、還付してあげないと。。。明かに不公平でしょうよ。急いで対応した人間が損


をするなんておかしな話だ。私だって、特例法の話を事前に聞いていたら、28日以降の登記申請にしていたは


ずだ。一応、法務局にも確認したが、「28日以降からしか適用されません」の一点張りだ。ま、国の出先機関だ


し、決定権があるわけでもないからごり押しするわけにもいかないが、少なくとも、今回のケースは国の情報開


示不足であり、怠慢のそしりを免れないだろう。私も、依頼人に対して、心苦しい限りだ。正義の味方ぶるつもり


は全くないが、少し、やりきれなさが残ったので書いておきたかった内容だ。ああ、詳細は、各法務局にぜひお問


い合わせを。できれば、質問し倒してもらいたいぐらいだ。




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役所の対応って・・・

以前も書いたが、私は市役所なんかの対応にあまりいい思い出がない。今回もくだらない話だが一例を書いて


おきたい。不動産登記を申請するに当たり、固定資産評価証明書というもの取得する場合が少なからずある。千


葉県ならば、法務局で、不動産の固定資産評価額を閲覧できるのだが、そうはいっても例外もある。特に古いマ


ンションなんかは、集会所とかゴミ捨て場などの共有スペースにも持分がある場合があるので、確認のためにも


取得せざるを得ない場合がある。で、とある古いマンションの相続登記で固定資産評価証明書を取得したのだ


が、記載はこうあった。


○○さんのマンションの固定資産評価証明書

           価格        持分

集会所の建物  700万円     空白

ポンプ室      500万円    1万分の10

敷地の土地1   1億円      1万分の10

敷地の土地2   2億円      1万分の10


一見普通の方には「???」な内容だが、業界の先生方はわかっていただけると思う。ポンプ室や敷地の部分


は問題ない。1億円とか2億円とかいう金額は、全体の金額で、個人の○○さんの負担部分は、持分で割れば


いい。


で、問題は集会所の建物の部分だ。ここだけ持分が空欄になっている。てことは普通にみれば、個人の○○さ


んの負担は700万円かということにならないか?しかし、明かにおかしい。登記簿を確認すると、集会所の○○


さんの持分は1万分の10しかない。てことは、集会所全体で、700万X10000÷10で70億円か?たかだか集


会所ごときで??ま、常識で考えれば、全体の価格が700万なんでしょうね。しかし、法務局もあまり油断はで


きない。平気でこっちに問い合わせがくる可能性も否定できない。仕方ないので、市役所にわざわざ確認しに行


くことにした。世間の皆様はくだらないとお思いでしょうが、これが、私ら司法書士の仕事なんで、ご理解いただき


たい。で、市役所でのやり取り。


私:「すいません。このマンションの集会所の価格なんですが、なぜ、こういう書き方なんですか?」


市役所女性(研修中):「すいません、少々お待ちください」


10分経過


市役所女性(研修中):「前からこうですので、700万円が全体の価格です」


私:「そりゃ、常識で考えればそうでしょうね。でも、今後は、持分記載された方がよくないですか?」


市役所女性(研修中):「少々お待ちください」


上席と相談することしばし・・・


市役所男性(上席):「すいません。前からのシステムなんで変更できないんですよ。意見は伺って

         おきますが



~以下、私の心の叫び~


「どうせ、何もしないんでしょっ!!」


私が細かいのか、市役所の怠慢なのかどっちなんでしょうね~~。もちろん、依頼人にはこの話はして


いない。何食わぬ顔で仕事は遂行する。でも、裏にはしょうもない労力も含まれてはいる。金をもらって


いる以上、わかってもらおうとは思わないが、少しだけ書いてみたかった内容ではある。




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ぼちぼち再開しますか?

さて、大分間が開いてしまっているが、再開していきたいと思う。


本当は、原発問題が落ち着くまで、書かないつもりでいた。別に大した理由でもないが、しょうもないブログ書く間


の電力を少しでも節電しようかと思っていただけだ。が、わずかだが、読んでくれていた方々もいたので、


「ブログ更新する暇もないぐらい、忙しくなったんですか?」


と聞かれたので、


「そんなことはありません。(思い切り)暇です」


と伝えようと思ったので再開することにした。中断していた理由も、再開の理由もどっちもしょうもない理由だが、


極力節電には協力しなければならないので、なるべく事前にネタは精査してから書いていこうと思う。


さて、今回は法務局ネタを一点。これも世間からは「???」ぐらいの内容だが・・・。


先日、○○持分全部移転登記を申請した。簡単に書けば・・・


持分2分の1 Aさん

持分2分の1 Bさん


のAさん持分を全部Bさんに移転する登記を申請した。で、登記簿上のBさんの住所は


「○○番地2」


と記載してあるが、預かった住民票では


「○○番地2」


と記載がある。一般の方々には同じに見えるだろう。私も同じに見える。しかし、


「の」


が入っているかいないかの違いがある。法務局にはこれが問題らしい。確認の電話が・・・


「すいません。この「の」を入れると、今までのBさんと今度持分をもらうBさんが同一人物ではないということになるので、先生の申請書の「の」を省いてもいいでしょうか?」


だって。しょうもな~~。でもここまで見られるんですね。私は司法書士ではあるが、心から


「どっちでもいいっす」


と言いたくなるような確認の電話であった。でも、確認の電話入れるということは、何かあれば宜しくねと法務局


から無言の圧力を入れられているようで、少しだけ、怖い気がした。が、だんだん、世間の常識からかけ離れて


いくような気がほんの少しだけ加速したある日の出来事ではあった。




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見えない糸が切れたんだよ

最近、両親にあう機会があって、母親がアルバムを見ていたので、何気なく見ていると、死んだ母方のじいさん


が写真に写っていた。私が小学校3年か4年で亡くなったので、正直あまり印象がない。しかし、戦争経験者だっ


たので、背筋のぴしゃっと伸びたじいさんだったように思う。そんなじいさんの書斎には本がたくさんあったが、い


くつか漫画もおいてあった。今日は、その漫画のことを書いておきたい。


その漫画を読んだのは小学校低学年だったはずだ。既に、細かい内容までは覚えていないが、未だに記憶にあ


る漫画だ。タイトルは忘れた。が、主人公はすすむちゃんという子供だったはずだ。


確か、こういう話だった。ある日、公園かどこかで遊んでいたすすむちゃんは、突然、付近の大人たちが子供を


殺し始めるのを目にする。警察官、近所の主婦、おじさんが突然、いっせいに子供を殺し始めるわけだ。怖くなっ


たすすむちゃんは、家に逃げ帰る。しかし、やさしかったお母さんが妹を無残に殺している姿を見てしまう。すす


むちゃんにも襲い掛かるお母さん・・・。すすむちゃんは、あわてて逃げ出したが、隠れるところなんてない。しか


たなく、下水道に逃げ込むと、すすむちゃんの友達が既にたくさん避難していた。


「どうして、こうなったんだろう?」


誰かが言うと、誰かが


「きっと、見えない糸が切れたんだよ」


とポツリと言う。子供達は、ここで暮らすことを余儀なくされるが、すすむちゃんはだんだんやさしかったお母さん


がいる家に帰りたくなってきてしまう。ある日、とうとう、すすむちゃんは家に帰る決意をする。友達は皆止めようと


するが、すすむちゃんは聞かない。「大丈夫だよ、もう、元に戻っているかもしれないだろ」すすむちゃんは、それ


でも注意深く、他の大人に見つからないように、家にたどり着く。家では、お母さんが台所で、食事の準備をして


いる。やっぱりお母さんは元に戻ってるんだ!!そう思ったすすむちゃんは、お母さんに走りよる。しかし、お母さ


んは、無言で、抱きついたすすむちゃんに包丁を・・・。次のコマは、微笑んでいるおかあさんと、血だらけのそれ


でも微笑んでいるすすむちゃんの顔が描かれていた・・・。


恐らく、こんな内容だったと思う。この漫画を読んで私はとても怖くて怖くて泣きそうになったのを覚えている。あ


りえない話なのだが、低学年の私は、見えない糸の存在を本気で信じてしまった。どうか、切れませんよう


に・・・。私は、両親を見るのが、ほんの少し、怖くなったと記憶している。


最近、幼児虐待や、幼い子供をねらった殺人事件を目にするたびに、私は、この話を思い出す。見えない糸が


切れませんように。切にそう思わざるを得ない。試験で刑法を学習するが、当然、殺人のところも学習する。殺人


の構成要件(受験生ならあったまっている知識のはず)は人間を殺すことであるが、きっとどこかで糸が切れてし


まったんだろう。なんとなく、そう思わざるを得ない。ま、「見えない糸」説を講義で教えるわけではないけどね。な


んとなく、書いておきたかった内容だ。