フォルクスワーゲン パサートの冷却水漏れ警告が表示?ウォーターポンプだけが原因ではないかも | O-RUSH Staff Blog【輸入車情報ブログ】

O-RUSH Staff Blog【輸入車情報ブログ】

輸入車情報満載のO-RUSHスタッフブログ

フォルクスワーゲン パサート TSI ハイラインに乗っていて、「冷却水警告(オンボードメッセージ)」が表示された経験はありませんか?また、点検時に「ウォーターポンプからの水漏れかもしれない」と言われた方も多いでしょう。しかし実際には、原因が別の箇所にあることも少なくありません。

 

今回のケースでは、冷却水の減少と警告ランプの点灯が見られたため、点検を実施しました。

結果、原因はサーモハウジングからの水漏れによるものでした。

 

パサート サーモハウジング 水漏れ

サーモハウジング取り外し前

 

パサート サーモハウジング水漏れ箇所

サーモハウジング取り外し後

 

サーモハウジングはエンジンの冷却水温を管理する重要な部品で、経年劣化により内部のシールが傷んで冷却水が漏れ出すことがあります。

この部分からの水漏れは、ウォーターポンプと位置が近いため誤診されやすく、注意が必要です。

 

放置すると冷却水の減少によりエンジンが過熱し、最悪の場合は故障につながるリスクもあります。

そのため、早期点検と適切な修理が大切です。

今回はサーモハウジングと駆動用ベルトを同時に交換し、冷却系統をリフレッシュしました。

ベルトは摩耗部品のため、同時交換することでトラブル予防にもつながります。

 

パサート サーモハウジング 水漏れ修理

シリンダヘッド合わせ面清掃後

 

また、ブレーキパッド残量の点検も併せて実施。安全面でも問題がないことを確認しました。

パサートは高品質な走行性能を誇る一方、冷却系や補機ベルトなど樹脂・ゴム部品の劣化がトラブルの原因になることがあります。

定期点検や異常サインが出た際の早めの対応が、長く安心して乗り続けるためのポイントです。

 

エンジンルーム下に水たまりができる、冷却水の警告が出るなどの症状がある場合は、すぐに専門店での診断をおすすめします。