W463 ベンツG350ブルーテック エンジンマウント交換 | O-RUSH Staff Blog【輸入車情報ブログ】

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今回はメルセデスベンツG350ブルーテックのエンジンマウント交換です。

作業スペースが狭く、工夫を凝らした作業となりました。

備忘録的な感じで写真を多くして書き込みます。

 

使用した工具はこれら。

8ミリ、13ミリ、16ミリ、24ミリ、24ミリ、コンビネーション
10ミリ、13ミリ、16ミリ、18ミリ、E型トルクス10、T30
エンドプーラー

作業に取り掛かります。

左バンクエンジンマウント上部アクセス時エアークリーナーBOX取り外し、

エアコン配管が邪魔なのでステーの10ミリナット二個取り外し横に除けた方が取り外し、取付しやすかった。
バキュームセンサーカプラーE型トルクス二本、T30二本、取り外し。

エアコン配管が邪魔なのでステー10ミリナット二本取り外し。

右バンクもエアークリーナーBOX取り外し。


ブレーキブースター、バッテリージャンピングケース横8ミリナットを取り外しバキュームパイプを

邪魔にならない場所へ置いておく。

左側エンジンマウント上部18ミリナット取り外し。
長いラチェットレンチでアクセス。
前方方向にはラチェットを回すスペースが無い為、左フロントタイヤハウス後方の隙間よりアクセス。
右バンクはエキゾーストマニホールド、ステアリングシャフトがある為エンジンルームよりロング首振り板ラチェット18ミリにてアクセス。

フェンダー内のラチェットのグリップが見えている所からのアクセス。

エンジン持ち上げに伴い鉄アンダーパネル、ドラックリンク片方、オイルクーラー&ステー、ホースクランプ取り外し。
エンジンマウント下部16ミリボルト各二本を取り外す。
エンジン前方オイルパン角にゴムなどの当て板を使用し持ち上げる。
今回ドライブオンリフトの為付属中央ジャッキにて持ち上げ。   
エンジン限界位置とエンジンマウント上部ボルトの状態を確認しながらジャッキアップし

マウントステーごとマウントを取り外し取り外し後ステーからマウントを外し組み替える。

外れたマウントがこちら。 
左が新品 右が古いもの。

ATマウントはATオイルパン角に当てゴムを当て持ち上げ16ミリボルト二本、13ミリボルト二本を取り外し交換する。

組付けは逆の手順で。
エンジンマウントの中央のボルトの位置が下がっている車両は交換の目安になります。

 

以上です。