皆様 おはようございます。
4月29日、雨天の中、上野公園へお出かけ。
3年ぶりの行動制限なしの大型連休初日だったので雨天にも関わらず上野公園は多くの人で賑わっていました。
急遽、当日行くことに決まったのでWebで日時指定のチケット購入。
コロナ禍後は常に事前検索しないと不安です。
翌日(4月30日)、遠出した『アクアワールド茨城県大洗水族館』も感染予防のため、5日までWeb上の事前申し込みが必要で当日券は販売無し。
同日午前中は以前からお出かけしたかった「国立ひたち海浜公園」へも行くことが出来て良かったです。
ニュースを見ると去年より大幅に人の流れが増えたようです。
確かに観光地は人、人、人でした。
上野の杜の象徴、世界文化遺産の国立西洋美術館が1年半ぶりに戻ってきました。
2020年10月からリニューアル工事で前庭などを改修。
柵や植栽の改修ですっきりした印象です。
オーギュスト・ロダンの彫刻『考える人』と『カレーの市民』の位置を出来る限り当初の状態に近づける形で配置しなおしたらしい。
オーギュスト・ロダン『カレーの市民』
奥に東京文化会館が写っていて一体感があるしすっきりした印象です。
「地獄の門」も何回か撮っていました。
オーギュスト・ロダンの彫刻『考える人』の配置が変わってました。
2016年6月の画像でも確認。
正面の名建築「東京文化会館」も見通しがきくようになりましたね。
オーギュスト・ロダン(1840年-1917年)
考える人(拡大作)
松方コレクション
国立西洋美術館といえば松方幸次郎抜きでは語れませんね。
美術品を買い求め輸入するだけでなく当時の時代背景etc.いろいろな思惑も絡んでいました。
2019年6月「松方コレクション展」を観て国立西洋美術館設立のいきさつも知りました。
国立西洋美術館は、第二次世界大戦中、フランスに差し押さえられていた松方コレクション(株式会社川崎造船所の社長であった松方幸次郎がヨーロッパで収集した西洋美術のコレクション)の寄贈・返還を受けるために設立されました。
日本政府は、フランスを代表する建築家のひとり、ル・コルビュジエに設計を依頼し、建築にあたっては彼の弟子であった坂倉準三、前川國男、吉阪隆正が協力しています。
国立西洋美術館は、1959年6月13日に一般公開されました。
2019年6月11日~9月23日松方コレクション展
リニューアル工事する前の前庭(2019年6月14日撮影)
オーギュスト・ロダン『地獄の門』
ズーム
オーギュスト・ロダン『考える人』
『考える人』の場所確かに違うわね。
当時を振り返ってみると緑が多かったですね。
私的にはこの頃の前庭が好みです。
上野の杜には多くの美術館、博物館が犇めいているし東京藝大がありますから雨天でも若い人が多く感じました。
カルロ・ドルチ
ピエール=オーギュスト・ルノワール『帽子の女』
『セザンヌ 水連』
ル・コルビュジエ
続きは次回へ。