コンビをシャッフル | お笑い番組大笑いの法則

コンビをシャッフル

「笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ08 真夏の若手芸人祭り」 TBS

お正月特番として定着しつつあるドリームマッチですが、今回は参加者が一新、若手に。
といっても、芸歴10年未満は南海キャンディーズとオリエンタルラジオだけですが。
MCはダウンタウン。

いつものとおり、ボケとツッコミに分かれてフィーリングでコンビを決める。
3時間でネタをつくって客前で披露する。
若手は今でも舞台でネタをやったり、ユニットでコントをやったりしてると思うので、案外見やすい。
組み分けで最後まで残ったのは次長課長の井上さんとエド・はるみさん。
あらかじめ申し合わせていたんじゃないかと思ったほどハマってたのは、河本さんとフットボールアワーの後藤さんだ。

さてさて。順番に。
トップはブラックマヨネーズ吉田・オリラジ藤森。
藤森くんがOLに扮し表側にたって、カーテンの裏側で向かい部屋の覗き魔を演じる吉田さん。
表にたって状況を説明する藤森くんが断然このコントのキモなので、もう一歩の感じはあった。

オリラジ中田・バナナマン日村。
アシカショーのお姉さんと、アシカの日村さん。
これも日村さんのキャラありきで。
ちなみに、日村さんはツッコミである。
バナナマンの中でもそうだけど、どうみてもボケなのだ。
だけども、中田くんはそのボケをちょっとぞんざいに扱いすぎてる部分も?

後藤さんと河本さんは、松本さんの口から「ダウンタウンが一番期待している」と言わしめただけあって、一番おもしろかった。
万引きをするおばちゃんと店員で、なんてことのない内容なのだけど、河本さんのキャラクターってゆるぎない。

おぎやはぎ矢作・フット岩尾。
脱力系のネタがふたりにぴったり。
小木さんと山ちゃんは野球選手とコーチを。
おぎやはぎは誰とやってもおぎやはぎで、彼らは本当にほかにはないキャラクターを持ってるなぁと。

しずちゃんと陣内智則さん。
最後から2番目に決まったコンビだったので、陣内さんは封印していた紀香ネタをついに。
しずちゃんはホステス役で、ノリカという名で、紀香さんがやっているCMのフレーズを口にしたり。
井上さんとエドさんは学校の教師が恋に落ちるネタで。
エドさんはいつもあまりに大げさな演技なのだけど、最後の方はハマってた。
設楽さんと小杉さん。
競馬場にて猪木さんにビンタされたことでもめてるコント。
ある意味バナナマンっぽいネタで、小杉さんには合ってなかったのかもしれない。

優勝したのは後藤・河本ペア。
いつもと違うペアでネタをするのは、どんな内容になるのか楽しみでいい。
また顔ぶれを変えてやってほしいですね。
それより、若手はみんなコントでしたね。
漫才かコントかという議論もなさそうだったし。