「「ロマンティックが止まらない」
(85年1月発売)以降、
順調にヒット曲を出し続け、
安定期とも言っても
いい時期に発売された、
通算6枚目になる
6曲入ミニアルバム
(86年12月発売(CDは8曲入))。
メンバーは
渡辺英樹(B,Vo)、
関口誠人(G,Vo)、
笠浩二(Dr,Vo)、
米川英之(G,Vo)、
田口智治(Key)。
このアルバムで驚かされたのは、
リードギターの
米川英之のヴォーカル。
渡辺英樹とツインで歌う
「ハートブレイク・カラー」は、
このバンドの誇る
3人のボーカリスト
(笠、渡辺、関口)とは
また違った趣があり、
数年後のシングル
「抱きしめたい」では、
ついにリードヴォーカルを
つとめることになる。
個人的には
関口誠人の作品、
「HAPPY BIRTHDAY
AND I LOVE YOU」
が一押し。
こういう曲を聞くと、
やはり関口氏は、
器用なソングライターなのだ
と思う。
まさか脱退するとは
思わなかったけど…。
(★★★★)」(2006.5.16記)
C-C-B、
6枚目のアルバムです。
この年の5月に
3枚目のアルバム
「すてきなビート」、
7月には、
きわめてアイドルティックだった
前年のイメージビデオとは違い、
初の本格的ライヴビデオ、
「C-C-B LIVE 晴」
が出ていますので、
バンドの安定期
といってもいい時期でした。
さらに、
6曲のうち5曲が
メンバーによる
オリジナル作品に
なっています。
さて、
上の記事にも書きましたが、
米川英之さんのヴォーカルは、
ロックテイストに溢れた
荒々しいもので、
初めて聞いた時の衝撃は
とても大きなものでした。
どうしていままで
リードヴォーカルを
取らなかったのかと
思われた人も
多かったことでしょう。
ところが翌年、
中心メンバーの一人だった
関口誠人さんが脱退、
残された4人で
活動を継続していくことになり、
バンドは大きな転換期を
迎えることになってしまいます。
*過去記事
関口誠人
渡辺英樹