C-C-B脱退後発表された、

関口誠人の

初のソロアルバム

(88年5月発売)。


シングルカットされた

東京LOVER'S MAP」や

FOLK SONG」をはじめ、

C-C-B時代から発揮されていた

ソングライターとしての

才能が開花した、

明るくポップな自作曲が並ぶ。


安定期に入ってきた

C-C-Bを出てまで

彼が何をやりたかったのか、

その答えがおのずと

見えてくる1枚。


ほかのメンバーとの

わだかまりはなかったのか、

限定再結成にいは、

必ず参加し、なつかしそうに

当時のナンバーを演奏している。
(★★★★)」(2006.4.27記)

 

C-C-Bは85年の

「Romanticが止まらない」

の大ヒットで

一躍人気グループになりました。

 

ランキング形式の歌番組でも

よく見かけていましたし、

同じころ活躍したチェッカーズと

人気を二分していたような時期も

ありました。

 

関口誠人さんはその中で、

低音のヴォーカルを聞かせる

優男で、

作詞作曲もこなし、

人気が高いメンバーでしたが、

87年早々に

グループを脱退してしまいました。

 

個人的には、

C-C-Bに興味を持ったのは

わりと遅く、

86年の秋ごろに、

関口さんの歌っている

「不自然な君が好き」

というシングル曲を

テレビで見たときでした。

 

それからまもなく

関口さんは

脱退してしまったのですが、

ソロデビューのニュースを聞き、

ファーストライヴに

駆けつけたことを思い出します。

 

渋谷公会堂でした。

 

このアルバムからの曲はもちろん、

C-C-B時代の曲、

めずらしいところでは、

当時松本伊代さんに書いた

(作曲のみ)、

「Last Kissは頬にして」の

歌詞違いヴァージョン
(おそらくこちらが

オリジナルなのでしょう)、

さらにサックスプレイまで

聞くことができました。

 

いいライヴでした。

 

以後、

中森明菜さんと競作になった、

「天河伝説殺人事件(二人静)」

(関口さんの作詞・作曲)

もヒットしましたが、

体調を崩され

徐々に表舞台に

出なくなってしまいました。

 

最近ようやく、

ご体調に留意されながら

地道にソロ活動を

展開していらっしゃいます。

 

C-C-Bは残念ながら、

もう5人で集まることが

できなくなってしまいましたが、

関口さんは、

できる限りC-C-Bのナンバーを

歌い継いでいくとのことです。

 

*過去記事

BOY'S LIFE(ボーイズ・ライフ)

すてきなビート

冒険のススメ

愛の力(ちから)コブ

シングルコレクション