メンバーチェンジ後5枚目、

通算7枚目で、

2枚目のライブアルバム

(82年5月発売)。


メンバーは

野呂一生(G)、

向谷 実(Key)、

櫻井哲夫(B、

神保 彰(Dr)。


日本国内のみならず、

世界的にも大きな成功を

収めることになる

このメンバーによる、
THUNDER LIVE」

(80年4月発売)に次ぐ、

スタジオライヴ形式のアルバム。


TAKE ME」

ASAYAKE」

MIDNIGHT RENDEZYOUS」

DOMINO LINE」など、
収録された全7曲は

ライヴでも長く演奏された

代表的なナンバーばかりで、
観客を入れていながら、

極力歓声や拍手などの音声をカット、
4人だけによる、

一発どりの音源とは思えないほど、
隅々まで計算しつくされた、

きめの細かい

圧巻の演奏になっている。


このころから、

さまざまなBGMに

使用されるように

なっていたこともあり、
FUSIONファンだけでなく

幅広い音楽ファンにたいして、
あらためてその、

音楽的なクオリティの高さを

証明したことでも

歴史的な名盤といわれている。

なおタイトルは、

4人のイニシャルを

並べ替えたものだといわれているが、

いいタイトルだと思う。

(★★★★★)」(2009.11.1記)

 

ドラムスが

佐々木隆さんから

神保彰さんに代わってからの1作目、

80年のスタジオライヴ盤

「THUNDER LIVE」も

衝撃的でしたが、

こちらはさらに、

衝撃を受けました。

 

たった4人で、

これだけの完璧な演奏が

できるなんてと

驚いたことを思い出します。

 

CASIOPEAの名前は、

この時点ですでに

日本ではもちろんのこと

海外でも広く知られており、

一般リスナーはもちろんのこと、
名だたるプレイヤーたちにも

賞賛され評価されていました。

 

そして同じ年の暮れに

リー・リトナーグループの4人

リー・リトナー(G)、

ネイザン・イースト(B)、

ドン・グルーシン(Key)、

ハーヴィー・メイソン(Dr)

とのセッションアルバム、

「4×4(FOUR BY FOUR)」

で、さらに私たちを

驚嘆させることになります。

 

 *過去記事

SUPER FLIGHT

CASIOPEA LIVE!

20th Anniversary Live