本国イギリスよりも、

日本やアメリカで

先に評価されていた

クイーンが、

ようやく全世界的な

評価を得たシングル

KILLER QUEEN

(74年10月発売)

を含む3枚目のアルバム

(74年11月発売)。

 

へヴィなものから

ソフトなものまで織り交ぜた、
彼ら4人の

豊潤な才能が作り上げた

全13曲に圧倒されてしまう、
70年代ブリティッシュロックの

名盤中の名盤とも言われている。


初期のライブでは、

BRIAN MAYの

ギターソロを織り交ぜて

必ず演奏されていた

BRIGHTON ROCK
洒落た歌詞と

重厚なコーラスが美しい

KILLER QUEEN
そしてROGER TAYLORの

このバンドにおける重要性が光る

TENEMENT FUNSTER

FREDDIE MERCURYの

コンポーザーとしての

奥行きの深さがうかがえる

FLICK OF THE WRIST
短くも美しいバラード

LILY OF THE VALLEY

(谷間のゆり)
そして

誘惑のロックン・ロール」

(75年5月発売)の邦題で

シングルになった

NOW I'M HERE」まで、
A面の完成度の高さは

特に抜群。(★★★★★)」

(2006.9.6記)

 

元記事にも書きましたが、

このアルバムからは

2枚のシングル盤が

発売されています。

 

「キラー・クイーン」は、

日本でも大ヒットしましたね。

 

当時洋楽が好きだったのですが、

好きな曲はたくさんあっても、

好きなアーティストに

なかなか出会えないでいたところに、

クイーンが現れました。

 

前のアルバム

「クイーンⅡ」でもそうでしたが、

曲間が極端に短い部分が多く、

場合によっては重なり合って

メドレーのように

なっているところもあり、

さらにA面、B面が

それぞれ完結している

組曲のような構成に

なっているのが、

なによりの特徴だと思います。

 

細かい話ですが、

当時クイーンのアルバムの

日本盤のジャケットは、

なぜかアメリカ盤のデザインを

使用していて、

現在のイギリス盤仕様とは

デザインが異なっています。

 

次の写真、

上がアメリカ盤、下がイギリス盤です。

多少わかりにくいかもしれませんが、

写真のトリミングが

少し違っていて、

さらに、アメリカ盤のほうが、

文字が外側コーナーに

寄っていますね。

 

そしてイギリス盤には、

インナーの紙スリーブに、

歌詞が印刷されていたと

思います

(アメリカ盤は真っ白な

インナースリーブでした)。

 

まあ、どうでもいい話

かもしれませんが、

ふと思い出したので。

 

 *過去記事

QUEEN

AT THE BEEB

QUEEN Ⅱ

SHEETKEECKERS

A NIGHT AT THE OPERA

GEISHA BOYS

FREE IN THE PARK

A DAY AT THE RACES

DUCK SOUP

QUEEN'S first E.P.

NEWS OF THE WORLD

JAZZ

LIVE KILLERS

 

 BRIAN MAY

LIVE AT BRIXTON ACADEMY