「フレディ・マーキュリーの不慮の死からまもなく、

自らのバンドを編成し、
活動を再開したクイーンのギタリスト、

BRAIN MAYのライヴアルバム(94年2月発売)。


メンバーはBRIAN MAY(G,Vo)のほか、
COZY POWELL(Dr)、
NEIL MURRAY(B)、
SPIKE EDNEY(Key)、

JAMIE MOSES(G,Cho)、

CATHY PORTER(Cho)、

SHELLEY PRESTON(Cho)。


BRIANの本来の志向である

ヘヴィなナンバーが多くなっているが、
やはり、フレディ死去から

まだ間もなかったこともあり、
「TIE YOUR MOTHER DOWN」

「NOW I'M HERE」

「WE WILL ROCK YOU」などの

クイーンのナンバーは、
イントロから大歓声が湧いている。

 

またこれらはいずれも

フレディが歌っていたものだが、
実は優れたヴォーカリストでもあった

BRIANの歌声で聴くことができるのはうれしい。


そのほか、ほぼ自作のナンバーの合間に、

フレディの名曲「LOVE OF MY LIFE」を、
アコースティックヴァージョンで

聞かせてくれたり、
RAINBOWの名曲

「SINCE YOU'VE BEEN GONE」を

演奏するあたりのファンサービスは

心にくい。(★★★★)」(2007.2.17記)


ブライアン・メイさんは、

このあと、ソロ活動を徐々に少なくされ、

主にクイーンの音源の監修など

常にクイーンを大事に活動されてきましたが、
元メンバーのロジャー・テイラーさん(Dr)と

ポール・ロジャースさん

(Vo。元バッド・カンパニー)とともに、
本格的にクイーンのナンバーを

演奏するようになりました。

 

その後はアダム・ランバートさんを

ヴォーカルに立てての活動も

されていましたね。