タマネギを植えてる一画の雑草が旺盛な感じになってきた。
手入れをしなければならない。
雑草と言っても数種類の草が混ざり合って生えていて、
見た感じでは
ハコベとオオイヌノフグリ・ヤエムグラ・ホトケノザ・タネツケバナが生えているのが分かる
ヤエムグラはいわゆるひっつき虫になる草の1つ。
ハコベやオオイヌノフグリなどは、
それらが生えている環境が肥沃であるという指標になる。
→11.01.07 今年の七草粥 ①
雑草が旺盛になっても
畑の手入れが大変だと愚痴らずいい畑に近づいてきたのだとプラスに考えましょう。
(*´ひ`*)
とは言え、タマネギが雑草に養分を取られては都合が悪いので、
これらの雑草を処理していきたいのですが、
どうもハコベが茎も太く柔らかそうに見えるので美味しそうな感じがしてならない。
(´σー`)
もう、タマネギと一緒にハコベも育てたと言っても過言ではない。
(*´∀`*)
この一画に生えている雑草のうち、ハコベとタネツケバナは食べることができます。
ハコベは七草粥に入れるものだし、
タネツケバナもナズナの代用とされるものだし
タネツケバナ単体でも食べることができる。
さらには、タネツケバナとナズナは七草粥に入れる草の中でも美味しい部類の草である。
→14.01.07 美味しかった七草粥((d(◎ー◎)b))
ちなみに、ホトケノザは名前は同じでも
このタマネギの区画に生えているのは“シソ科の方”のホトケノザで、
七草粥に入れるホトケノザは“キク科”。
シソ科と聞くとミントやローズマリーもシソ科なのでハーブっぽいけど
ホトケノザは分類はシソ科でも特に香りがいいというわけでもなく
食用でもないので注意(不味い)。
(´σー`)
結構な量をもってハコベを収穫!
((d(◎ー◎)b))
おかずとしてだけではなく、スパゲッティと絡めて食べても美味しいと思う。
今回は炒め物にして食しました。
(★´ひ`★)ゞ
【材料:ハコベ 切干だいこん 冷凍コーン シーチキン】
オリーブオイルで炒めて塩こしょうと醤油で味付け。
調理前にハコベを水洗いするのですが、
洗った後に水切りせずに切干だいこんと一緒にフライパンに入れて炒めることで
水で戻さなくても切干だいこんが戻った状態になっているという。
ハコベは普通に野菜として食べれる。美味い。
((d(◎ー◎)b))
ホウレンソウに似た風味と食感で普通の葉菜類となんら変わりません。
((d(◎ー◎)b))
ハコベ(はこべら)は体の炎症を抑え、歯槽膿漏に効くという。
ある農家の話によると、
親戚の娘が盲腸炎を患った時に「ハコベが内臓によい」と聞き
すり鉢ですったハコベの青汁を飲ませたところ一発で治ったという。
このことから「体に良くておいしいのであれば」ということで
直売所に出荷することにしたという。
最初は「ウサギの餌売り」「雑草を売るなんて」と馬鹿にされたが、
試食を出したところ好評になり
次第に固定客がつき売り上げは安定しだしたらしい。
収穫したハコベは軽く水洗いしてポリ袋等に入れておけば
シナシナヘナヘナの状態になることなく3日間くらいは持つので、
保存性の面から見ても一般的な野菜と比べても遜色ありません。
庭先にて桃の花とハナニラ(イエイオン)
→13.04.04 庭のハナニラ(イエイオン)
■参照および引用した資料
・学研の観察図鑑5「野山の草花」
伊藤洋・監修 学研
・「草を栽培して売るノウハウ」
現代農業 2010年7月号 農文協
・「私なりの草との付き合い方 / 竹内考功」
現代農業 2010年8月号 農文協