おそらく、こぼれた種から発芽しただろうと思われる畑菜が大株になりました。
(´σー`)
収穫したものの一部
引き抜かずに葉っぱだけ切り取って収穫。
((d(◎ー◎)b))
このような方法で収穫すると、
再び葉が出てきて、とう立ちするまでの間に数回収穫することができます。
(★´ひ`★)ゞ
もちろん、とう立ち後はナバナとして収穫。
(*´∀`*)
ここまで大きくしたのはと言うと、
菜っ葉が1株だけあってもそんなに量がなく中途半端なので、
もうちょっと大きくなってからと収穫を先延ばし先延ばし(放置)しているうちに、
だいたい市販品7袋以上の質量になってしまったのです。
(*´ひ`*)
生育の過程はおおよそ宇治田原のおおきなかぶと同じで、
初夏から今にかけて、
やはり半年以上の期間をかけると巨大化することがあるのですな。
(´σー`)
→14.12.13 おおきなかぶ!? (T-farm 宇治田原)
でも、ここはコンクリートの上に盛り土をしただけの場所なので、
そんなに深く根を張れないはずなのに...。
実はド根性畑菜でもあります。
((d(◎ー◎)b))
お揚げさんと豚肉と一緒に炊きました。
白菜やチンゲンサイのように太い葉軸なので食べ応えがありました。
(★´ひ`★)ゞ
白菜のように甘くて柔らかい葉っぱも魅力的だけど、
こういう緑の濃い菜っ葉も香りがよく捨てがたい。
色が濃いぶん白菜よりも栄養価も高いです。
o(^-^)o
京都市伏見区の中規模スーパー・大手スーパーにて:12.02.02 撮影
畑菜も最近は時期になるとスーパーで見られるようになったと思う。
いや、畑菜を知るまであまり気にしてなかっただけかも知れない。
12.02.23 撮影
12.03.14 撮影
とは言え、まだまだ珍しい部類の野菜ではあるので、
杯軸の部分と少々の葉を残して水に漬け発根させ、種採り目的で育てようと試みました。
ちなみに隣の赤大根も水に漬けましたが
こちらは発根せず、そのままとう立ちしました。
(´σー`)
13.04.20 撮影
その畑菜から採れた種を播き、栽培し、収穫できたのがこちら。
(★´ひ`★)ゞ
畑菜から採った種からできたんだから畑菜と言ってるのですが、
これも他のアブラナ科野菜と交雑している可能性が大きいので
完全に畑菜と言えないという事実もあったりします。
(^_^;)(^_^!)
そして、収穫後の大株畑菜。だいぶスッキリ★
畑菜(ハタケナ)とは京の伝統野菜の1つであるアブラナ科の野菜。
畑の葉っぱという意味で私が適当に畑菜と言っているのではなく、畑菜という名前。
→12.01.13 畑菜という菜っぱ ①
→12.01.13 畑菜という菜っぱ ②
起源は明らかではありませんが、
1696年に畑菜という名前が出ている史料があります。
以前からあった菜種油用の在来種と、明治初期にヨーロッパより輸入した普通種を
早春期に若菜として使用していたものを改良したものです。
古くから冬季の野菜として重視され、
明治時代以降も京都市の内外で広く栽培されてきました。
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・12.01.26 いったい何通り?? (O-GArden第2ラボ)
■参照および引用した資料
・「歳時記 京の伝統野菜と旬野菜」
髙嶋四郎・編著 トンボ出版