3年前はまだ大きくなっていなかったブドウの木も育って
立派な果実を実らせていました。
(★´ひ`★)ゞ
→11.08.25 JR大阪駅に屋上農園が!…ひと足遅く潜入! ①
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よその畑は気になるということで、
大阪ステーションシティにある天空の菜園へ。
よその畑とは言え、憩いの空間として開放されている場所なので
気軽に観察や偵察ができるという。
(´σー`)
これが一般的な農地だったら
場所によっては
別に何もしてなくても「何したはりますのん?」ってことになりうるという。
(*´ひ`*)
同じ区画に互いに葉の形が異なるオクラが栽培されていました。
こちらは茎や葉脈が赤いのでおそらく赤オクラだろうと思います。
同じオクラコーナー(?)で栽培されていたので
どちらもオクラなのだろうと思っていたのですが、
この葉の形の違いは何だろうと思って調べると、
1.栄養状態の違い
2.品種の違い
の2点が浮かび上がりました。
1.栄養状態の違い
ネットの記事によると、葉っぱの切れ込みが深いと肥料不足と言われていますが、
肥料過多と説明する記事もあります。
オクラは葉っぱで肥料の状態を判断するというのは初めて聞きます。
そんなん本に書いてあったっけ?
実際、私が参照している家庭菜園の教科書にそういう記述は皆無でした。
で、そのオクラの葉の切れ込み具合について、
肥料不足と説明する記事の方が多いですが、
肥料過多と説明する記事も少ないという訳ではありません。
で、それらの記事をまとめると、
葉っぱの形が土壌の肥料分に関わるという話はよく聞きますが、
それが肥料不足によるものなのが
逆に多すぎるのかに関しては諸説あるという状態のようです。
更には、肥料不足とか肥料過多と説明してはしているものの、
どんなテレビ番組で言ってたとか、どんな本に書いてあったとか、
園芸研究家の誰々さんによるととか、
どこの大学の研究結果では...などの情報元の記載がある記事がある訳でもなく、
実際に検証した結果こうでした...という記事もありません。
オクラの葉の記事を見つけて、
家庭菜園検定を受けて1級に合格したのに
まだまだ知らない事もあるもんだと思いましたが、
本に載っていないということは、つまり、そういうことなのでしょう。
つまり、本に載っていないということは
確証のある現象ではないから載せられないということ。
オクラの葉の形と土壌の肥料分の相関関係については
今のところよく分からない現象のようです。
2.品種の違い
しかしながら、オクラコーナーでは葉の形の違いが株単位で生じているので、
同じスペースで肥料の問題が出るとは不自然なので、
1つの区画に数種類の品種が栽培されていると考えた方が自然と思って
調べてみた結果、
この細い形の葉をした株はオクラではなく
記載されている複数の記事の写真と一致するので
どうやらトロロアオイではないかということでした。
トロロアオイは花オクラとも言い、
オクラもトロロアオイもアオイ科トロロアオイ属に属する植物です。
トロロアオイは、
和紙をつくるときに植物の繊維を均一に分散させるための添加剤として用いられ、
蒲鉾や蕎麦のつなぎにも用いられるそうです。
野菜としては花オクラと呼ばれるように、花を食用とします。
オクラと同属の植物だけあり、
特有のぬめりがあり美味しいそうですが、
一日花であるため直売所などで販売されていることがあるものの
市場にはほとんど流通しないそうです。
ちなみにトロロアオイは実もオクラに似たものができますが、
オクラのように美味しいものではなく、食用には適さないそうです。
大阪のビジネス街と入道雲。
今年の夏はゲリラ豪雨が多かったですね。
(^_^;)(^_^!)
■参照および引用した資料
・「別冊やさい畑 野菜づくり名人虎の巻」
家庭菜園検定委員会 家の光協会
・「旬を育てる 旬を味わう 野菜づくり大図鑑」
藤田智・編著 講談社
・wikipedia:トロロアオイ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4
...など