『モモ』に続き『はてしない物語』を再読。
かなり忘れていて、もう、純粋に楽しめました。
というより何回読んでも面白いのは作品の持つ力ですよね。

文字の色からして行きて帰りしを表現しているって凄すぎませんか。
芸術家の父君の影響かもしれませんね。

とにかくこの連休、私を惹きつけ片時も本から目を離させなかった一冊です。

未読の方へのおすすめはもちろんですが、もう読んだよというあなたにも再読をおすすめしたい。
ま、余計なお世話ですけどね。

元帝王の国だったかな。
あの場面でどれだけドキドキしたことか。
結末を知っていてもやめたほうがいいのにと感じてしまうのです。

それほど苦難の道の後の変わる家の花咲くおばさまとの場面はまさに子育てそのものですね。
これを読めば子育ての指南書なんか要らなくなります。

真の意思に気づいたバスチアンの父親との再会シーンも好きですが、私の一押しはラストですね。
もう最高です。

感想を書くのは苦手ですが、エンデさんの作品ならエンドレスに書き続けることができます。

ではまた。

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