船橋市内の城を散策。金杉、高根、米ヶ崎、夏見、船橋、峰台、花輪城。令和6年5月3日(金) | お出かけ&ライブのブログ

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いよいよゴールデンウィークも後半戦に突入、さて後半初日は?。

連休は観光地は観光客で溢れかえり、かと言って東京都内にいても主要な街は人で溢れかえっているし、イベント行っても混み合うだけだし(ちょうど1年前は餃子フェス行って混んでて餃子食えなかったwww)。

絶対観光客が来ないような場所で、我が趣味に合う場所、、、
という事で思いついたのは城巡り。
予算かけたくないから通勤ルート上でどこかあるか?閃いたのは船橋市。場所的にも里見氏、北条氏、千葉氏などがしのぎを削った地、城の1つや2つはあるだろう。
早速検索してみたら1つや2つどころか船橋市内だけでも10以上の城がありそうだ。
その中から南側の7箇所を巡ろうと思う。
色々投稿を調べると、どこも痕跡はなさそうだが、逆にそういう方が面白いかも。

まずは船橋へ。
午後の下り電車、すいていた。

先に昼飯、南口の麺屋弘へ。

つけ麺。



そして船橋から東武野田線で馬込沢へ。
ここから今日の城巡りはスタート。

城で検索して船橋市の南側だけでこれだけ出てくる。1つは違うだろうけどwww
この7つを今日は巡る予定。

駅から木下街道を歩く。
主要道だけどこんな感じ、千葉県の道路整備は遅れているという事実が。

そして船橋市の南北を結ぶ主要な県道を歩く。他県なら片2車線になるレベルの主要道だが、、、
実はこの近くの市営馬込霊園は母方の祖父母が眠る。だから車では何度も走っている道だが歩くのは初めて。
こんなに通行量少ないのは珍しい、やはり連休だからか。

まず目指すは金杉城。
馬込沢駅から30分位歩いたか。
県道8号から少し外れて。

金杉城跡
まずは神明社を目指して、そこから道を入る。

この辺りか?

一帯は畑地になっていたり民家になっていたり。だからあまり探索は出来ない。

少なくとも色々な城跡にあるような◯◯城跡碑みたいなものは無い、それどころか案内板すら無い、金杉城の名を示す物は全く無い。

先程の神明社に戻る。

土塁らしきものが境内にはあるが、それが金杉城のものかどうかはわからない。
案内板すら無いから何をもって城制覇とすべきか難しいところだか、これにて金杉城制覇とする。

再び県道8号に戻って南下。
念田川を渡って高根町へ。
このスタイルの川は都内では軒並み暗渠化されているからこうやって残ってるのはなんか嬉しい。
(普段やってる暗渠巡りの川は暗渠化される前はこんな感じの川だった)

更に高根川を渡る。木で生い茂って見づらいが、水面も見える。

この先道入った辺りが高根城跡。


高根城跡
こちらは先程の金杉城跡以上に散策しづらい、ほとんど民家の敷地になっているから。
かろうじて道端から土塁跡は確認できた。
鳥居の背面。

早々に諦めて引き返す。
こちらも案内板的なものすら無かった。

県道に戻って振り返る。
茂みの高台の辺りだろう。

県道8号を更に南下。
少し高台の台地状の場所にある米ヶ崎城跡を目指す。

米ヶ崎城跡
平坦な広々とした台地部分はほとんどが畑地になっている。
その中に島のように存在する茂み。
ここが米ヶ崎城跡。
実際にはこの辺り一帯もだろうが、土地開発されていて遺構らしきものは全く無い。

その茂み、意富比神社が城跡。
でも案内板どころか米ヶ崎城の一文字も見当たらない。

なお台地上からは近くを走る東葉高速鉄道が見えた。

今度は西に向かって歩く。
海老川を越えた先の高台にある夏見城へ。

夏見城跡
この高台が城跡。
この左側にある坂を登る。

登った先、現在は長福寺という寺院の境内になっている。
工事中だから横から境内へ。



御本尊の案内板だけど夏見城跡の文言が。
今回巡った7つの城跡で唯一城跡の文言があった場所。
そしてこの城は唯一城主が誰だったか記録の残っている城。

本堂裏手に残る土塁跡。




そして夏見城跡(長福寺)を後にして、海老川まで戻る。  

海老川に沿って歩く。

復元ではあるが何だか趣きのある橋。

伝承が残る橋だった。

そして次に目指すは船橋城だが。

船橋城
ここは城があったという痕跡は全く無い、記録に残ってなければ城があったと想像するのはほぼ不可能と思う。
なぜなら現在は船橋市卸売市場になっていて、その東側辺りにあったとされる。

市場の真ん中を先程の海老川が流れているが堀の役割を果たしていたのだろうか。
昔は海に近かったから水城であったのでは?とされている。

城との関連性はわからないが、東門を入ってすぐの場所に将門の松というのがあった。

何代目かはわからないけど、、、

もうこの辺りは住宅街、今度は総武線を越えた南側の住宅街にある峰台館跡を目指す。

峰台館跡
地図を頼りに進むと住宅街の中に現れるこの高台と思われるが、私有地のようで入れない。
少し先に進むと登り坂があり、登りきった先には峰台小学校がある。
この校内辺りが峰台館跡。

学校南側には何だか歴史を感じさせる木がある。

ここは峰台館跡だけでなく縄文時代の遺跡や古墳があったりと、様々な時代の遺跡。
だから峰台遺跡と呼ばれている。

周りに比べて高台である。

そして下った先にある慈雲寺辺りも峰台館跡の一部。

墓地の部分が少し高いが土塁跡だろうか。

そして最後に目指すは花輪城跡。
花輪というと東関道の花輪ICを思い出すがこの近く。

こちらも住宅街の中の高台。

花輪城跡
現在は茂呂神社の境内になっている。
高台に登って横から境内へ。

なんとなく土塁っぽい。

高い位置にある本殿。
こちらに向かって参道が段状に高くなっている感じが郭っぽい。

段々になっている感じ、郭が残っているのだろう。

空堀も残っていて、小径になっている。



こちらが入口、一番下。

実は花輪城は記録にも伝承にも残っていない謎に包まれた城だが、今日回った7つの城の中では一番城跡らしい遺構が残っていた。ただこちらも城跡である事を記したものは全く無かった。

そしてこれにて今日の城跡巡りは終了だが今日回った全ての城跡には城跡の碑や案内板は全く無かった。
普通に行ったら城があった事がわかる事は無理だろう。

そんな感じだから観光客なんか皆無、城跡散策してる風の人も全くいない、畑地や民家、住宅街や学校だったり。
そんなところを彷徨く部外者の俺はさぞかし不審だったと思われる。

そして帰りは割と近くの京成線の船橋競馬場駅に向かいました。



追記
駅のすぐ道向かいにファミレス風のラーメン屋があったので行ってみた。
丸源

この肉ラーメンに惹かれた。

餃子もつけて計1027円でした。