渋谷川上流を辿って。千駄ヶ谷〜渋谷 令和3年2月23日(火) | お出かけ&ライブのブログ

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今日は渋谷に用事があるのだけど
普通に行くのはつまらないので、
 
昨日購入した暗渠散歩の本を参考に、
渋谷川の暗渠を辿って渋谷まで行ってみる事にした。
※暗渠とは、蓋をされたり地下に埋設された川とか水路の事。
 
実業之日本社刊行の「東京暗渠散歩」

 
 
ルート的にはこんな感じで。
源流の新宿御苑あたりから渋谷川が開渠となって地上に現れる渋谷ストリーム辺りまで辿ってみる。
 
渋谷区HPより引用。
 
 
 
 
千駄ヶ谷で下車し、新宿御苑の東側の方へ。
 
源流は玉川上水から流入し、新宿御苑の中の池を経由して、新宿御苑の中東側から渋谷川が始まるのだけど、緊急事態宣言中で閉園で入れないのでスタート地点近くまで行ってみる。
 
源流からすぐに暗渠化して御苑から出るのだが、全くわからない。
 
この道の下辺り。
 
 
そして外苑西通りへ。
右のビルとフェンスの間辺りか?
 
 
外苑西通りを渡って、
JRをくぐるところ、明らかに周りの土手と違ってレンガの部分が。
多分ここの下を流れる。
 
 
反対側には玉川上水からの水路跡。
公園になっていてわかりやすい。
渋谷川と合流して先程のJRをくぐる。
 
 
線路を越えた先は新しくなった国立競技場の建物の下辺りだから全くわからない。
 
 
ただ、渋谷川が新宿区と渋谷区の境界となっている。地図の赤い線。
普通に見るとわけわからない境界線だけど、
渋谷川が境となっているからなのだ。
 
 
ホープ軒辺りからは外苑西通りと同化している。
 
 
そして外苑西通りから分かれる。
この道の曲がり具合は川の跡である事がよくわかる。
 
 
この蛇行具合。
 
そして通りとの交差点には、
橋の欄干が残る。
原宿橋。
 
 
微妙な蛇行具合。
 
 
 
この辺りは穏田と呼ばれた辺り、
(穏田とは原宿の古い地名)
 
 
葛飾北斎の富嶽三十六景の、穏田の水車のモデルになった辺り。
 
 
 
更に進むと、裏原宿と呼ばれるエリアとなり
急に賑やかになる。
オシャレな店が立ち並ぶ。
 
 
有名なキャットストリートと呼ばれる道。
 
やがて表参道へ。
 
 
表参道との交差点には、参道橋の欄干が残る。
 
 
表参道を渡って。
原宿でも有数のオシャレなエリア、
 
キャットストリート。
 
 
オシャレな店が立ち並ぶなか、
赤い舗装のところが渋谷川の跡。
 
跡というか、今でも下を川が流れてるのだから
跡ではないのかな。
 
 
道沿いには川である痕跡が。
穏田橋の欄干。
 
 
 
川の護岸と側道の段差。
高い方が川の跡。
 
 
 
明治通りに近くなる。
 
道から少し路地裏に入ると、
穏田神社。
 
 
渋谷川に戻り、
明治通りに出る。
 
 
川は宮下公園の下を流れるのだが、
宮下公園は立派な商業施設、MIYASHITA PARKになっていて全く昔の面影は無い。
昔の宮下公園は夜になると少々危険な感じがした所だが、
今ではその面影は無い。
 
 
 
 
建物の屋上が公園になっている。
 
ビーチバレーのコートか?
 
 
そして建物から出て、
代々木公園方面から来る支流の宇田川との合流点。
トンネルが宇田川の流路。
 
 
開発から残されたような路地を抜けて渋谷駅東口へ。
 
 
渋谷駅東口の地下街には渋谷川の流路が頭上に。
青くマークしてある部分が渋谷川の流路。
 
 
ここから先は渋谷駅やスクランブルスクエアの中に入り込んで流路は全くわからなくなる。
 
南側に出て、道を渡って渋谷ストリームの前へ。橋である事がよく分かる。
 
 
 
 
やがて渋谷ストリームのところで渋谷川は開渠となり地上に姿を現す。
 
 
 
下流から上流、暗渠の終わる辺り。
 
 
ここから渋谷川は地上に姿を現して、
港区内で古川と名前を変え、浜松町辺りで東京湾に注ぐ。
 
なお、渋谷ストリーム辺りからしばらくは遊歩道があり、地下化した東急東横線の跡をたどれる。
 
これは川の橋ではなくて、東横線の橋の跡のモニュメント。
 
 
 
ここにて渋谷川辿りは終了。
 
まだ時間があるので、
先程の穏田辺りで寄ろうと思っていて、すっかり忘れてしまった喫茶店に向かう。
 
渋谷から歩いて表参道を越え、外苑前へ。
外苑西通りを行き、
少し道を入ったJ-COOKへ。
 
昔ながらの落ちた喫茶店。
うなぎ蒲焼ピラフというのがあったので。
 
 
食べログ

 

 

 

そして、また渋谷川を辿り、MIYASHITA PARKまで行きました。