※これは妄想腐小説です BL要素が含まれます
~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~




































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バッ!
「ちょ、ちょっと待て那智!
急にどうしたんだ!?お前、あそこの一家…というかあの双子を気にしていただろ?
それなのに”行けない“ってなんだよ?」
















…僕だって……一緒にいたい。



和臣君や潤己君とまだまだ一緒に……







だけど僕は……ううん、僕が一緒にいたらダメなんだ……
















{…大隈君。もしかして深溝がまた何かしてくるんじゃないかと心配しているのかい?
その事なら__ }



「ああなんだそれを心配してたのか!
安心しろ那智。そいつなら長世が拘束して__ 」



{いやー、彼にはいつでも話しができる状態でいてもらってるんだよ。
大隈君の望み通り警察に届けないとしても彼のした事は見過ごせる訳じゃないし、うちの大事な社員に2度目なんてあっては困るからしっかりと”話し合い“をしようと思っているからね。}



「あ?話し合いっていっても今のあいつは喋れる状態じゃ__ 」



{だから深溝の事は心配いらないよ。
2度と彼が君に会う事はない。
彼はかなり反省していて既に”許してほしい“と何度も言ってるからね。}



「ああ、言ってるな。怯えながらお前に__ 」



{ああ!さっきからうるさいな!
黙ってられないなら黙らせましょうか!?}



「お、おう…悪い……」



{ハァ…。
という事で大隈君の心配はなくなると思うんだけど、それでも気持ちは変わらないかい?}
















深溝さんはもう近づかない…?


安心して…また…過ごせる…?







ホッ…

良かった…




また深溝さんと面と向かって話すとか無理だったから、もう会わずに済むなら…嬉しい…かな……







でも、それだけじゃないんだ……


僕が、もう櫻坂さんの所にいけないと言った理由は……
















{…ん?まだ浮かない顔をしてるね?
理由はそれじゃないのかい?}



『…深溝さんに会わなくていいと言われて安心はしました……
これで家にも帰れるなと思いましたし、櫻坂さん達にこれ以上迷惑をかけなくていいと思ったら嬉しかったです……』



{そうだね。}



『…だけど…僕が櫻坂さんのお宅にもう行けないと思ったのは……会社の規則に反してしまうからです……』



「はあ?真面目な那智がか?」
{どれに反するのかな?}



『……依頼主との関係…の部分です……』



「あ?」
{うん?}



『……すみません……その…僕……グッ!櫻坂さんの事を好きになってしまったんです!』



「はぁぁ!?」
{…え……?}

















…あぁ……言っちゃった……



いや、言わなきゃいけないとは分かっていたんだけど…こうやって社長達に言うなんて……







ぅぅ、やっぱり恥ずかしぃ……