※これは妄想腐小説です BL要素が含まれます
~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~
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こんな時間にすみませんと何度も謝る大隈君に、強引に呼んでごめんと謝る俺…
玄関前でお互いに頭を下げる俺達…
だからなのか、どちらからともなく笑いが溢れた…
双子が寝ているから気づかったのか、大隈君は物音をたてないように静かに歩いていた。
双子が見たら”忍者だ“なんて喜んだかもな。
ピタッ…
『……』
《?》
『…あの…櫻坂さん?これ……』
あっ!
ビールの缶とかテーブルの上に散らかしたままだった!
《ごめん!今片付け__ 》
『あ、いえ違います。』
《え?》
『あるのはお酒だけみたいですけど、おつまみとかは何も食べていらっしゃらないんですか?』
《……え?あ、そういえば……》
『作り置き…足りませんでしたか?
それか味が合わなくて食べたくないとか__ 』
《ちょ、ちょっと待って!
違うから。
大隈君が作ってもらったのはどれも美味しくて今日だって温めて食べたから。》
『そう…なんですか?』
《冷凍庫見てもらったら直ぐ分かると思う。
というか、休み明けは確実に減っていると思うんだけど…》
『あ、そういえば…そう…ですね……』
《うん。
それに今日は貴雅からもらった餃子をほぼ1人で平らげたから酒以外は腹に入らないだけだから。》
『…そうだったんですね。
すみません。もしかして食欲もないのかと思っちゃって……』
《……”も“ ?》
『…実は先程電話したのも、こうしてお家まで来てしまったのも櫻坂さんの様子が気になったからです。』
《…え?》
『櫻坂さん…
僕じゃ全然頼りないと思いますけど…悩みとかあるならよければ聞かせて下さい。
僕、櫻坂さんの力になりたいんです。』
《!》