※これは妄想腐小説です BL要素が含まれます
~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~



































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急に現れて行こうと言ってくるこいつ…


しかも俺の名前をフルネームで言ってきた…












《どうしたの?行かないの?》












行くか!

怪しすぎるだろお前!












《?》



『……』



《…あ、もしかして俺を怪しいと思っている?》












それ以外にあるか?













《まさか怪しいと思われてるとは…》



『だって怪しいだろ?俺の名前を知ってるなんて__ 』



《出欠確認で名前呼ばれて返事したよね?》



『……ん?』



《それを教室で聞いてたから知ってるんだけど?》



『……え?』



《普通科1ー6の櫻谷 暁翔。
一応、大嶺君のクラスメイトなんだけどな。》














……マジか。







いたっけ?





…いや。

俺、教室では周りとか見てなかったし他の人の名前とかちゃんと聞いてなかったから…いたんだろうな……













『…なんか……ごめん。』



《ううん、いいんだよ。
大嶺君は周りに興味なさそうに椅子に座っていたしね。》















…なんで知ってる?


俺を見ていたのか?












《じゃあ、怪しい人間じゃないと分かったから一緒に行ってくれる?》



『え?…あぁ、うん。
でも…あんたはどっちに行ったか分かるのか?』













ここで話していたからさっきより時間が経ってるけど…














《大丈夫だよ。
このルートだと次は学食を回って武道館方面だろうからね。》



『……詳しいんだな…』



《入試の日には校舎内を把握して、昨日は他の建物や避難動線なんかも全て把握したからね。》













何やってんだよ、こいつ……



入試の日に…昨日っていったら入学式だよな?








あ、じゃあ昨日講堂と反対方向に歩いて行ったのって探索しに行ったって事か?

式にも出ずに?






……え、こいつ変人なのか?














《あ、今俺の事変な奴だと思った?》



『……コクッ。』



《確かにそうだよね。
でもそうするのが身についちゃったものだからどうしてもしちゃうんだよね。
3年はここで学ぶ訳だし必要でしょ?ハハハ。》













ハハハって……そこ笑う所か?


やっぱり変な奴だな…












《さてそろそろ本当に合流しないとまずいね。
行こうか大嶺君。》



『…あ、うん……』












確かに、いないって騒がれると面倒だしな…












《あ、大嶺君。
櫻谷じゃ長いだろうから俺の事は暁翔って呼んでよ。
これからよろしくね。》















……なんでだよ。





こいつ、変な奴にプラスして慣れ慣れしい奴というのも追加だな。



俺が関わりあいたくない奴の上位みたいだから、よろしくしねぇし、呼ぶとしても苗字の方にするわ。












スタスタ
《大嶺君、早く。》













…仕方ないから今だけはついて行くけどな。