※これは妄想腐小説ですBL要素が含まれます
~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~






















ほ、本当に?
本当に僕があいにいけるの?



【ふふ  嘘はつかないよ?でもね?
マソラが逢いに行きたいと願っても  僕は叶えてあげられない 】



……アズ様はできないの?



【うん  それが出来るのはアフマルだけだから
この話もね 本当はアフマルからお話して貰う筈だったんだけどね?  
アフマルが怖じ気付いちゃってね 】



おじ…おじけ?



【う~ん  弱虫になっちゃったって事だよ♪】



神様…なのに?
弱い虫さんになったの?



【ふふっ   そうみたいだよ♪  強そうに見えるけどマソラとお話しするのが怖いんだって  】



僕が怖いの?
僕そんなに強そうにみえるの?
僕、引っかいたりしないよ?



【違う違う  マソラにこれ以上嫌われたくないからお話しするのが怖かったんだって  
マソラにお話ししてまた泣かせてしまったらどうしよう?って凄く悩んでてね  
それで代わりに僕からマソラにお話ししてって頼まれたの 】



……僕…アフマル様の事嫌いじゃないよ?
少~し苦手なの…
僕に怒ってると思ったから…



【ふふっ♪  アフマルはね緊張してたらしいよ
緊張してお顔が固まってたみたい
それがマソラには怒ってるように見えたんだね?
でも目はどうだった?アフマルの瞳を見た?】



…おめめは怒ってなかったの
おめめでビクッとなるのはウル様の方なの!



【アハハ♪  確かにウルの眼力は強いからね♪
アフマルはマソラに怒ってなんかいないからね?
それとあの話し方は僕からキツ~く注意しといたから!
だから  アフマルとお話し出来るかな?】



でも…僕のお願いきいてくれるかな?
前のお願いは“ダメ”って言われたの…



【…ダメ?あぁ!あれかぁ~
そうだね アフマルは確かに“出来ない”って言ったね
マソラ?神様にも出来る事と出来ない事があるんだ
マソラがあの時にお願いしたのは“ミー君を此処に連れてきて”だったでしょ?
ミー君は生きてる人間だから此処には来れなかったんだよ?   今なら分かるかな?】



僕…ひどいこと言った……



【そんな事ない! マソラは虹をミー君に見せたかっただけでしょ?
ミー君の“死”を望んだ訳じゃないでしょ?】



違うの!
ミー君には笑っててほしいの!
でも…虹さんがとってもキレイだったから
ミー君にも見せてあげたいと思っただけなの……



【うん  分かるよ
アフマルの説明も足りなかったね?
でもマソラもあの時はまだ何を言われても難しかったでしょ?
今なら人間について  アスファルが教えてくれたから理解できるよね?】



うん!分かるの!
人間は僕たち猫よりもっともっと長く生きてられるの!
僕、お勉強したの!



【うん  お勉強も頑張ったね とっても偉いよ 】



フフ♪アズ様にほめられたのぉ~♪
僕嬉しいのぉ~♪



【可愛いなぁ~♪はぁ~マソラと離れたくないなぁ~】



……アズ様?



【マソラと一緒にごろごろしたいなぁ~
お仕事なんかしないでお昼寝してたいなぁ~
マソラといっぱいお話しして笑ってたいなぁ~】



あ、アズ様?…どうしたの?



【思ってる事を言っただけだよ?
僕、我が儘だった?マソラはこんな僕の事嫌になる?】



いやじゃないの!
嫌いになんかならないの!
大好きなの!
僕と一緒にいたいって思ってくれたの、すごくすご―く嬉しいの!
わがまま違うの!!



【ありがとう♪  じゃあその言葉をそっくりマソラにお返しするね?】



ふぇっ?



【んふふっ  僕はミー君を好きなマソラが大好きだよ
ミー君と一緒にいたいって願うマソラも大好き
そんな大好きなマソラが我が儘を言ってくれるのが僕は凄く嬉しい 】



ふぇ~



【僕が側にいるからね?
だからマソラはアフマルに思っている事をお話ししよう?
マソラの想いを聞いて貰おう?
頑張れるかな?まだ怖い?】



…怖くない…の…
アフマル様のおめめをちゃんと見るの
ちゃんとお話しするの
それに…僕にはアズ様がついてるの!
アズ様の“大好き”があるから僕頑張れるの!



【マソラ!ぎゅーってしたい!僕凄くぎゅーってしたい!その子いるけど一緒にしていい?】



いいの!
この子もきっとアズ様を好きなの!



【そうなの?  今からマソラをぎゅーっとするけどおチビちゃんも一緒にしてもいい?平気?】



ミッ ミッ!



【ふふっ  お許し貰っちゃった♪】



アズ様この子の言ってること分かるの?



【僕一応神様だからね? 】



やっぱりアズ様はすごいのぉ~
大好きなの~♪



【僕もマソラ大好き♪ぎゅーっ♪】



ンフフ♪ぎゅーなのぉ♪

ミッ♪

…ん?



【ふふっ  おチビちゃんもマソラが好きだって言ってるよ 】



そうなの?
ありがとうなの♪

ミッ♪



【んふふ♪可愛いなぁ】











それからアズ様は僕とおチビちゃんを抱っこしながらごろんと寝ちゃったの
僕達もアズ様の腕に抱っこされながら一緒にごろんとしたよ

おチビちゃんもアズ様の匂いが気に入ったみたい
いっぱいスンスンしてて、アズ様が“くすぐったい”って笑ってたの
それからおチビちゃんはアズ様のお顔の側で丸くなって寝ちゃったの
ほら?僕の言ったとおりでしょ?
おチビちゃんもアズ様の事好きになったの!

おチビちゃんが寝ちゃったから、アズ様の優しいおてては今、僕だけのモノなの♪
いつも眠くなっちゃう優しいおてて…

でもアズ様が笑いながら“まだ寝ないでね?”って言ったの
そうだった…
ちょっと忘れてたけどアフマル様とお話しするんだった!
いけない、いけない!
僕のおめめちゃんとあけとかないと!



【んふふ♪  ごめんねマソラ  ちょっとだけ頑張って起きててね?】



うん!頑張るの!
…ところでアフマル様はいつ来るの?



【実はもういるよ?】



いるの!?
…でもどこに?
きょろきょろしてもアフマル様はいないよ?



【いや……いるんだけどね   もうちょっとかかるみたいなんだよね 】



……???



【ふふっ  弱虫に加えて泣き虫も追加されたみたいなんだよね
マソラは凄い子だね♪
でも本当にアフマルは…困ったちゃんだね?】



アズ様は笑いながら言ったよ
…アフマル様には弱い虫さんと泣き虫さんがいるの?
それで僕がすごいの?
それが困っちゃうの?

………???

アズ様はいつも僕が分かるように教えてくれるけど、これは…難しいの

アスファル様に聞けばいいのかな?
教えてくれるかな?



【アハハ♪   じゃあ後でアフマルに直接聞いてごらん?
きっと面白くなるから♪】



面白い?
…うん!分かった♪
面白いのは楽しい事だよね?
僕、楽しいの好きだから聞いてみるの!



【うん いいと思うよ♪  はぁ…アフマル~?
まだかかるの?】



アズ様が寝ながら話しかけると、どこからか
まだ無理だから”って聞こえてきたの

僕びっくりしちゃったけど、アズ様は笑ってるし、その声も聞いた事があったの
あれはアフマル様の声…
でもなんかいつもの声と違うような気がするの…

……まっ、いっかぁ~
だってアズ様は笑ってるし、おてては相変わらず僕を優しく撫でてくれてるもん♪


でも早くアフマル様来てくれないかなぁ?
おめめあけてるの、そろそろ大変になってきたよ?

ふぁ~~~っ…まだかなぁ~?