私はあんな荒木が送ってよこした原稿に残金40万払う気はなかったから「納得してないから、40万払えない」とメールしたら、こんなメールが返って来た。

優子さんへ

優子さんが原稿に納得したから、私はそれを編集者に見せることができたわけで、この事実から、優子さんが原稿に一応の納得をしたことは明らかだと思いますが・・・
すべては明らかなことなので、言い合いをしたりする気はありません。返信は要りません。


私はこのメールを読む前から、「私は出版詐欺にあったのかも」って思ってたけど、このメールを読んで確信した。誰に相談しても、荒木が詐欺じゃないと言う人はいなかった。あんな作文よりもひどい原稿を送ってきて、40万取られることが我慢できなかったから、弁護士会の「仲裁センター」に訴えようと思って、荒木に訴えるからとメールしたら、また彼から

荒木です。最初は途中経過を(それでもどんな出版社かは言いませんが)詳しく教えようと思っていました。
でも、優子さんのあまりにも世間知らずな対応を見て、そういうことはやめます。(たとえば、すぐに相手のことを詐欺師呼ばわりするとか)先方に変なことを言ったりしたら、まとまる話もまとまらなくなりますから。
ただ、今までに三社に会って、原稿を渡したということだけは知らせておきます。
弁護士会へ訴えたければどうぞ・・・・その場合は出版のほうはどうなるんでしょうか。それと残りの40万円のほうは・・・

そんなけんか腰の話はやめて、お互いに協力し合うほうがいいんじゃないですか。これは仕事なんですから。


とメールがきた。
素人が簡単に本を出版できるわけないし、「優子さんの本なら売れます。」なんて、それも詐欺の手口だと出版関係の仕事をしてる人にいわれた。

私はどうもこのおとこに40万円騙し取られたみたい。