こんにちは
ニュージーランド留学TO GO代表のなほこです
ニュージーランド留学TO GOは、ニュージーランドにある現地留学エージェントです
私たちのオフィスがあるクライストチャーチの今日のお天気は、晴れです。
でも、朝方は寒かった~
寒くて目が覚めて、携帯の天気予報を見たら、その時の気温は3度でした。
真夏の南半球です
ま、こんな日もありますね 日本では・・・ない・・・か
さて、スイートハートなお話を・・・。
およそ2年前の2020年3月にコロナの影響でニュージーランドの国境が閉まって以来、
当たり前ですが、日本からの新しい留学生をお迎えする機会がなくなっています。(今年の7月ぐらいから再開されるかな~って感じです)
ただ、毎年、1名ほど、別の街で別のエージェントさんにお世話になっていた留学生が、
クライストチャーチに引っ越したいという理由から、TO GOの生徒になる方がいらっしゃいます。
このコロナ禍での新しい出会いは、奇跡の出会いですね
昨年は、現在、Villa Maria College(通称:ヴィラ)に通うMちゃんが、オークランドから引っ越してきました。
1年目は、日本の高校の1年間の留学プログラムで来ていたんですが、
「ニュージーランドの高校を卒業したい!」と思って、日本の高校を退学して、こちらに残ることを決めました。
2020年の12月の半ば過ぎにMちゃん自身から
「クライストチャーチへの転校を考えています。お話がしたいです」的にお問い合わせをもらいました。
(基本的には、留学のお話は子供さんには難しい内容のものも多いですし、大人の目線からの話もたくさんあるので、保護者からお問い合わせが理想ではあります)
「えっ 今からクリスマスホリデーに入るし、時間がない」
と焦りました。
Mちゃんに正直に
「時間がないから、学校を決めるのは3日以内に。申込書提出はその後2日以内に。お支払いはその後2日以内に・・・」
という、かなりタイトなスケジュールで学校を決めていくことを説明して、
今思えば、よく、あの時にあのペースで決定していけたな、って思います。
最初のMちゃんの印象は、
「しっかりしてるなぁ。自分の意見を理路整然と短く正確に伝えられる能力がすごい」
ということでした。
私にはそれがないんで、今でも羨ましいです
お母さま・お父さまは、Mちゃんに自分でやっていくように持っていきつつも
後ろできちんとフォローをされていて、
いいご家族だな~
と思いました。
そして、なんとか学校手続きもクリスマス前に完了でき、あとは、1月21日までは、最後の最後、オークランドでの夏休みを満喫していました。
クライストチャーチに到着したばかりの頃。ホストシスターのCちゃんとホストファーザーのPさん、ワンコのテッサと。
1月21日にクライストチャーチに来てからも少しお休みがありましたが、
あんまり記憶に残っていませんが
少しオークランドシックになりつつ、ホストファミリーと過ごしたりしてたんじゃないかと思います。
私も・・・クライストチャーチに居るTO GOメンバーを紹介するのに結構会いに行ったかなぁ・・・。(記憶が曖昧)
学校が始まってからは、結構大変でしたね
なぜって
Mちゃんが、マジメすぎて
”そないにマジメに追い込みすぎんでも大丈夫やから”
と何度言ったことか
でも、本人の中で、確固たる譲れないものがあるみたいで・・・。
とりあえず、体調を崩さないこと、それだけは、しょっちゅう言いました。今も言ってます。
ですが、結構、最近は、すこ~しずつ、ゆるくなってきてるかな、こっちに馴染んできてるかな、って思うことも増えてきました。
例えば、Mちゃんは、ほんっと、
”いやいや。寝ることを優先に”
って注意をするぐらい、ずっと勉強をしてるんです。
毎年、
「もうちょっと勉強しろよぉ」
という生徒さんも多いですが、
ほんのほんのほんの少しだけ
「そんなに勉強しなくってもいいよ」
という生徒さんもいらっしゃるんですが
Mちゃんは、後者タイプです
で、やっぱり、努力した分、成績はめっっっっっっっちゃくちゃいいです
Mちゃん、NCEAのシステムはよく理解していますが(前回のブログ参照)
本人の中で、単位をただ単に取るだけでは全く満足してないんで、
システムの話は自信を持って私もしてます
Mちゃん、昨年の成績は、TO GOの成績優秀記録を大きく塗り替えました
140単位近く取ってましたね
ただ、私は
「なんでも、(やり)過ぎたらあかんねんで」
と言ってます。
成績を取りすぎるなっていう意味ではなく、睡眠時間を削ってまで勉強をし過ぎたらダメよということです。
(留学生には健康管理が最重要)
でも、何人かのTO GOメンバーで集まっている時に、何かの理由でMちゃんの現在の成績を確認しないといけなかったんですが、
ニュージーランドの成績は、優・良・可・不可で評価されるんですが、
その割合が円グラフで表示されるんです。
優:黃
良:青
可:緑
不可:赤
って感じで。
そしたら、その時点でMちゃんの円グラフ
一番多いのが優:黃
次に良:青
次が可:緑
不可:赤は一つもなし
って感じで
思わず
「すっげぇ」
って言ったら、
隣に居た前回のブログで書いたTO GOのホームシック記録保持者のCが
「えっ 何がすごいんですか」
って聞いてきたので、
Mちゃんに
「見せてもいい」
って聞いたら・・・
中学1年生の3学期から留学をしてたHちゃんが、留学2年を終えて昨年帰国した時、空港での最後の別れ
話を少しそらしますが・・・
多分、これは、ニュージーランドと日本の文化の違いだと思うんですけど、
ニュージーランドでは、テストの点数を隠すってことはないんですね。
私も日本の学生時代、テスト用紙が返ってきたら、点数が書いてあるところを折り曲げて見られないようにしてました
100点でもね
そういう感じで、
Hornby High Schoolに入学をして、初めて受けたテストが理科だったんですが、
驚くほど衝撃的に低い点数に有無を言わさず、当たり前に点数が書いてあるところを折り曲げたんです
そしたら、キウイ(ニュージーランド人のことをキウイと呼びます)の生徒に
「なほこ、なんで点数を隠してるの~」
って、みんなに大爆笑されまして・・・
周りを見たら、私より低い点数だろうがなんだろうが、みんな
「何点だった」
って明るく楽しそうに点数を教えあってるんですよね
その光景が信じられなさすぎて、私が英語を理解師間違えてるのかと一瞬思いました
でも、どうやら、本当に点数を言い合ってるみたいなんで、
それを見て、
ああ。ニュージーランドでは点数を隠さないんだ~
って学んで、
それからは、しばらくは、点数が低い時に隠さないという行為をするのには少し勇気が必要でしたが
留学3年目にもなれば、恥ずかしさもなくなり、ふっつ~に点数はおおっぴらに公開するようになってました
大学で日本に帰った後、そのままおおっぴらにしてたら、逆に引かれて・・・
ああ。そうそう。日本では隠さないと・・・。
と日本の文化を思い出しました (The・感覚はバイリンガルへの道)
他には、卓球はあまりシステムをわからないまま、
「今週末試合ね」
と言われたら、とりあえず、なんでも出場していましたが
当時は、中国人の留学生や移民の方がほんっとぉに少なかった(居なかったと言いたいぐらい)ので
唯一アジア人の私は強かったんです
で、優勝か準優勝を常にするんですが、そのたびに、先生に週明けに報告をしてたんです。
そしたら、
「すごいね!すごいね!」
と言われて
少々悪さをしても怒られない・・・みたいな
それは冗談として、すっごい褒めてくださいましたし、年末の表彰式でも賞を頂きました。
2年目になれば、なんだか言うのも面倒くさくなって、
成績は1年目と同じぐらいの成績を残してましたが、先生に伝えなくなったんです。
そしたら、少々悪さをしたら怒られる・・・みたいな
ま、それは冗談か冗談じゃないかはご想像におまかせしますが
年末には表彰をされなかったですし、
なんとなく、私の総合評価が落ちたような気がしたんですよね。
その時に
「あっ。ニュージーランドではできたことはちゃんと伝えてアピールし続けたほうがいいんだな」
って学んだんです。
失敗を経験しながら、でも、これが”異文化コミュニケーション”だと思うんですよね
その思いが私は強いので・・・TO GOの生徒さんが良いことをしたら、誰にでも自慢します
「やばくない?」
「すごくない?」
って感じで。
なので、Mちゃんも、留学当初の私タイプで、めっちゃ良い点数でも隠すし、ホストファミリーにも言わないし。
「Mに聞いた数学でめっちゃいい成績取ったのん」
ってホストマザーに聞いたら
「聞いてないわ!」と言った後、
Mに
「なんで、言わないのぉぉぉぉ」
とホストマザーに突っ込まれて・・・。
こんなのが最初の頃にあったんで、
Mちゃんが言わないんだったら、私が言ってやろう作戦
Mのホームステイ宅に行っては、ホストマザーやファーザーたちに
「聞いてよ!Mちゃん、数学で優取ったんよ~」
とか
「聞いてよ!Mちゃんの宗教の課題、やばいぐらいすっごいよ!ほら、M!今、見せてあげて~」
とか
「聞いて聞いて!今度、学校代表でクライストチャーチの高校のオーケストラに入るんよ~」
とか
「Mちゃんが音楽の授業で作曲したオーケストラの曲やばいよ今からかけてあげるから聞いて」
とか
自慢すべきことは私が思いっきり自慢しまくって
隣で、Mちゃんが、
「いや。やめてください!」
って言うのを
「いやいや。ええことは言うたらええねん」
と半ば無理矢理にやってたんです。
でも、私がそうやって言うと、ホストファミリーは
「えーーーー!!!!!M、すごいじゃーーーーーん」
って
ほんっと、嬉しそうに頑張ったMちゃんのことを褒めてくれるんです。
「な?言ったほうがええやろ」
と得意顔な私
そんなことをずっと繰り返ししてきてたんですが・・・
認知症団体の募金活動をボランティアでお手伝いしました。アジア人の十代の留学生が募金活動をしていたので
「私たちのために募金活動をしてくれてるの?ありがとう!」と言って募金をしてくださる方がたくさんいらっしゃったそうです。
話は戻しますが、Mちゃんの成績の円グラフを見て
思わず
「すっげぇ」
って言ったら、
隣に座ってた前回のブログで書いたTO GOのホームシック記録保持者のCが
「えっ 何がすごいんですか」
って聞いてきたので、
Mちゃんに
「見せてもいい」
って聞いたら・・・
「はい」
と。
なんと、「はい」と
今までだったら、「やめてください」って言ったはずなのに
この瞬間、私の心は、クラブに行った時並に踊りました
”Mがニュージーランドの生活に入り込んでいってる~~~~”
って感じですね
やっぱり、留学の醍醐味の1つは絶対的にそこにあると思いますんで、ほんっと、嬉しかったですね
で、実際、隣のCくんに見せたら、Cくんが円グラフを見て
「すごっ 目にいい色のグラフになってますね~~~」
って。
大爆笑
「確かに目に刺激が強い不可:赤色はないしな」
って感じ
他にも、宗教の授業で、カトリックの何かについて書いたポスター作りをしたんですが、
それがあまりにも優秀で、先生に
「これ、みんなが見れるように、校舎の壁に貼るね」
と言ってくれるぐらいのもので
それを学校帰りにホストマザーが働いている会社に行って、
ひょなんなことからホストマザーにポスターを預けて、Mちゃんは別の場所に行かないといけなかったんですが、
ホストマザーがそのポスターのあまりにも素晴らしいのを見て、
職場の同僚全員に
「これ、Mが作ったのよ」
と見せて回ってくれたそうです
その話をMちゃんが私に嬉しそうに教えてくれて・・・
私の心は、クラブのお立ち台で踊ってるぐらい踊りました
そんなこんなで、いろいろあった1年目を乗り切りながら、
「最近、自信を少しずつ持てるようになってきたかな?」と思うほどに成長をしていってるMちゃん。
転校2年目になれば、一気に成長をする子がほっとんどなので、どんな成長をしてくれるかな~って期待してたんですが、
それはそれは、スイートハートな出来事が先日あったんですよぉぉぉぉ
ですが、
長くなりましたので、その内容は次回のブログで・・・。
TO GOで先頭を切ってコロナのワクチン接種しました。
私のガーディアンのお師匠さんと世間話をしていた中から、お師匠さんの娘さんに家庭教師をしてもらうことになりました。
日本語と英語を操れる最強の家庭教師!ありがたい存在です!
ニュージーランド留学TO GOは、クライストチャーチにある現地エージェントです
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2022年度7月からの留学が可能になるという発表が先日ありました。
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