Let's Go to ニュージーランド留学

Let's Go to ニュージーランド留学

ニュージーランドのクライストチャーチにある現地留学エージェント「ニュージーランド留学TO GO」代表が書くブログです。
ニュージーランドの留学生活を紹介しています。



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こんにちは。
ニュージーランド留学TO GO代表のなほこです。
 

3月15日(金)に起きた銃乱射事件について、亡くなられた方々にご冥福をお祈りします。

 

今回の事件に関して、現地で実際に暮らしていると、事実のみを実体験しておりますので、それほど不安は感じておりません。

日本に居て、テレビや新聞、SNSで情報を得ているだけの方が、とてつもないことがクライストチャーチ中で起きていて、

戦争のような危険が起きているかのようなご不安を逆に抱かれるかもしれません。

「テロ」と聞いたら、それぐらい危険だと安全な日本に住んでいたら、思われるのは仕方がないと思います。

私も今回の出来事を経験していなければ、他都市で起きたテロのニュースを見ていた時にそう思っていました。

でも、誤解をしてほしくないのですが

今まで、日本に住んでいた時に、

「近所で銀行強盗があって犯人が逃げているから家に居てください」と何度かパトカーがアナウンスするような事件に遭遇しましたが、

それと同じぐらいの不安感でした。

”実際はそれほど怖くないんだな”というのが私の素直な感想でした。

 

あまり、何があったか?どう思うか?ということをこういうところで書くのは本意ではないのですが、

引き続き、私はクライストチャーチが大好きですし、今回の前と後で何も変わっていないので、

クライストチャーチが誤解されてほしくないという気持ちで、

実際にあった出来事、そこに暮らしている私の感想をお伝えできればと思い、ブログを書くことにしました。

 

まず、今回の悲しい出来事は、オーストラリア出身の男の単独犯と警察はほぼ断定をしました。

当初、4人が逮捕されまれましたが、3人は当日のうち、または週末の間に釈放されました。

事件直後は4人が逮捕されたとのニュースを聞き

「ニュージーランドにも異常な白人至上主義者が居たのか?!」と、とてもショックを受けました。

日本に人種差別主義者が居るように、ニュージーランドにももちろん居ます。

ですが、長年、外国人としてクライストチャーチに住んでいますが、ほぼほぼ差別をおもいっきり受けたことはありません。

それどころか、多くのニュージーランド人は日本が大好きで、特に近頃は、日本に旅行に行く人や留学をする人がとても増えているぐらい、日本好きの人が多い国です。

そう思っていたのに、こんな卑劣なことをする人間がニュージーランドにも居るのか?と、

自分自身の居場所も否定されたような気持ちにもなり、当初は本当に悲しく、不安になりました。

 

ですが、犯人は、オーストラリア生まれ、オーストラリア育ちの男が、
「世界で安全な街なんてないことを示すため」にクライストチャーチを選んだとわかりました。

それがわかった後からは、

このクライストチャーチと全く関係のない男に大好きなクライストチャーチを傷つけられ、多くの移民を傷つけられた、はかりしれぬ怒りを覚えると同時に

「ああ。犯人はニュージーランド人じゃなかったんだな。ニュージーランド人は私たち外国人をやっぱり受け入れてくれてるんだな」

クライストチャーチに住む外国人として、自分自身についても安心しましたし、留学生についても彼らの安全は今までと変わりなく続くとわかり、

とてもとても安心をしました。

 

また、今回、こんなにものんびりしていて、一般市民は、「ニュージーランドでテロを起こすメリットなんてないんだから起きない」と信じて疑っていなかったのに

政府、警察、軍、学校、その他公共機関は、きちんと、こんな事件が起きた時の対応マニュアルや訓練をしていたんだなぁ、とわかり、

とても守られている気がして、安心しました。

 

この事件の一報を聞いた時に、即座に、「子どもたちは?」とニュージーランド留学TO GOの留学生のことが頭に浮かび、

すぐにある学校の担当者に確認の電話を入れました。

すると、事件発生後すぐに教育省から各学校に「学校内で生徒を保護するように」との通達が出され、
クライストチャーチの全ての学校は鍵が閉められ、全生徒が学校の保護のもとで守られる対応を取っていると教えてくれ、とても安心しました。

その後、各学校から私どもにも全員の無事と、そういう対応が取られていることの連絡が入り、より安心しました。

私の方でも全生徒と連絡を取っておりましたが、みんな、落ち着いて行動をしていて、先生方の対応にも感謝しております。
また、保護命令が解除された後は、学校からホストファミリーに連絡がいき、全員がホストファミリーのお迎えの下、
安全に帰宅することができたことも、大切なお子さまをお預かりしているガーディアンとして、とても安心をしました。
(お迎えができないホストファミリーがあった場合は、私どもで迎えに行く予定をしておりましたが全員のファミリーがお迎えに行って下さいました。)

週末、生徒さんが動揺をしていないか、フォローアップをしましたが、

みんな、疲れたり、少々のショックは受けていましたが、睡眠も食事もいつも通り取っているとのことで安心をしました。

それもこれも、先生やホストファミリーの支えがあってのもので、感謝しています。
 

また、週末を挟んで、今日も学校は通常通りあります。

弊社の中学、高校留学生もいつもどおり、学校に行って勉強をしています。

各学校で全校集会を開いたり、全学校にカウンセラーを置かれたりして、

引き続き、生徒たちの心のケアをしてくれていることにも感謝しています。

私たちも引き続き、留学生のフォローをしてまいります。

 

昨日の日本のTV番組で、木村太郎氏が、安全だからという理由でクライストチャーチが選ばれたということは、同じく安全な日本もこれからは危ないかもしれないとおっしゃっていましたが、

今回の出来事を経験し、大丈夫とは、どこの国や街に居ても言えない時代になったと痛感をしております。

きっと、ニュージーランドの国民全てが実感をしているのではないかと思います。

 

ニュージーランドでは、今後、平和すぎて考える必要がなかったがために、抜けているところがあり過ぎた銃規制に関して、法律を変えていくと首相が言っています。

 

首相が

「ニュージーランド人はニュージーランドを故郷にすると決めた移民を喜んで受け入れています。」

と言ってくれました。

その言葉の持つ意味は、テロ前もテロ後もニュージーランド人は移民に対して、変わりがない!という言葉であり、

その言葉を聞けたことはとても安心をし、嬉しく思っています。

 

世界に平和が訪れますように。。。

 

 

ニュージーランド留学TO GO代表

高田奈穂子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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