ニュージーから象がいなくなる。 | ニュージーに移住目指してうほとほ日記

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2011年10月四十路オンナがやってきて早くも10年。子育てと就労の苦労の中未だにワークビザ。永住権getの夢はどうなる? ビザに翻弄されて子どもたちは日本とこっちを行ったり来たり。この家族の未来は?

先日、Auckland Zooに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このコたちに会いに。

 

 

 

 

Burma (たぶん右)とAnjalee。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スリランカからやってきた象さん。2頭とも女の子。
 
 
 
 
 
一度、飼育おりから出て園内を歩く象さんを見たことがある。そばで見る象さんはやっぱり大きくて、のっしのっしと雄大に闊歩するさまは迫力があった。
 
今はもうそれをやってないのかもだけど。
 
 
 
 
 
 
この象さんたち、もうすぐここからいなくなるとクライエントさんから聞いて慌てて会いに行ったんだよ。(今年遅くで、でもいつかは決まっていない)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

でも触れたけど、ニュージーランドにはオークランドのここの動物園にしか象はいない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その象たちがニュージーからいなくなるなんて、なんか寂しいなと思ってさ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょうどタイミングよく、5日の水曜ヘラルドにこんな記事が載っていた。
 
 
 
 
 
 
象の損失はお金の問題。by 獣医
 
 
 
 
 
 
この象さんたちはオーストラリアに渡ってしまうのが確定したと記事にはあった。Anjaleeは、NSW州のDubboにあるタロンガ動物園(なんでもシドニーにあるところと系列なんだとか)で、Burmaはクイーンズランドのサンシャインコーストのオーストラリア動物園に迎え入れられる予定だという。
 
 
 
 
それは繁殖するためで、象が懐妊出産をすることで健康を保ち続けられるという理由かららしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
この記事の主旨は、2013年まで象の飼育チームにいた獣医のPotter氏が今回の象たちの移動に異議を唱え、逆に現在この動物園のDirector(日本語ではなんだろ。「管理者」かな?)であるBuley氏がそれに反論する意見が載せられている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これまでこの動物園で象の繁殖を何度か何年かかけて
試みてきたが、成功にいたっていないという。
 
 
 
 
 
今回、象の繁殖という問題解決だけでなくその健康維持のための今回の譲渡。
 
Potter氏は、「繁殖には成功しなかったが、彼女たちはよく育ってくれた。これは功績である。」が、「(Buley氏が言う)象たちが幸せならなぜ状況を変えるのだ? Burmaは少なくともあと10年以上は生きるし、その間に繁殖にために交換をするのに十分な時間がある」と主張。
 
 
 
 
一方で、先のBuley氏は、彼に対して「もっと広い視野で見てほしい」と言い、オークランド動物園は動物園であるが動物保護機関でもあり、動物福祉と飼育という観点から見ないといけないと述べている。中長期的には予算もなく飼育員も他の動物の飼育にあたることや、二頭の象たちにとって繁殖の機会をすぐに与えられることが健康問題を回避することにつながると主張する。
 
 
 
 
うちうちでも賛否があったのだなって思って。
 
 
 
 
 
 
個人的には、なんとか残すような手立てを打ってもらいたかったけど、Potter氏の言うように『象の飼育には人件費と大量のえさ、そして広大な敷地が必要』らしいので、金銭的にも大変だったのかなと思う。
 
 
 
 
 
 
 
で、この記事で知ったけど、年のいったライオン2頭も安楽死させたとあって、人気者が減り入場者も減っていてこれに加えて象たちがいなくなると、それに拍車がかかってしまうらしいのだけれど、大きな打開策については触れられていない。
 
 
 
 
 
 
なんかな。
 
 
 
 
 
ちょっと寂しいけれども動物の健康上、最善の決断ということなのかもだけど、現在のこの国での飼育技術の向上のためには何がいるのだろうね。予算とかあんまりないのかな。よくわかりませんが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、彼女たちの渡航までにはまだ時間はあるし、象たちが去る前に一度おでかけしてはいかがでしょう。
 
 
 
 
 
ちなみにだけど、とてもお天気がよい日は9時半の開園で10時にはすでに駐車場はいっぱい...。あせる
それと事前にサイトからチケットを買うと入場時はそのQRコードを受付で見せるだけなのでスムーズ。家族づれなどの入場人数によっては事前購入がお得になる場合もあり。
 
 
 
 
 
みなさん、よい週末を。
 
 
 
 
ではまた。