久しぶりに「道の駅かでな」、偉人の碑文 | 逍遥のススメ人アキラのブログ

久しぶりに「道の駅かでな」、偉人の碑文

 

嘉手納町にある「道の駅かでな」に数年ぶりに行ってきました。

「道の駅かでな」が開駅したのが2003年。
それからだいぶ経って、改修、増築工事がなされ、2022年にリニューアルオープンしました。当初、行こうと思いながらその内、その内が繰り返され、この度、やっと行ってまいりました。

行ってみて驚いたのは外国人観光客の多いこと。アジアから、欧米からと言う感じです。


ご覧になればお分かりの通り、誰一人としてマスクをしておりません。

相方に「マスクをしているのはあんただけよ!」と言われ、バツが悪い思いでマスクを取り外した次第。



2階にレストランがありまして、そこで昼食をとりました。

注文した普通のカレーが、税込み1000円。沖縄では安くはないなと思ったら、プラス、ご飯、生卵、キムチ、さくら色の沢庵に似た漬物、味噌汁等がお代わり自由でありました。

これでしたら、ランチとしては十分。

窓の外、展望台から嘉手納基地を眺める人々が見えます。食事あとそこへ行きます。

レストランを出るときに出口付近の壁にHYの色紙が貼られていました。

そういえば、このレストラン、動画で仲宗根泉が紹介していたようです。


展望台です。以前の展望台より前にせり出して、嘉手納基地がいささか近くなった感じがします。


 

下の広場、フードコートでアイスクリームを食べました。

 

 

 

最後にあの銅像。琉球の偉人「野国総管」。

野国総管は西暦1605年に中国から初めて甘藷を琉球に持ち帰りこれを島中に広めた。とあります。

 


当時の琉球は度々大飢饉に見舞われていたが甘藷の普及により人々は飢えをしのぎ、餓死者も出さずに済んだといわれている。総管はこの功により人々から「芋大王(ウムウフスー)」と呼ばれ尊敬された。と続きます。

「野国総管」の銅像の碑文の中ではウイリアム・アダムスについても紹介されています。

面白いのは最近、徳川家康、ウイリアムアダムス(三浦按針)等を描いた日本の歴史ドラマ、ディズニープラスと銘打った「SHOGUN 将軍」が「hulu」にて放映中であるという事。かつては1980年にテレビ放映された「SHOGUN」のリメイク版ともいうべきものです。1980年版は今でも思い出しますが、驚くほどに豪華なキャスティングでありました。

 

以下は碑文の一部、ウイリアム・アダムスについて。

 

甘藷は1615年、英国人ウィリアム・アダムスによって那覇から長崎に伝わり、その後日本各地に広まるようになり、享保の大飢饉をはじめ数々の飢饉に際し多くの人命を飢えから救う貴重な食料となったのである。
私たちは郷土の先達野国総管の偉業を讃え、これを町民の誇りとして後世に伝えるため本商工会設立15周年を記念し、この顕彰碑を建立する。とあります。

この「道の駅かでな」を訪れたことのない方は一度ぜひおいでください。以前訪れた方も2022年にリニューアルオープンの「道の駅かでな」をご存じないのであればその違いを見ることも一興です。

久しぶりに訪れたのですが、以前と大きく違うのは建物以外に、観光客、それも外国人観光客が数倍にも増えたことです。驚きました。

日本全国、年々外国からの観光客は増える一方でしょう。日本って人気国ですからね。ここ沖縄も、来年はJUNGLIAがオープンすることから、国内客はもちろんのこと、さらなる観光客の増加が大いに期待できそうです。

 

もうだいぶ前、12年前に書いた「道の駅かでな」の記事との比較が面白い。

2012-04-12 19:15:07
道の駅かでな 

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