演歌について 意外にいい歌たくさん
過去の記事で、音楽についていろいろ書きました。
クラシック、ジャズ、ポップス、懐メロ、フォークソングといろいろと書きましたが、演歌についてはあまり書いてないようです。
ただ、演歌は嫌いではありませんよと書いたことはありました。
それで、今回は演歌について書いてみたいと思います。
演歌について。
同じ演歌でも個人的に好きな演歌と苦手な演歌があります。
苦手な演歌は男くささ、汗臭さ、くどい癖の強い押しつけがましい演歌は苦手ですね。女の不幸を湿っぽく歌った歌も。演歌の世界にどっぷりとつかった身動きの取れないようなのは嫌ですね。
好きな演歌はどこか洗練されていてさらっとして、おしゃれな雰囲気漂う、自由で歌って心地いい演歌です。
演歌に作曲を手掛けた有名人もいます。
「フォークの神様」と称された 岡林信康が五木ひろしの歌に作曲を提供。
「北酒場」。
細川たかしの「北酒場」とは違います。
歌:五木ひろし
北酒場
作詞:吉岡治
作曲:岡林信康
私は酒場のカラオケでこの歌をよく歌いますが残念ながら誰も知らない。
それから、世界の坂本龍一が作曲した前川清の歌「雪列車」。コピーライターの糸井重里が作詞。
この歌はそこそこ知れ渡った歌です。ほのぼのとしたいい歌ですね。当然、私もよく歌います。
前川清の歌は好きですね。
本土で働いていたころ、仕事終えて帰りに寄ったスナックバーでお酒を飲みながらカラオケで歌を歌うのですが、カウンターの中の女の子が、時折、私に「あの歌を歌って!」と言われたのが前川清の歌でした。歌のタイトルは「気まぐれ雨」。この歌ヒットしたでしょうか。わからないままに、好きなので今日も歌い続けています。
演歌の独特な揺らぎはあるのですが、演歌臭みのないのがいい。
あと、福山雅治が前川清に提供した曲「ひまわり」がありますが、これは演歌の範疇に入るのでしょうか。
ご判断にお任せいたします。
クールファイブ時代に前川清が歌った歌には結構名作があります。あくまでも個人的な好みではありますが、知られてない歌にもいい歌があるのです。ヒット曲以外に10曲以上あるのではないでしょうか。演歌独特なアク(灰汁)の強さの無いのがいい。
聴いてみるとわかるのですが、こんな歌があったのかと新発見をしたような歌があるのです。何曲も何曲もあるのですが、私がとりわけ気に入っている歌を絞って2曲だけ紹介しましょう。
多分、ご存じない歌。
あきらめワルツ
作詞
ゆいまさお
作曲
内山田洋
あきらめワルツ 内山田 洋とクール・ファイブ 唄 前川 清 - YouTube
涙こがした恋
歌手名 内山田洋とクール・ファイブ
作詞
中山淳太郎・村上千秋
作曲
城美好
涙こがした恋 / 内山田洋とクール・ファイブ (youtube.com)
特に「涙こがした恋」は夢のような愛すべき歌です。特筆すべき歌です。
驚くことに、この歌は「長崎は今日も雨だった」のB面なのです。今まで表立って披露されたことのない歌でした。どうしてB面だったのかと不思議に思うほどの名作です。
この歌は私が飲み屋で歌ったのですが驚くほどに好評でした。何軒かの呑み処でこの歌を歌ったら、拍手喝采で大好評でした。「この歌知らなかった、いい歌だね」という反応。
あなたにオススメです。
ぜひこの歌歌ってみてください。そして、酒場で実際に歌ってみて、周囲のお客様方の反応に異変が起こればこれは私の意図するところです。そしてあなたを快い気分にしてくれたのなら大成功と言っていいでしょう。
前川清は実年齢からすると驚くほどに若いですね。体型のバランスがいい、顔立ちがいい、話し方がジジ臭くない。
テレビ番組で前川清の「タビ好キ」はいいですね。よく見てます。沖縄にも時々訪れますね。
これならば、当分、現役で大丈夫でしょう。