ランチと言っても
先日、ランチをいただきに、人気レストランへ行ってまいりました。
このレストランに行くのは久しぶり。
〒904-2142 沖縄県沖縄市登川701
定食屋、カレー(一般)、丼もの、定食、カレー、カツ丼、その他、日本料理店関連、各国料理店関連、ドライブイン、レストラン、洋食店 |
記事にするほどのことはあるのかとも考えましたが、ちょっと考えると前々記事に関連するとふと思った次第。
どういうことかと言うと、
そこのレストランで注文したのが Bランチ、Cランチ。
沖縄県民だとわかるけれども他府県の方で沖縄を訪れたことのない方にはわからない。
ランチに行くのにBランチ、Cランチってなんか問題でもあるの?
と言われそう。
前々回の記事で述べたことの関連と言うのはこのBランチ、Cランチ(Aランチが一番の高値)が料理の呼び名だということ。
Aランチ、Bランチ、Cランチと言うのは料理名のこと。つまりランチと言う名の料理品目なのです。ですから、夕食にこのレストランに行って、「Aランチください」と注文してもいいのです。
言い換えれば、A定食くださいと言っているようなもの。
注文したのがこれら。
最初にスープ。ポタージュだと思います。
参考までにA,B,Cランチについての歴史。
『Aランチ』は1956年、沖縄市諸見里にあった「ニューヨークレストラン」のシェフが考案したといいます。
1956年に考案。
「ニューヨークレストラン」。
残念ながら、「ニューヨークレストラン」はすでに閉店している。
沖縄出身のバンド「BEGIN」の歌「KOZA」に、「ニューヨークレストラン」の名前が登場する。
憧れの街だった「KOZA」への追憶と哀愁、「KOZA」の象徴だった、「ニューヨークレストラン」の閉店。
「ニューヨークレストラン」で発案された「Aランチ」は、「ニューヨークレストラン」の広まりと共に、県内の食堂に広がっていった。
ちなみに。
沖縄のレストランでスパゲティーを注文すると、トーストがついてくることがある。
これも、「ニューヨークレストラン」のオーナーが、イタリア系米兵から教わって始めた風習?とのこと。「ニューヨークレストラン」で発案された「Aランチ」は、「ニューヨークレストラン」の広まりと共に、県内の食堂に広がっていった。
※沖縄で「Aランチ」が県民食になっていった理由
「Aランチ」とは、何だったのか?
米兵向けのメニューと思われがちですが、車が少ない時代、花形の職業だったタクシー運転手のためのメニューだったといいます。
戦後まずしかった沖縄が、外食ではちょっとリッチなものが食べたい。アメリカ人が食べているような食事がしてみたいという憧れから沖縄の洋食レストランの歴史が始まります。
その中では「Aランチ」と呼ばれる洋食プレートはもはや県民食。
戦後の貧しさ。
アメリカ人が食べているようなリッチな洋食を食べたい。
それも、腹いっぱい。
予算に合わせて、、、
Cランチ → Bランチ → Aランチ。
憧れの、Aランチ。
2011年から「コザ Aランチ選手権」が沖縄で開催されている。
沖縄市料理飲食業組合からなる「コザAランチ選手権実行委員会」が主催。
詳しくは以下に。
沖縄の県民食「Aランチ」とは何か。「コザ Aランチ選手権」とは何か。そして俺氏は、Cから始めようと思うの。│やじり鳥 (bousaid.com)