300ページ以上ある哲学/思想系の本を黙々と読んでいると、急に小説が読みたくなったので、僕が大好きな白石一文の小説をもう一度読みなおそうと思って『翼』を読み返した。
翼 (テーマ競作小説「死様」)/光文社

¥1,260
Amazon.co.jp
白石一文さんは、最初に『一瞬の光』を読んで一気にファンになった。
僕は小説はあんまり読まなくて、しかも推理小説なんかは特に好きじゃない。
もちろん東野圭吾は読んだことあるし、すごく読み終わったときは面白いなとは思うんだけど、なかなか心の奥まで残らないので、すぐ内容とか忘れてしまう。そのせいか、なかなか読むことに対する意味が見出せない。
これは完全に個人の好みの問題ですよね。
たぶん綺麗ごとというか、スパッと終わってしまうものにあまり満足感を得られないのかもしれない。それと、あり得ない設定とか。笑
現実感がなかったり、複雑な問題に対してハッピーエンドで終わるのもなんだか・・。
だって人生そんな軽いもんでないでしょ!みたいに子供げに思ってしまうのでしょう(笑)
そんなこんなで、『一瞬の光』に出会ったときは、
これを求めてたんだ!と心から唸った。笑
さらに『僕の中の壊れていない部分』を読んだあとなんか、日本人でよかったとわけのわからないことを思ったのを覚えている。笑
なにがいいのかって、物事の複雑さとか人間の心の中のえぐい部分といったものを言葉として引き出してくれるところが第一にある。
この複雑性への読者への投げかけがほんとにリアル。
そして、決して明確な答えというものを最後においてこないところもいい。
人間の深くにある見えにくくて醜い部分に対して真摯に向き合うところが、哲学的で、知的なところがあるため、少ししたらもう一度読みかえりたくなる。
でも、この『翼』を含め最近の著作はなんだか、読者層を広くしたい狙いがあったのか、それとも僕の心に変化が起こったのかはわからないが、
今日読んでみたところはあんまりおもしろいとは思えなくなっていた。
最初に『翼』を読んだときは、白石一文にしては感動させにきてるなー。なんて思ったりしたが、やっぱり面白いと思っていたのを覚えている。
でも、今日はホントに綺麗ごとのように、上辺だけをすくったように感じてしまった。
なぜだろう。
今度は、別の著作を読んでみよう。
自分が何回も読み返している本っていうのはその読み返すたびに自分の変化がわかるような気がする。
結構期間が空いたのに前に読んだ感じが強いときもあれば、期間が短くてももっと別の視点から面白みが増す時もある。
うん、たまには小説もいいのかもなんて思ったりした今日この頃。
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白石一文さんは、最初に『一瞬の光』を読んで一気にファンになった。
僕は小説はあんまり読まなくて、しかも推理小説なんかは特に好きじゃない。
もちろん東野圭吾は読んだことあるし、すごく読み終わったときは面白いなとは思うんだけど、なかなか心の奥まで残らないので、すぐ内容とか忘れてしまう。そのせいか、なかなか読むことに対する意味が見出せない。
これは完全に個人の好みの問題ですよね。
たぶん綺麗ごとというか、スパッと終わってしまうものにあまり満足感を得られないのかもしれない。それと、あり得ない設定とか。笑
現実感がなかったり、複雑な問題に対してハッピーエンドで終わるのもなんだか・・。
だって人生そんな軽いもんでないでしょ!みたいに子供げに思ってしまうのでしょう(笑)
そんなこんなで、『一瞬の光』に出会ったときは、
これを求めてたんだ!と心から唸った。笑
さらに『僕の中の壊れていない部分』を読んだあとなんか、日本人でよかったとわけのわからないことを思ったのを覚えている。笑
なにがいいのかって、物事の複雑さとか人間の心の中のえぐい部分といったものを言葉として引き出してくれるところが第一にある。
この複雑性への読者への投げかけがほんとにリアル。
そして、決して明確な答えというものを最後においてこないところもいい。
人間の深くにある見えにくくて醜い部分に対して真摯に向き合うところが、哲学的で、知的なところがあるため、少ししたらもう一度読みかえりたくなる。
でも、この『翼』を含め最近の著作はなんだか、読者層を広くしたい狙いがあったのか、それとも僕の心に変化が起こったのかはわからないが、
今日読んでみたところはあんまりおもしろいとは思えなくなっていた。
最初に『翼』を読んだときは、白石一文にしては感動させにきてるなー。なんて思ったりしたが、やっぱり面白いと思っていたのを覚えている。
でも、今日はホントに綺麗ごとのように、上辺だけをすくったように感じてしまった。
なぜだろう。
今度は、別の著作を読んでみよう。
自分が何回も読み返している本っていうのはその読み返すたびに自分の変化がわかるような気がする。
結構期間が空いたのに前に読んだ感じが強いときもあれば、期間が短くてももっと別の視点から面白みが増す時もある。
うん、たまには小説もいいのかもなんて思ったりした今日この頃。