全米オープン2015/ゴルフの本質と怖さ | ゴルフ天国ニュージーランド発!1打でもスコアアップするための上達ヒント集

ゴルフ天国ニュージーランド発!1打でもスコアアップするための上達ヒント集

ハンディキャップを減らしていくために、限られた時間を活用してゴルフのことを考え、取り組むアイデアを紹介しています。再現性の高いアドレスやスイングのヒントをはじめ、コース戦略やゴルフクラブのことも記しています。

こんにちは。
ニュージーランドゴルフナビゲーターのきょうじです。

第115回全米オープンは、21歳ジョーダンスピースが5アンダーで優勝。4月のマスターズ優勝に続いて、今季メジャー2連勝です。

ジョーダンスピース  全米オープン2015
メジャー2連勝、ジョーダンスピース

あのモンスターコースを世界のトッププロがどのように攻略していくのか楽しみにしていましたが、映像を見る限り、その難しさが際立っていた気がします。

特にグリーン回り。1番や12番の左サイドなど、ほんの少し足りないだけで、急斜面を転がり落ちてしまうグリーン。プロたちの表情がその厳しさを物語っていました。

終盤16番を終えて3打リードのジョーダンスピースが、17番でダブルボギー。4アンダーに3人が並ぶ混戦となりましたが、最終18番でグリーン傾斜をいかしたスーパーショットでイーグルチャンスにつけて2パットバーディ。5アンダーでホールアウトした様子は、過酷なラウンドを終えた安堵感からか、なんとなく涙ぐんでいるようにも見えました。

続く最終組のダスティンジョンソンもセカンドで2オン成功のイーグルチャンス。決めれば逆転優勝でしたが、下りのパットが惜しくも入りません。「全米オープンのプレーオフは明日の18ホールか~」なんて思っていると、1メートルほどのバーディパットも外してしまい、意外な結末となってしまいました。

微妙なフックラインだったようですが、イーグルパットと比べると簡単に打ってしまったようにも見えました。350ヤードのドライバーショットも、1メートルも、同じ1打。ゴルフの本質と怖さを再確認したシーンでした。

ダスティンジョンソン  全米オープン2015
ダスティンジョンソン

全米オープン開催前、会場となるチェンバーズ・ベイゴルフクラブは、フェアウェイの狭さ、バンカーの多さ、ラフの深さから、ニュージーランドのゴルフ場に例えると、タウポにあるキンロックのように見えていました。ティーグラウンドから見た風景は似ているように感じるホールもありましたが、グリーン回りはまったく違いました。

キンロックは、ニュージーランドの最難関コースと思っていますが、チェンバーズ・ベイゴルフクラブに比べると、まだ易しいといえそうです。

そんなハードなコースを、最終日64(6アンダー)でプレーしたアダムスコット。ロリーマキロイも中盤まで6アンダーで上位に浮上。ルイウーストヘイゼンも4連続バーディを決めるなど、トッププロの技を楽しませてもらいました。

次回メジャーは、第3戦の「全英オープン」。観戦が楽しみです!

-----------------------------------------------
ショートパットを決め続ける。
1打に油断しないことがスコアアップにつながります。
-----------------------------------------------

きょうじ

ゴルフ場予約/同行プレー/ゴルフツアー/観光・空港送迎
あなたのニュージーランドゴルフ旅行、引き受けます!
ニュージーランドゴルフ専門店


.