前回までの続き~やっぱり語学は重要、チャンスがあれば挑戦しよう | ニュージーランド留学と海外生活ブログ ~ 一度は日本から出てみよう

経済成長が続き日本円が強く世界の他の先進国と肩を並べるるどころか凌駕していた経済大国も今は昔。モノは満たされましたが生活の質そのものや空間面では結局豊かにならないままに成長が止まり、さらに鈍化が始まった。1995年頃からは下り坂になったかもしれない。


オーストラリアやNZはどんどん成長しています。この両国はいってみれば青年か働き盛りで、今、2016歳です。日本はだいたい1995歳ぐらいで成長が止まったようです。当然、日本より身長も伸び、体重も増えたことでしょう。中国やタイ、シンガポールやマレーシアなんかも同様でしょう。
米・中・日の比較ですが…    

老化が始まったのですから、国としても身長が少し縮み体重も減りました。人も以前ほど食欲も性欲さえもなくなりました。さらに子が減ります。人口が減り続け国の無策と横暴はさらに加速するでしょう。


個人的には人口が減ることで個々の分配量は増え、単純に人口が半分になればひとりあたりの空間は倍になり、環境面ではメリットです。経済面だけで生きてるわけではないので、人口が多いことのメリット以上に減ったことによる精神面、環境面でのメリットは増えるかもしれませんね。
海外流出も加速する可能性がある

とにかく、僕らは20年前のイメージで日本と外国を比較していられなくなったという、最低限の事実だけは良く理解しておきたいと思います。


その典型が物価差です。


今ではまるで挨拶のように「NZの物価は高い」「オーストラリアの物価は異常だ」と日本人が言うようになりましたが、決して両国の物価や不動産が異常というわけではないと思います。


比較してそう思うだけなのです。比較する相手が成長して背が伸びたのですから、自分より大きくなっていて当たり前なのです。子供が自分の身長を越したのと同じです。

それを自分の成長が止まったことを忘れ、あるいは気付かず(これが一番の問題のタネ)「日本は今でも経済大国ですごい」意識のままで初めて黒船を見たような感覚になってしまってる。

オセアニア両国の物価は、まあ「ふつう」です。収入と比べても経済成長率から考えても。


 以前のように「海外に移住したら楽に暮らせるかも」なんて甘い考えを絶対に抱いてはいけない時代になったことだけは間違いない。

かつては欧州やオセアニアだった移住希望先が、今世紀に入ってからマレーシアやシンガポール、フィリピンやタイなどにシフトしました。すでにシンガポールや香港には物価面でも経済潜在力でも追い越され、タイもほぼ肩を並べつつあります。

アジア諸国でさえ経済格差面でのうまみは消えつつある。逆に彼らから見たら日本はモノの質が良い上に安くて安全、ということで、出稼ぎではなく、買い出し側に変化してるのです。

日本も同じアジアなので東アジアの国や東南アジア諸国をアジアと呼ぶのも変な感じですが、いずれにしてもそれらの国々へ行ってももはや日本人は優雅とは言えない存在になりつつあるということです。

 

日本は間違っても破産はしないと思うし「国民の保有資産」がその支えになります。世界最高水準の文化国家としては生き残るでしょう。生き残ってくれないと困るしあせる


ただ、長い目でみてこの先の円安時代を迎え、金銭的な優位性が消えていくのが一番大きいでしょう。今でもある程度の資産がないと海外移住が厳しくなってるのに今後はさらに出にくくなる可能性が高い。

既に、アメリカのみならずNZでさえ大学などの高学歴分野での留学生が完全に中華系とインド亜大陸系で支配されてる。街を歩く人、企業で働く人、日本人の影が相対的にますます薄くなってる。

政治的な不透明感や経済的な困窮など、今後は日本人がアジアやオセアニアに出稼ぎに行く可能性も捨てきれない。肝心の保有資産やタンス預金も相続税などでますます吸い上げられる可能性も高い。



英語が事実上の公用語である以上はまずはそれ。一つこなせば後は少し楽になります。

テレビ観るのやめて英語の勉強しましょうとか、そんなお節介や説教する気はないです。僕自身、そういう努力はしなかった。現場で揉まれて何とかここまでやってきただけ。だから何かが足りずダメなんですけどね。

日本にいても語学は向上させられます。諦めずに頑張ってくださいチョキ



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