<<ブログ 309>>
ご自身で定期的に『心の健康診断をしませんか』
自分の心の状態を定期的に診断しよう!!
いつの間にか、自分の心が
「私ジャナイモンね」「俺ジャナイモンね」に・・
こうなると貴方は「ジャナイモン国民」になってしまいます
そうはならないためにどうすればいい?
簡単です
「ひとり一人が自分に原因を見つければいい
気づかなかった・・知らなかった・・・
⇩
どうして自分は気づくことができなかったのか
~私の変わらない想い~ by 入道
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今回も秋葉原そして浦和を基地として世界への羽ばたきをされている
私の年の離れた友達、画家の田中拓馬さんがご厚意で素敵な挿絵を
画いてくださいました。拓馬さん、ありがとうございます。
田中拓馬さんの公式オンラインショップを訪ねていただければ、と思います。
https://ttakuma.thebase.in/about
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前回の<<ブログ308>>への挿絵を田中拓馬さんから送信していただいて一目した時に心に浮かんできました。
いただいた挿絵には「NO MEの言葉」が書かれていました。「NO ME」
は「私ではありません」「私ではないです」・・・・使わないようにしないといけない言葉。
会社所属の頃、前回ブログと同じような想いになっていた時に一緒に働いてくれていた仲間のみなさんに送った文章・・・があったな、と。今回は思い出しながら前回の「続き」として書いていきたいと思います。
変な?文章展開ですが・・・。 では・・・・
●地図に載っていない私たち人間にとってとても「怖い国」があります。知っておられますか?
●その国は地図上に存在している「国」なのではなく、世界の至るところの「人間の心を領土」、「ある想いを大きくする人間の心の中に存在する国」として、ここ数年、どんどん拡大してきている「国」です。
●その国は武器・武力を全く使用することなく全世界の人たちの心に何時の間にか侵入してほとんどの人間を意識すること、意識させることなく、いつの間にか自国の国民にしてしまう怖い国なんです。
★領土を力づくで我が物にするのではなく、全く暴力は用いずに人間の心を侵略してしまう国、そしてその国の名は「ジャナイモン王国」。
挿絵は田中拓馬画伯 画
●王様の名は「ジャナイモン王」、そして女王様の名は「ジャナイモン女王」。
●人間の心を自分の国、自分のものにする、この本当に一瞬のことなのです。
●たった一つの言葉を口にするだけで私たちはその国「じゃないもん国」に組み入れられてしまうのです。
★次のような言葉を、口にしちゃったり、言葉にすることはしなくとも自分を庇う、自分を守る時に心に浮かんだとしたら、その時にはもうすでに
貴方は日本国民でありながら、「ジャナイモン国民」であり、
ジャナイモン王の統治下に組み入れられちゃっているのです。
★怖いです、、怖くありませんか?
●私だけジャナイモンネ・・・
●俺だけジャナイモンネ・・・
●みんなやってるコトナノニ・・・
●上司だってやってノニ・・・
●あいつの方が悪いノニ・・・
●全世界の国のほとんどの人間の心に既に入りこんでいますが、特に日本人の心にはジャナイモン王の吐く「ジャナイモン」が言葉を変えて、何段階かに言葉変容させるこど、他の国と比べ特に入り込んでいる、とのことです。(ゴメンナサイ、これも誰から聞いたかは問わないでください。私の心の中に根付いている想いなので・・)
●それは、日本人の国民性にジャナイモン王が注目した結果、とも感じます。
●ジャナイモン王が攻めやすい心を日本人が持っている、から、なのです。
◆ごめんなさい、ここでひとつお願いがあります。こんなことを書いている私をどうか誤解しないでいただきたい、のです。
私はジャナイモン王の手下ではありません。
★日本人の心に入りこんだジャナイモン菌を早く日本人の心から吐き出したい、それだけなのです。
★ジャナイモン菌。
悪魔のささやきがあなたの心をチクチクとさし続けるのです。
「大丈夫、みんなやっているんだから」「あなたもやってみたらどう」「あなたもやっていいんだよ」・・・・・
挿絵は田中拓馬画伯 画
★この菌はジャナイモン王が息を吐くと、人間の心に送り込まれるバイキンなのです。このジャナイモン菌に心が侵されると、人間の心の中に悪魔ともいえる「ささやき」が根付いてしまうのです。
●悪魔のささやき。 こんなささやきです。
●大丈夫、だよ、心配するなよ
み~んなやっているんだから
あなたもやらなくちゃ損だよ
あなたもやっていい、んだよぉ・・・・
●やらないと、仲間外れにされちゃうよ
●日本人の特徴のひとつに類まれな「一致団結力」があるとは国民性比較の時によく言われることなのですが、どうも「いい方に向けて」だけでなく時に「本来はやってはいけないこと」にもその力が向く
ときがあるように感じたりもしてしまいます。
◆そして、このことは社会=組織で生きていく時、働いていく時に私たちが常に注意していなければいけない意識し続けていかなければいけないこと、私はそう想い続けてきています。
◆ちょっと時代を遡りたいと思います。
★実はジャナイモン王が漫才と言う手段を用いて、日本人に眠っていた、押さえ込んでいた?「大丈夫、やっちゃいなよ」「貴方だけジャナイモン」を起こしてしまう動きにでたことがあります。(注:事実ではありません。あくまで私のこのブログ上での例えの空想話です。お心に留めておいてくださいませ)
★今からもう40年前にもなります。
マンザイブーム(1980年)。この言葉を知っておられなくてもこんなコメント?は知っておられる方が多いのでは?
赤信号 みんなで渡れば怖くない
最初に自分がやることには躊躇するものの
誰かがやれば
誰かがやるのなら自分もやる
●日本人は、誰もやっていないことを最初に自分がやることには心の抵抗作用(失敗するかも・・反対されるかも・・・否定されちゃうかも・・・やめとけよのこれも悪魔の声?ジャナイモン菌の働きの一部)が動き出す。
●でも、誰かがやっているのを見れば「自分も」となっていく、そんな特質を持っているのでは、とも思うのです。社会のいたるところでそのことを感じることができます。
会議での最初の発言をすること
最初に手を挙げること
最初に自分がやること
・・・・・・・・ドキドキドキ・・・・
何を売っているのかがわからないけれど
数人かの人が並び始めると
自分も並びたくなる・・・・
沢山の人が並んでいれば何時間ならんでも
平然としている・・・・・
1人が騒ぎ出すと一人一人また一人と騒ぐ人が
増えてくる・・・・
やたら同調を求める、
ね、そうだよね・・・
みんなと同じでいたい、仲間外れになりたくない
マスコミの報道に躍らされる・・・
あいつは悪い、あいつが悪い・・・
考えること、自分で自分のものさしで
判断することなく
ごくあたりまえにそう思ってしまう・・・・
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挿絵は田中拓馬画伯 画
●社会の上位者・リーダーそして先輩者の人たちがこの「ジャナイモン菌」に感染してしまうと、その組織は一挙におかしくなっていってしまいます。
●「ジャナイモン菌」の感染力はすごいのです。
◆わかりやすくするために「会社」と言う「組織」で示してみようと思います。
●会社と言う組織で上位者・リーダーがジャナイモン菌に感染してしまうとその人たちには「どんな症状」が見られるのでしょうか。
●ものすごくたくさんの症状・症例があるのですが、主なものとして示したのが下記のシートになります。
●全ての症状をまとめちゃいますと『人間感覚欠乏症』と言えるのかもしれません。
●それでは具体的にどんな症状として現れてくる、の
でしょうか。示してみます。
●金銭感覚麻痺症
「会社の金だから」と言う想いが心を麻痺させてしまいます。
個人ではとても行きっこない1人数万円もかかるような飲食
店に入りびたり
会社の物の私物化
時間の私物化
公私混同
●不感症
悪いことなんだの感覚がなくなってしまう
やっていいこと、やっちゃいけないことを
物差しの入り口に置くのではなく
できるかできないかを置いてしまう
できるんだからやっちゃえ
●過分症
役職肩書きに自分がのみこまれてしまう
自分の等身大を忘れてしまう
メンバー・仲間がいてくれるおかげなのに
自分のおかげ、と思い込んでしまう
別名、「俺は偉いんだ病」
●感染症
自分だけではなく仲間をつくりたがる
同じ穴のムジナを増やして自分を守る
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●上司・リーダー・先輩者がこんなように「ジャナイモン菌」に心を侵略されてしまうと会社と言う組織・社会はどうなっていってしまうのでしょうか。
◆単純、上司・リーダー・先輩者が自力で自分のこころを治癒しない限り、あるいは誰かがそんな人たちを隔離(辞めてもらう)しない限り、組織・会社全体にジャナイモン菌が一挙に蔓延してしまいます。
★次のような言葉がたくさんの人たちの心に根付いてしまったら、会社と言う組織・社会は崩壊にむかいます。間違いありません。
・おれだけじゃない・・・
・あいつもやっている・・・
・どんなことやったって目標達成すりゃいいんだろ・・
・飲ませりゃいい、あいつらは俺についてくる・・
もちろん会社の金、でね・・・
・できないやつは去れ・・・
ムチうちだけ
メンバーのサポートできない上司・・
・うるせぇよ、しばらくほっておけよ・・
そのうち、忘れるさ・・・
・自分一人くらいは・・
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●要注意、です!!!
ジャナイモン王はいつもあなたの心の隙を狙っています。
★貴方の心が弱った時にはジャナイモン王があなたの心にジャナイモン菌を投入してきますよ。
★心をいつも「人間の当り前」にしておけば芽の段階の間に組織から「ジャナイモン菌」を廃絶してしまうことができます。
★そして「嫌な状況」「困った状況」になった時には全員が(一人一人が)「そうなった原因を自分自身に見つける動きをする」ことです。
★自分は「知らなかった」・・・そんな状態だったら「なぜ、自分は知ることができなかったのか」を「自分の動きに原因を求めていく動きを重ねていく」ことです。私はそう想いそうやってきました。試みてください。
今回も最終行までお眼を進めていただきまして
ありがとうございます。
俺だけじゃないものね、
人間の心の弱さを、自分のこころが弱かったという
事実を忘れさせてくれる悪魔のささやき。
いろんなところでいろんな時に
人の心を奪おうとしているのかな、と
素直に感じております。
年に一度、身体の健康状態の検査
健康診断がありますが
少なくとも同時期に
自分自身で「心の健康診断」をやり続けていきたい、
こんな想いを新たにしています。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村 道夫)

