「システム化」とは『人間を「より」人間らしく』していく手段のひとつ~私の変わらない想い~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

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       組織<団体・会社・・・社会>の

     上位者・役職者・先輩者のみなさまへ


     「システム化」とは何?

          優しく易しく考えてください

      「システム化」とは

『人間を「より」人間「らしく」していく」ための

        手段の一つ

  ~組織のリーダー・マネジャー・先輩者一人ひとりの

 

 システム化発想で仲間・メンバー・若い人たちが「笑顔」で

 

        いられるように支え続けていって欲しい~

          ~私の変わらない想い~  

           by 情報処理技術者 システム監査人 入道


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                              埼玉県から世界に羽ばたく動きを

                                   重ねておられる

                       私 とチョットだけ?歳の離れた友達

                      田中拓馬画伯が素敵な挿絵を画いて

                                    くださいました。

           田中拓馬さんのご厚意に感謝、です。

                ありがとうございます。

           田中拓馬画伯のオフィシャルサイト

                訪ねてみてくださいませ。

                 http://tanakatakuma.com/

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●「システム」とはいったい何なのて゜しょうか?

 難しいのでしょうか?

 世の中には様々な定義付けがされていますが、私は昔から単純

 に次のように考え続けています。自己定義付けをしています。


★「『システム』とは『人間の幸せそして夢を実現する<人間を苦痛

 から解き放ち、より人間らしさを発揮してもらう、人間を笑顔にす

 る>ための「仕組み」のこと』。


●この私なりの「システム」と言う言葉の定義には全く「コンピュータ

 の文字を入れていません、使っていません。


●なぜなのか?

  それは前記しています「仕組み」と言う事に関しての私の「想い」

 あるから、なのです。その想いとは・・・


●私は昔からずっと「仕組み」とは「組み合わせ」であると想い続けて

 きています。


            

                                 挿絵は田中拓馬画伯  画

◆そして、その「組み合わせ」の「対象」となるのは会社経営で考える

 と経営資源」(=マネジメント対象資産)であり、それを使う人(経営

 者・組織長)によってその組み合わせの「資源」の「多さ」「多岐さ」

 に『』がでるもの、でもあります。


組み合わですから、当然に「対象をたくさん持っているほど対応

 力(=組み合わせの数・種類)は増していきます


●身近なところで考えるなら、リーダー・マネジャーと言われている

 貴方にとってのメンバーひとり一人」はとってもとっても大切な「経

 営資源」なのです。

  例えば、貴方のマネジメントしている組織を「」と仮定すると

 「課の課題」に対して、先ずは「貴方に預けられている」メンバーひと

 り一人の特性」「個性」「らしさ」を「きちんと理解」して、その「特性

 「個性」そして「らしさを「課題解決のために「どう組み合わせ」て対

 応していくのか、更に個々人の特性」「個性」「らしさ」を増強してい

 く、伸ばしていくために「マネジャーである貴方」がメンバー一人ひ

 とりに対して『何を』支援していくことができるのか」を考え、そして

 「行動」「実践」していくこと、それが私の想う「マネジメント」そのもの

 なのです。


マネジメントとは「管理することではなく支援すること」なのです。


◆「経営資源」に「無限」な状況はありません。必ず「限度」があります。


●当然にして「あたりまえ」のことなんです。この「限りある経営資源

 を対処していく『課題』に合わせて「組み合わせていく」こと、

 これが「経営」であり『マネジメント』でなんです。


●この「経営資源」に『コンピュータ』を組み入れて「課題解決」のため

 の手法を構築していく、これが『コンピュータシステム開発」です。


★世の中では一括りで『システム開発』と言われていますが、本来は

 異なるもの

  システム開発 > コンピュータシステム開発 なのです。

 私はそう想っています。


●「システム化」とは、ある意味で『現在・現状のやり方では実現不可

 能なことを「可能」にしていくための、「できるようにしていく」ための

 「仕組みづくり」』だと考えるべきであり、当然に『コンピュータ』を用い

 なくても、例えば「仕事の手順を変える

 あるいは「シンプル化」をはかる・・・とかこういった「こうどう(=考動)」

 自体が「システム化」思考である、そう想うのです。

 


            

                                 挿絵は田中拓馬画伯  画

◆「業務のシステム化と言うことでちょっと考えてみたいと思います。


◆出発点は明快です。

 今、このままの業務の進め方では困る(=泣いている人が存在して

 いる)」言う「(困った)状態」の存在です。


◆今の状態を「しょうがないじゃん」ではなく上記のように感じとること

 のできる人間であれば「誰でもがシステム開発者」になれる、のです。


◆その上で、現在、業務を進めている中で「何がネックになっている

 か」何が妨げになっているのか」「何が原因となって泣いている人

 がいる状況になっているのか』「どうしてヒトを悲しませてしまうやり

 かたになっているのか」を把握して、この部分を「(自分が)使うことの

 できる経営資源」の「組み合わせ」によって解決・対処していこと、

 この動きが「システム化こうどう(=考動)」なのです。


難しく考えないでください。

 作業を「ひとつ無くす」ことも、また指示系統の複雑さが原因だとわ

 かれば上位指示者(上位マネジャー)に「その旨」をしっかりと語り申し

 入れて、指示系統のシンプル化をしていくことも

 私の解釈では『立派なシステム化』そのもの、なのです。


システム化のスタートに「コンピュータ知識」なんて全く不要なんで

 す。むしろコンピュータを知らない方がいいのかもしれないとも思いま

 す。


★システム化、組み合せにコンピュータが入るのか、コンピュータを組

 み入れるのかは次の問題、なのです。


●従前、「ひと・もの・かね」の3要素で定義付けされていた「経営資

 源の範囲を拡大」して観ることができるか、がとっても大切になりま

 す。


●『時間』『社内外人脈』『情報』『コンピュータ』・・・・・


●好況期にしろ不況期にしろ、企業経営者・リーダー・マネジャー・組織

 の上位者そし先輩者は常に組織目標(明日の組織デザイン)を明確に

 掲げ、その目標と現実との『間あいだ』に存在しているギャップ、これ

 が「組織(経営)課題」そのものであり、その「組織(経営)課題」解決の

 ために「自分がコントロールできる」『限られた(有限の)』『経営資源」の

 「最適組み合わせ」を考え続けていくこと、これが「経営」であり

 「マネジメント」・・・そう想い続けています。


★そして。。。


★その『目的」は・・・言い切ります!!!

  その目的は「人間だけが持っている創造性の発揮による利益の創造

 にある、そう想うのです。


★そのためには・・・

  「人間に「より」「人間らしい」仕事」をしてもらうこと、です。


システム化の目的は『人間性の回復と増」なのです。

  コンピュータが「主役」となり「人間をコンピュータの従者」

 にすることでは絶対にありません。

  いつもいつも「心に明確に置いておきたいものさし」です。


★この「人間が人間として行う仕事への転換」に関して私は30年ほど

 前リクルートのシステム部門を取締役として担当していた時に

デスクワークからブレーンワークへ、そしてブレーンワークからハート

ワークへの転換」と言うフレーズを使い、仲間一人一人に語っていました。


     

★この「転換」を考えていた時に、より変化をさせるには「メンバー評価

 にも考え方の転換」が必要だ、と思いました。


デスクワークは私たちに「見る」ことのできる仕事の仕方です。一方、

 「ブレーンワーク」「ハートワーク」を見ることはできません。

 デスクワークでは「遅くまで頑張っている」とか「没頭している」等・・

 どちらかと言えば姿勢」を評価してしまいがち、です。

  そして個々人の評価は多くの場合「継続しがち」「連続しがち」(いい

 評価の人はいつもいい評価、悪い評価の人はいつも悪い評価)です。


☆「ブレーンワークそしてハートワークへの転換」は実は「よりキメ細や

 かなマネジメントが要求される、このことをきちんと認識する必要が

 ある、のです。

  細かく分けた段階・段階でのチェック・確認を行い、時には「ストップ」

 を指示し、時には再度「前段階への戻り」を指示し、時には「このまま

 でOK、続けていいよ」のサインを出すなどデスクワークの時よりも

 数段にキメ細かなメンバーマネジメント(=メンバー支援)が必要になっ

 てくるのです。


☆「システム化」とは「デスクワーク」から「ブレーンワーク」そして「ハート

 ワーク」への「転換実現を支援する」ための「仕組みづくり」、

 私の変わることのない想いです。


●「忙しさ」の渦の中で実をかき回されているメンバーを「見守り」「頑張っ

 て」「もう少し」としか言うことのできない、言えない(どうしていいのかが

 わからない)マネジャーはマネジメントを自ら「放棄」しているのであり、

 当然にマネジャーではありえません


●もし・・・・・そうだとしたら・・・

 「見守る」なんて綺麗言葉で逃げるのではなく、「すぐに「自らの身を

 1プレーヤー」として『組織の渦の真ん中』に投ずる」ことをするべき

 なのではないでしょうか。


業務の「システム化」「システム化」すること自体が「目的なので

 はなく」人間の創造性を「より発揮してもらう」』『より人間

 「らしく」仕事をしてもらう』ためのひとつの「手段」(組み合わせ

 の一つ)なのです。


組織・・・・・・二人以上のヒトの集まり(by入道)

  会社・・・・社会・・・の先輩者のみなさん、リーダーのみなさん、マネ

  ジャーのみなさん、経営者のみなさん・・

 そのような「立場」におられるみなさんおひとりお一人のシステム化

 こうどう(考動)」若いひとたちへの支援・サポートをしていっ

 ていただきたい、心からそう想います。


          

                                挿絵は田中拓馬画伯  画


☆「若い人たちが活き活きとしている」

 「若い人たちが明日に希望を持っている」

 「若い人たちが先輩者の人たちに助けてもらいながら夢

 をひとつひとつ実現し続けている」

 そんな組織・会社・社会でありたいと強く強く思うのです。


若い人たちが

 「人間っていいな」

 「日本人で良かったな」そう感じられる日本にしていきたい

 ですよね。



                            今回も最終行までお眼を進めていただきまして

                                              ありがとうございます。


                                                         近頃、

                        人間ってコンピュータの使い方を間違っているのでは

                                  コンピュータシステム化の「目的」を

                                            誤っているのでは、と

                                 感じる機会が多くなってきています。


                                                     人間が段々と

                  「人間らしさ」を見失い始めている

                     『賢さ」柱のシステム化が

                   「人間らしさ」を奪ってきている

                     そう感じてならない、のです。


                           このことは

                      また別の機会にブログに

                      書いていこうと思います。


                       ありがとうございます。


              にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村 道夫)