『うそをつくな。徹底的に正直に』その場しのぎの嘘が滅亡の入り口~リーダーの条件。私の想い~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

<<ブログ 239>>


 何度にも渡る東京都知事M氏の『情けない会見』を見聞きしていて

私が会社所属時代に一緒に汗を流してくれる仲間のみなさんに、い

つもいつもお願いしていたことを想いだしています。


 最初の会見の時に「どうして」素直に一言『ごめんなさい』を自分の

心から言うことができなかったのだろうか、組織(政治団体も組織)の

長なのになんで「自らの責任」としないで、どうして『会計責任者が』と

か口にしちゃうのだろうか・・・・

 『情けなさ』が増すだけなのに・・・・・。


 自分自身の「保身」のために最初に口にしちゃった「ちっちゃな嘘」が

引き金になって「今の『大変にみっともない状態』」に陥っているんだと

正直に感じています。


 さて・・・私が会社所属時代、いつもいつも仲間のみなさんにお願い

していたこと・・・・それはものすごく単純、『いつどんな時でも嘘はつ

くな・徹底的に正直に」』。

 この嘘をつかないということが「組織で『助け・助けられ(助けあう)』

をあたりまえにしていく絶対条件」なんです。


 この私の「想い=信念」を形成していく気づきを与えてくれたのは一枚

張り紙でした。

 浦和レッズの試合を見ての帰り、当時は存在していた浦和駅のガード

下のとある飲み屋さんのトイレの張り紙。そこにはこう書いてありました。


          飲みすぎずに楽しく飲んでください。

       はじめに人が酒を飲み 次に酒が酒をのみ

                  やがて

            酒が人を飲んでしまいます

 

 どうしてなのか私、ポケットに挿してあったボールペンで、この短い文章

をメモしていました。


 そしてお店を出ての帰りの電車の中でどうしてか、またこの文章を想い

出しメモを見た・・・その瞬間に私はこの文章の「酒」を「嘘・うそ」に置き換

えて今度は手帳にしっかりと書き留めました・・・。


       今回もさいたま市浦和区にお住いの画家、田中拓馬さんが

          このブログのために素敵な挿絵を画いてくださいました。

                拓馬さん、ありがとうごさいます。

              田中拓馬さんのオフィシャルサイト

              http://tanakatakuma.com/






  『嘘をつくな、徹底的に正直に』

      自己保身・その場しのぎのための

  ちっちゃな嘘がやがて自分自身を滅ぼしてしまう

         ~私の変わらない想い~

                         by 入道

                 
                           挿絵は田中拓馬画伯 画


      はじめに人がちっちゃな「うそ」をつき

        つぎにそのちっちゃな「うそ」が

       もうひとまわり大きな「うそ」をつき

                やがて

        「うそ」が「人」を呑んでしまう     入道


         ↕

            リーダーにしたい人

          リーダーになって欲しい人

           下記の「4つ全て」に当てはまる人



                 

                     挿絵は田中拓馬画伯 画
 

      

        ①うそをつかない人

                    &

        ②自分に厳しく、他人(ひと)に優しい人

                    &

        ③自分の「想い(ああしたい、こうありたい)」を明確に

          持っていて自分の言葉で語れる人

                    &

        ④判断ではなく「決断」ができる

       

 

           リーダーにしたくない人

         リーダーにしてはいけない人   

            下記の4つのひとつでも当てはまる人


                

                            挿絵は田中拓馬画伯 画


         ①うそをつく人

                    OR

         ②自分に甘く(優しく)く、他人(ひと)に厳しい人

                    OR

         ③自分の「想い(ああしたい、こうありたい)」がないので

           「どこのだれだれさんがこう言っている」とか

          「日経新聞によれば」とかしか言えない人

                    OR

         ④自己責任での「決断」ができず、会議を好み、

           いつも多数決などによる判断をする人

                       (責任回避行動)


今回は文章を連ねるブログの書き方をちょっと変えています。


お一人お一人がこのブログを『見て』、心に感じることを大事に

していただければ、との想いから、です。


その「想い」への入り口として『私の想いのドア』をちょっとだけ

開けてみたいと思います。


私生活でも仕事でも・・・・・

その場しのぎ』『その場の自分を守る(自己保身)のため』に

ちっちゃなちっちゃな「うそ」をつくことってたくさんある、んですよね。


どうして「うそ」をついちゃうのか。


それは自分に優しい、いえいえ、優しいのではなく「自分に甘い」から

なんです。


できる・できないを含めて『最初から徹底的に正直に』

  実はこれが一番「楽」な生き方であり

                 仕事の仕方なんです。


自分に厳しく他人(ひと)に優しい人をリーダーにしていくべきであり、

自分に厳しくなくなった人(自分に甘く他人に厳しい人)は、

その時にはリーダーを辞するべきだ、と想い続けています。


私の名刺の裏側に私自身の「想い」として『決断4つのポイント』

として記しています。

        

このブログの結びとして記していきます。


 <<決断 4つのポイント>>  by 入道


 ①決断とは(自分自身を含めて)迷っている人の背中を

   押してあげることである。

     余計に惑わせるようなことは絶対にしてはいけない。


 ②難しことほど短時間に決断することである。

   やってみる、やらせてみる。どんなに時間をかけて

  考え悩んでも、考え悩んでいるだけでは何も変化は

  生まれてこない


 ③決断は多数決ではない。

  決断は決断者の意思・想いそのものである。

    意思・想いを持たない人は決断できない


 ④あなたの決断に従って動く(動いてくれる)人に責任を

  押し付けては絶対にいけない。

   必要なのは決断者、あなた自身が責任を持つ、責任を

  とる、の強い心・腹決めである。 


         今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして

                 ありがとうございます。


                文章にも書きましたが

            うそはつかない徹底的に正直に

                  このスタンスで

           生きていく、仕事していくことが

             結局は一番「」、なんです。


            ちょっとした嘘をついてしまうと

          次には最初についたちっちゃな嘘を

                正当化するために

        もう一回り大きなうそをついてしまいます。


                その次には・・・・・


          こうなるとどうしようもありません。


          徹底的に居直るか、屁理屈付けて

         観点をずらすことで逃げるか・・・・・・


           絶対に楽しい結末とはなりません。


              徹底的に正直に。


             ありがとうございます。


     にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道 (入村 道夫)