よい管理会社とは~私の想い~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

 前回書かせていただきました管理組合さまとして

の「想い」「明日のマンションのデザイン」を明確に

することは一方で「管理会社に何を頼むのか」に

連なってまいります。

  マンション管理はすべて管理会社に頼む、発注し

なければならないものでは決してありません。

  そして!!

必ずしも「一社の管理会社である必然性」は全く

ありません。

さて、では実際に管理を管理会社に頼む、発注す

るとしたら「いい、よい管理会社」ってどうやって

見分ければいいのでしょうか。


そこに話を進めていきたいと思います。


    良い管理会社って

どうやって見分ければいいの?

    ~私の想い~


●いきなり、なのですがここで敢えて用いておりま

す、「見分ける」の言葉。

●みなさま、マンションを購入され、住み始めた時

に「管理会社を選ばれましたでしょうか」。


★ここまでにも語らせていただきましたが、そうでは

ない、と思います。

マンションを購入したら管理会社は「セットで

ついてきていた」のではないのでしょうか。


マンションにお住いのみなさまが管理会社を

選ばなくてはいけない、いくつかの管理会社の

中から自分たちの「想い」実現をサポートして

くれる管理会社を選んでいく、これが「当たり前

の動き」なのです。

●この動きがあって初めて「管理会社を見分ける」

この動きが必要になってまいります。


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●皆様が眼にされている管理会社選別指標?

いくつかの会社が発表している、ごらんいただいて

いる管理会社ランキングに用いられている指標

なのではと思います。

★間違った指標であるとは私も想いませんが、私

なりの表現を許していただければ「第一次書類審

項目」にしかすぎない、と思っております。


★たくさんの管理会社の中から「私たちのマンショ

明日のデザイン実現のためにどこの管理会

社にサポートを依頼しようか」と言う時に、各管理

会社のご覧いただいているシートに示されているよう

定量的なデータでまず篩(ふるい)にかける」時

には使ってもいいかな、と感じます。


これらの「点数」がよければ「良い管理会社」

なのではないのです。

テストの点が80点以上の人が全員「良い人」

ない、のと全く同じなのです。


●さきほど申しあげました「篩(ふるい)にかける」の

100人の中から先ずは「点数80点以上の人」の

ものさしで篩にかけ、残った、例えば15人を第一次

選考通過者として第二次、第三次・・・選考を進めて

いくことになります


●管理会社選びも全く同じとお考えください。

管理会社に関して世の中に出ております各種の指

は繰り返しますが「それがすべてを決める」の

対にありません。

●たくさん存在している管理会社からご自身たちの

マンションの特性そして明日のデザイン(マンションに

お住いのみなさまの「明日の幸せの最大公約数」を

実現していくために何をどの管理会社に頼むのか、

その時の第一次選考(ショルイセンコウ)の「篩(ふるい)の

目」としては使えるものであると重ねて語らせてい

ただきます。


★そして!!

ここでも「管理だから」「管理会社だから」とみな

まが勝手に決め込まないこと、です。


★マンションにお住いのみなさまも日常は会社に

務めておられるか、ご自身で経営されておられるか

あるいはかつてその経験がある、そのような方々が

多いと思います。

会社、仕事で発注するときにはどんなところに留

されて依頼・発注先を選定される、のでしょうか。


◆管理会社選びも同じでいい、のです。

同じなのです。



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●提出を求めた「決算書」「会社概要」などですべて

決めておられますでしょうか。

●大きな会社にだけ発注している、発注する、で

しょうか。


★単純に表現してしまえばそんなことで決めていき

ますと「良い会社=大きな会社」と多分、なってしま

ます。


★数値データ以外にあるものは何か?


◆私の想い、私の実践経験から結論を先に申しあ

げます。

★それは「人」、「にんげん」です。

その会社に働いている人たちです。

「にんげん」を選定のものさしとしていくことが

大切で間違いのない選定に繋がっていくとも感じま

す。


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●とんなに小さな会社でも、逆にどんなに大きな会

社でも最後は「にんげん」の差、となります。


お客さまであるみなさまも「にんげん」。


全てのビジネス・仕事は究極「にんげんとにん

ん」。私の強い想いでもあります。

そして皆様の今日までもそうなのではありませんで

しょうか。


★形式的データから会社を選ぶのではなく

日常的にみなさまと接する担当者その上司、設備

当の技術者・・・「人」で判断していくこと、だと

思います。

◆そして「ひとりひとりのにんげん」に関する数値は

全くありませんし、公表・報道も当然にされません。


◆「合って確かめる」これしかないのです。


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●管理会社に限らずお客さまにとって

「良い会社」とはお客さまと接する、お客さま

にお会いするにんげんがそのお客さまにとって

よい人」の時にお客さまは「その人がいる会社を

「良い会社」とするこれがあたりまえなのだと思

います。

●難しく考えこまないでみなさまの「日常体験」と

照らし合せてみてください、とお願いいたします。


★会社データを難しくひも解いて理解してから、

そこで物品を購入されていますでしょうか。


★あいさつが気持ちいいから、俺の名前を覚えて

いてくれたから、おまけしてくれるから、清潔だから

・・・・心が明るくなるから、嫌な思いしないで済むから

だから、次も足を運びます。


会社先にありき、ではなく「自分と直接に接する

」で結果として「いい悪い」を決めているのです。


★管理会社の「良い悪い」も現実的に考えると同じ。

「人」にいきつく、「どんな人間が自分たちのマンショ

ン」管理をサポートするのか、ポイントを置くべき、と

は思っています。


●データ的にいい会社に働く人たちは「みんないい

人」なのではありません。



★今は「良いひとたち」が働いている会社が

「いい会社・良い会社」なのです。


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●例えば、私が今、社長をさせていただいている

会社、約2700人の仲間が一緒にお客さまのため

に沢山の汗を流してくれています。

(注:2005年この講演時点)

●例えばみなさまがこの私が社長を務めさせて

いただいている会社と取引をした、としてお尋ねさ

せていただきます。

●みなさまは私の会社の2700名全員ひとりひとり

と会い、語り合って「この会社はいい」「この会社は

だめ」と決められますでしょうか。


●そんなことは絶対にあり得ない、ですよね。


●たぶん、3人とか4人か5人程度の人間とお会

いただき、そこから「この会社はどうなのか」を

判断される、のだと思います。


★では、「良い会社」を決める?「良い人」とは

どんな人なのでしょうか。


★人間と人間ですので単純に「合う合わない」は

必ずあり得ます。従いまして皆様おひとりお一人

全員の方に適合する「良い人像」を語ることは

できませんし、語っても意味はない、と感じてお

ります。


★でも、私の経験から「人となり」は横に置いたと

しても、次の「3点」は共通なのだと感じておりま

す。そして当然にそれが「良い(管理)会社」にも

適用されるものさしだと思っています。


★その「3点」とは。


●単純、そしてあたりまえのことに私は行き着い

ております。

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●「良い人」「良い(管理)会社」を形成する

「3つ」の動き。

 ①ウソをつかない。正直である。

 ②約束は必ず守る。

  その場しのぎでのできない約束はしない。

 ③助けあっている。

   (他人に責任を押し付け合っていない)


★あたりまえの3つです。仕事場面だけでなく人生

置いても多分、この3つができていない人たち

とはき合いたくない、のではと感じるのですが

いかかでしょうか。

 

人間としてあたりまえのことをあたりまえに

できている人たちの集まりの管理会社が

「良い管理会社」である、

私はそう断言してしまいたいと思います。


◆できるできないを含めて「うそをつかない管理

会社」。

◆「約束したことは必ず守る管理会社」。

約束が守れそうにない時には十分な余裕期間を

もって報せ、次の約束を明快に提示できる管理

社」。

「その場しのぎのできない約束はしない管理会社」。

◆担当者だけでなくその上司など「会社組織をあ

て『みんなで』課題解決に動く会社」。

「責任のなすり合いを絶対にしない管理会社」。 


●さて、管理組合みなさま、日常的に管理会社の

「誰」に合っていますでしょうか。

●管理会社の誰がどんな時に皆さまを訪ねてきて

いますでしょうか。


◆管理開始の時に管理会社のどんな人があいさつ

にきていますでしょうか。


◆これも「管理会社」だけ「あたりまえのものさし」

から除外しているのでは、と思っております。


★契約に基づいて「管理業務」を管理会社がおこ

なっている、のです。契約です。そしてみなさまは

「発注者」「依頼主」「対価としてお金を支払う側」

なんです。


★これも「ビジネスのあたりまえ」として考えてみ

ばいい、のだと私は思っています。


●例えば、ビジネスの世界で年間500万円の仕

をいただいている会社には誰がお礼を込めて

お客さまを訪ねるのでしょうか。年間1000万円

だったら、年間5000万円だったら、年間1億円

だったら・・・。


●定時総会は多くの場合、管理会社との契約の

です。自動更新ではなく新たに契約。その相手

めて管理会社を総会で選定する。その場、

あるい総会議案を決める理事会に管理会社の

「誰が」くるのかである意味、その管理会社の

考え方が伺い知れると思います。


●いつも担当フロントマンと管理員さんだけ・・・。

●支店長などの役職者は全く姿をみせない・・。

●取締役なんて、まして社長なんか全く・・。


◆もし一般の会社でそんな対応の相手会社と気

よく取引できますでしょうか。継続したくなりま

す、でしょうか。わかり易く「あいさつ訪問」で話を

させていただいておりますが、そのような動きで

「会社全体、組織全体として自分たちを大切な顧

と認識しているか」が伺いしれるものと思えます。


いろんな役職の人たちが適切なタイミングで

言わないのに来てくれる、来る、そんな会社で

あれば何か起こった時にもきっと「担当者任せ

にするのではなく会社としてどうするのか」の

動きを取ってくれるのではと思うのです。


★そして!!来ないのであれば、是非、みなさまから

訪ねてでも管理会社の「トップ」「社長」に合って

管理に対してどんな想いで経営をしているのか、

どんな人物なのかを直接、感じられる動きをと

れるようアドバイスさせていただきます。


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★なぜなら、会社は組織。組織は「トップの想い」

よって動き方・対応の仕方が大きく異なって

いくものだから、です。


★同じ会社であっても「社長が変わればいきなり、

はないとは思いますが時間と共に変化していく」

これが組織のあたりまえでもございます。


★できるだけ「トップ」に会い、想いを確認し続け、

その語られたトップの想いと現場の言動

に不一致がない会社であれば安心できると

想えます。


●トップにあわなくともその会社の体質を知ること

ができる機会が実はあります。


★それは不祥事まずい事態になった時に、

会社の誰がすっとんでくるのか、によって伺い

しれると思います。


・時間経っても担当任せの会社。

・事態は一向に変わらない、良くならないのに

形だけの謝罪のために訪れてくる人間が段々に

偉くなっていく会社。

・役職者が飛んできてすぐに対処を指示して実行

していく会社。(役職者だからできること)


★みなさまにとって「良い管理会社」はどれなので

しょうか。

★そして、それはマスコミなどで報らされている「管

理会社選定指標から見えてきますでしょか」。


データではなくみなさまが体験され感じたこと

からしか見えては参りません。


◆でも、皆様が「こんな管理会社がいい」、この選定

項目はたぶん、ビジネスで考えれば「あたりまえの

ことをあたりまえにしている会社」「あたりまえにでき

る会社」となるのではないのでしょうか。


●「人間としてあたりまえのことをきちんとでき

人たちが集まっている管理会社」「組織として

お互いに助け合って事に対応する会社」となり

ます、そう想います。


★決して「学問的に、管理学とか難しく考え悩む

ことはない」のです。


★そして、それを確認するためには「管理会社の

トップ・社長面談を実施すること」だとも思います。


   今回も最終行までお眼を進めていただきまして

          ありがとうございます。

    ブログ掲載文字数制限にかかりましたので

       シート・言葉共に途中を割愛して

          書かせていただきました。

    管理だけでなく世の中全ての事象について

       頭で賢く難しく考えるのではなく

          人間としての心で

       優しく易しく「感じる」ことで

   いけばいい、これが私の根幹でもあります。

         ありがとうございます。

 にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村 道夫)