「人間力」って何?(前回の続き)~私の想い。人間力=MANNER~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

(前回からの続き)

コミュニティは単純に「ヒトの集まり・群れ」、

私の簡単な定義です。

そして

前回ではコミュニティを機能させていく力は

「人間力」と書かせていただきました。


では・・・

人間力」とは何なのでしょうか。


今回はこの「人間力」に関しての「私の想い」を

していきたいと思います。

(難しく頭で考え込んで悩んでいたけれども自分

想いにはできなかった時期を過ぎて、心で感

じるようにしたとたんに易しく私の想いが浮かん

できました。1991年頃だったと思います)



  『人間力』って何なんだろう?

~コミュニティを活き活きさせていく原動力

  それは「一人ひとりのもつ「人間力」の発揮~


●「人間力」を考えていた時に私にとてつもないヒン

ト、キッカケを与えてくれたもの、それは英和辞典を

眺めていた時にぶちあたった「ひとつの英単語」で

した。


★それは「MANNER」(マナー)と言う単語。


★「マナー」は「行儀とか作法」なんて教えられ、挨拶

の仕方とかテーブルマナーとか敬語の使い方とか、

名刺の受け渡し方・・・・・どちらかと言えば、「こうしな

ければダメ」(笑われるよ・・)的に子供のころから教

られ、私もそう思って生きてきていました。


◆でも・・・・。悩み悩んでいた時にこの「MANNER」

言う単語にぶちあたった時、瞬間的に私の心に感

じたのです。


MANNERと言う単語、

       MANNERと言う英語はすごい!!



●その時に行っていた私の心の中での作業は単純。


●今でも行っている私の癖のひとつでもあります、

数式化。定義づけの数式化とでも言えるかな、と思

います。定義づけしたい対象を「数式の左辺」にお

き、「その定義なのでは、と思えることを右辺」に

置いてふたつを「=」でつなげる、こんなやり方で

す。


★その私のやり方である意味私自身に感動を与え

数式化、それは

     MANNER=MAN+(N)ER

でした。

 (E)は発音上子音を重ねている。



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MANは「人間」。「ER}は英語の動詞に付加す

と「~する人」となる言葉。


●これだけで私の何年もかかって考え悩み探し求め

いたものが一挙に解決いたしました。


●MANは動詞ではないので英文法的にはおかしい

想いますが、THINK過程ではそんなこと関係あり

ません!!!!!!!!!!!!!!!!


●「自分がそう想う」ことが正解なのです。


★マナーは「人間をする人」。すごい!!!!


★そして、じゃぁ「人間するって何なんだろう」を考え、

自分で定義づけすることが必要になり、書籍とか辞

を入り口といたしました。(調べました)

(この時には既に「ヒトと人間の二つの言葉にも絶対に意味ある

ず、意味を持たせるべきだ、と感じておりました)


●先ずは「生物学的?」に「ヒト」を調べるととてつも

く長くて沢山の属種を重ね続けることでようやくと

「ヒト」にぶちあたる。



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●これでは、「想いの構築」の助けにはなりません。

でもこの時に「そうだ!!ヒトって動物」しかも「

では生存確率のとっても低い弱い動物」「他の

強い肉食動物に食べられてしまう存在」なんだよな、

感じ、それが私のひとつの想いの柱にもなっており

ます。


●「頭で」更に調べ続けました。沢山調べましたが

そこから残した一枚が下のシートとなります。


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●学校でも習いました。「ホモサピエンス」。

●「知恵のあるヒト」。


ここからは単純な想いがひとつ生まれました。


★困った状況に直面した時に「知恵をだせるのが

ヒト」。「困難直面の時に知恵をださなければ

ヒトではない」。


●そして次のTHINKING。

●いろいろな辞書そしてネットでのフリー百科事典

ウィキペディア・・・どんどん私の想いの形成にヒント

を与えてくれました。徹底的に考えていたからこそ、

普段は何の感じも受けずに眺めていた「文字」が

ヒントになってくれた、のだと思っております。

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●動物の行動や習性を3つに分けて書かれていま

した。

  ①本能行動

  ②学習行動

  ③知能行動


●私はここで次のように感じました。

  現代のヒトにおいては本能行動はほとんどみら

  れ学習行動と知能行動が特に発達してしまっ

  てる。

  ⇒だからこそ「正しい人間教育」が不可欠なのに

   現実は・・・。


●そして、

多分「人間力」ってのは学習とか「知能」とか
   で養われていくものではなく

           「本能」にあるのでは!?と。


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★ヒトが本来持って生まれてきている

「動物としてのヒトの本能」を捨て去り、大切にす

ことなく「誤った学習行動」「誤った知能行動」

続けているのではないのだろうか。

そうすとんと心に想いとして浮かんできていました。


●学習そして知能も「ヒトとヒトとの間で生活を通し

育まれたものならきっと問題は全くない」と想い

ます。

でも・・・

実体験からではない学習目的を誤ったバーチャルな

学習とそこから身についてしまった誤った「知能」

そしてそれをいさめることをしない。諌めることができ

大人たち・・・・の現代社会。


●「動物としてのヒトの本能に戻ろう」

「単体で生きていくことのできない弱い動物として

ヒトの本能をきちんと理解して発揮させていけ

るようにしたら」・・・そんな想いが浮かんできました。


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●調べを続けていくと「人間の特徴」項目がありま

した。


●「言語の使用」「思考の能力」。


●私の想い形成を助けてはくれません、でした。


●でもここで「ヒトと人間」。ずっと私が使い続けて

いる自分なりの定義がここから産まれてきています。


  社会とはヒトと言う動物が生きていくために

  形成する群れ・集団


  生活とは社会で生きていくこと


  人間とは「社会に生きる(=生活)ヒトのこと。


●だから単純。

コミュニティとはヒトが形成する「群れ・集団」

のこと。「ヒトの集まり」なんです。これでいいじゃ

ないですか、そう思います。


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コミュニティを考えていくときに「学問的」「知

的」定義づけにのめりこんではいけない

のめりこむと大きな間違いを引き起こすかも、

私の想い、です。


●ヒトの「本能力」が「人間力」?。


★ヒトの本能。私は先にも書かせていただきました

「ヒトは自分一人(単体)では生を重ねていく

ことのできない弱い動物」なのですから「生を重

ねていくためには「助け合って生きていく」ことに

なるはず、そう想います。


●助け合って、助けられて助けて・・・・

それが「優しさ」となるかな、と私は思いました。


●でも、これだけでは「人間力」の自己定義に足り

せんでした。

なぜなら「種に対する『優しさ』は人間以外にも

る行動なので・・・。



●では、他の動物になくヒトだけが持っているもの

何なのでしょうか。


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●悩み考え続けました。そしてこれまたひとつの「単

語」に自分の想いを重ねることができました。


●今度は「日本語単語」です

感性』の二文字だったんです。


●学問的にどうなのかは私の想い形成には関係あ

ん。私自身がそう想うことで想いは形成されて

いくですから。
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★「感性」。この言葉を見て私は勝手に自分でこの

言葉に定義づけをいたしました。


★感性とは・・・

 自分以外の存在の心の状態を

               感じとろうとすること


 自分以外の存在の心の状態を感じ取れる力


●ちなみにこの定義のヒントは「感性」の「」の文字

が私に与えてくれました。


●「性」の文字は『心』と『生』のふたつの文字で構成

されています。勝手にこう解釈しました。しています。

         性=心+生


●「生」は生きている・・・「今」と捉えることもできる

 「心」は心。

   ↓

  刻々と変わっている(いく)相手の心の状態

   ↓

 だから「感性」とは・・・・・・

   刻々と変わっていく相手の心の状態を

      感じとること・感じとれる力。

   

●この「感性」と言う本能力を発揮して

    優しさの行動をすることができる

        これが人間力

私は思い続けております。


   ●感性をひっくり返すと「性感」になります。

     よくわかりませんがこれはたぶん「本能としての

     動物として自分の心を自分で感じる(本能を感ずる)」

     ってことなのかと・・・。


●決して「読心術」とかのテクニックなのではありま

ん。人間が全身を使って表す心の状態を感じと

る、感じとれる本だと思います。

 手の上げ下げ・目の焦点の移動・眉の上下・

 貧乏ゆすり・脚の組み換え・口の開き方・・・・

 相手のあらゆる身体箇所の様子から

 「どうしてほしいのか」の心を感じとれるのです、

 私たち、人間は。

そしてこれがMANNERなのでは、とも・・。


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          今回も長くなりましたが

   今回も最終行まで目を進めていただきまして

          ありがとうございました。


  人間力、本当にこんな力があるのかは関係ありません。

               でも

   私たちは「群れ・集団を形成してしか生きていくことの

      できない弱い動物、ヒト」なんです。


      とてつもなく長い時間と技術革新が

人間に与えてしまった「大きな誤解」(一人で勝手に生きていける)を

  解きほぐし一人一人が改めて「人間(社会に生きるヒト)」として

          考え動いていくことが必要だと

            素直に感じております。


                  決して

     コミュニティ形成ノウハウ・コミュニティ形成技術・

    コミュニティ形成仕掛け・・・・が入り口では絶対にない、

            改めて考えております。


    コミュニティ形成の入り口は一人一人の「心」にあります。

               あるはず、です。


            ありがとうございます。


               にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ

                       入道(入村 道夫)