2001/4 コスモスライフ経営方針書(3-2) ハートonハード | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

この経営方針書の中で「今後の事業展開の方向性」として

いまでも私がよく用いている<<ハートonハード>>の記載が

ありますので書き抜いてみます。



●私たちが現在、中心的事業として営ませていただいている

 マンション管理。マンションは住宅、では人間にとって住宅

 とは?


●人間と住宅との関係・・・。


●人間の歴史を追いかけていくと私たち人間が『住』を意識し

 だしたのはおそらく2万年程前から始まったと言われており

 ます「温暖化による氷河の後退と海面上昇」を契機にしてい

 ると思われます。


●その後、世界気温が更に上昇してくるとナイル川流域、近東

 各地に『小麦』が辞世しはじめ、それを求めて人間が「定住」

 を覚え、農耕を始めました。


●それが今からおよそ14000年前、とされています。


●と、しますと人間にとっての「安定した住居」・「快適な住環境

 への要求」は狩猟の生活から農耕生活への変化と共に発生し

 14000年の歴史をもつ正に『歴史的課題』であるということが

 できます。


●獲物を追いかけ、原野を駆け巡っていたときには「定住」と意識

 はありませんので「雨露・風雨をしのげれば」であり、毎日同じ

 ところに住むことによって初めて『快適さ・アメニティ』を追求しは

 じめ、今日もその追求を続けている訳で、私たちが提供させて

 いただいている「管理業」はこの人間にとっての歴史的課題の領

 域である、と考えたいと思います。


●アメニティ・快適さ・・・人間にとって住宅は『活き活きした明日を

 築いていくためのエネルギー源であり、明日への意欲、夢としあ

 わせを増幅する機能をもっていなければならない』と私は思って

 おります。


住まわれる人たちのこころに感応した動きをしていきたい


●私たちは単にマンション・ビルという建物<<ハード>>を管理させて

 いただくのではなく、そこに住まわれる人、そこに働く人の『快適さ』

 (<<ハート>>)を支援(サポート)させていただくのだ、との認識を新た

 にして事業領域を改めて認識していきたいと思います。


●『ハードの管理にハートの支援』=『ハートONハード』。


●「これから」。


●私は「ハートの支援(生き方・生活の支援)」を大きく付け加えていきた

 い、と考えます。


★Heart on Hard。


(追記)

このハートONハードに関しては現在は更に拡大しており

次のような使い方をよくいたしております。


 ※ハードの欠陥はハートで補うことができる。

             但し、

     ハートの欠陥はハードで補うことは

          絶対にできない。


  どんな意味合いなのかは感じとっていただけると

  思いますが、後日、「にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ」

  ~『生きること・働くことそして経営すること』と題して

  書き連ねていこうと思っていますので

  その時に書かせていただきます。